カテゴリー「記念入場券(JR北海道)」の4件の記事

2022年8月14日 (日)

新千歳空港駅開業30周年記念入場券

今年の7月1日から、新千歳空港駅の開業30周年記念入場券が発売されました。3枚セットで、台紙付きです。発売枚数は3000部限定です。この入場券と、宗谷本線の南稚内、音威子府、天塩中川の記念入場券が発売されるというプレスリリース(6月16日付)を見て、すぐさま航空券の手配をし、7月1日のAIRDOで千歳に飛びました。
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362000062(1枚目)
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362000064(2枚目)
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 3000部なので初日に行けばさすがにあるだろう、と思っていましたが、余裕でした。これまで新千歳空港駅に乗り入れた快速エアポートの歴代車両の絵が描かれています。台紙には、これまでの歴史と車両解説と道内の路線図が載っています。裏側には、30周年記念のスタンプを押すところがあります。スタンプは入場券を買わずとも押せるよう、通路に置いてありました。

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(中面。右に入場券をセットできるようになっています)
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(裏表紙とスタンプ。台紙はクリックすると拡大します。)



 

 

根室駅開業100周年記念入場券

 根室駅が去年の8月5日で開業100周年を迎えたことを記念して、「根室駅開業100周年記念入場券」が発売されていました。発売期間は、去年の4月1日から11月30日までで、以降売り切れ次第終了となっていました。要するに枚数制限はなく、期間限定で増刷するが、期間終了後は無くなるまで、という売り方です。
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 絵柄は、建て替え前の駅舎で、今の駅舎とは異なります。ちなみに、今の駅舎には、蕎麦屋さんが入っていて、ここの鍋焼きうどんが気に入っています。この日は12月中旬にも関わらず、真冬日で、地元のお客さんが、まだ12月なのにしばれるねぇ、と言いながら入って来ました。根室管内の太平洋側は夏になると、海霧が発生することが多いので、観光するなら冬の方が天気はいいです。このあたりはさほど雪も降りませんし。

 12月中旬に中標津空港から根室管内に入り、購入しました。同時に釧路駅でも「釧路駅開業120周年記念入場券」を発売していましたが、こちらはもう既に売り切れていました。枚数限定だと発売開始すぐに売り切れてしまうことが多いので、個人的にはこの売り方の方がいいのですが、なにか事情があるんでしょうか。

 そういえば、今年の3月に、ラベンダー編成の試運転列車が根室まで初めて運転されていました。キハ261が根室まで来るのは初だそうです。花咲線区間の根室本線で運転される観光列車は今のところありませんし、10年前のキハ183系お座敷車の「北太平洋花と湿原号」以来なにもないと思っていますが、景色は道内屈指ですので、たまには臨時快速でも走らせてほしいものです。

 

 

2022年7月31日 (日)

稚内駅新駅舎グランドオープン10周年記念入場券

 4月末から稚内駅で、「稚内駅新駅舎グランドオープン10周年記念入場券」が発売されていました。発売枚数は、4000枚で、7月末現在、すでに売り切れているようです。
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 私が初めて稚内へ行ったときは、新駅舎が完成した後で、旧駅舎は跡形もなくなっていたので、旧駅舎は見たことがありません。稚内駅といえば、ガラス張りの現代的な明るい駅舎、という印象です。この入場券は、「花たび そうや号」に乗りに行ったときに買いました。そのときでまだ2000枚に達していなかったので、いくらなんでも4000枚は印刷しすぎでは?と思っていましたが、無事売り切れたようです。

 

 

 

2022年7月17日 (日)

南稚内駅開駅100周年記念入場券、音威子府駅開駅110周年記念入場券、天塩中川駅開駅100周年記念入場券

 最近のJR北海道は、しおり型の記念入場券商法に目覚めてしまったようで、各地で何かしら記念にできそうなネタがあると、すぐ印刷して発売しています。きっぷ収集家としては、枚数限定でかつ北海道の入場券は個人的にデザインが気に入ったものが多いので、つい集めに行きたくなってしまいます。誰かに頼むとか、いくらでも方法のある時代ですが、こういうものは、売り切れないかハラハラしながら現地に向かって、窓口で自分で買うからいいのだと思っています。

 JR北海道の策略にまんまとはまっています。200円の記念入場券を買うために、千歳から12000円払って宗谷管内まで往復してきたので。こういう記念入場券は印刷すればしただけ売れるので、いくらでも企画してどんどん売ればいいと思っています。乱発されると、その度に渡道したくなるので困りますが。。

 7月2日から、宗谷線周年企画と称して、「南稚内駅開駅100周年記念入場券」と、「音威子府駅開駅110周年記念入場券」、「天塩中川駅開駅100周年記念入場券」が発売されました。南稚内は、樺太連絡船に接続する旧稚内桟橋駅が稚内駅に改称するまでは「稚内」駅を名乗っていました。開業は1922(大正11)年で、宗谷線(のちの天北線)鬼志別~稚内間の開業とともに設置されています。


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(南稚内駅開駅100周年記念入場券)
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(音威子府駅開駅110周年記念入場券)

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(天塩中川駅開駅100周年記念入場券)
 音威子府は、宗谷線が1912(大正元)年に当地まで延伸されたことに伴い設置されています。その後稚内への鉄路は、天北線経由が先に建設され、小頓別、鬼志別と延伸されています。1922年(大正11)年に、誉平(ぽんぴら)駅まで、天塩線(のちの宗谷線、今の宗谷本線)が延伸されると、音威子府はその分岐駅として栄えました。誉平駅は、今の天塩中川駅です。

 そういう歴史的背景から記念入場券が発売されると発表されたので、2、3日のうちには、急遽宗谷方面へ行く旅程が構築されました。新千歳空港で、これまた開業30周年記念入場券を購入し(これもそのうち記事にします)、「HOKKAIDO LOVE!6日間パス」を使って、旭川で1泊、7月3日(日)、朝の特急「宗谷」で一路、南稚内を目指します。

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2022_07040061(南稚内駅)
 各駅発売枚数は1000枚だったので、2日目ならさすがにあるだろうと思ってはいましたが、券番は、658番と3分の2近く売れていました。ノシャップ岬を観光したあと、旧天北線転換バスの宗谷バス天北宗谷岬線に乗車し、その日は、猿払村で1泊しました。翌日、音威子府行きのバスで14時過ぎに音威子府に着きました。このバスも2年以内には、デマンド交通に移管されるとかされないとかいう話が出ています。以前にも同じような話が出て、結局デマンド交通の方が維持費がかかるとかで立ち消えになっていますが、あまり油断はできません。

2022_07040124(鬼志別にて)
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2022_07040194(音威子府駅)
 話は逸れましたが、音威子府でも無事に購入できました。天塩中川駅は無人駅ですので、2駅分まとめて音威子府駅窓口での発売です。日曜休みなので、2日目でしたが、半分以上券番が進んでいて驚きました。

 JR北海道のプレスリリースによると、石北線90周年企画も進んでいるようで、これとキハ281系、キハ183系引退も併せてまた各地で記念入場券やら記念きっぷやらが発売されそうで、また行こうかと思っています。