カテゴリー「記念きっぷ」の5件の記事

2024年1月21日 (日)

のと鉄道観光入場券

 元旦の16時過ぎに能登地方で地震があったのは周知の事実です。被災者の方にお見舞い申し上げます。

 神戸の実家に帰省中で、正月のおせち料理を食べ、14時頃に、IRいしかわ鉄道の車補の記事をアップし、15時半過ぎに、いつも通りジョギングに出ました。公園を通ったとき、傍のマンションからおばちゃんがベランダに出てきて、隣の人と、「ちょっと地震よ、めちゃでかいの来とーで」と言っているのを聞いて、初めて地震があったことを知りました。走っていたので私はなにも感じませんでしたが、家にいた弟は、揺れに気付いたそうです。神戸市は、震度2、3くらいだったそうです。

 さて、七尾~穴水間を走る、のと鉄道も被害を受けています。のと鉄道は上下分離方式で、施設はJR西日本が保有していることもあるのか、2月中旬には、七尾~能登中島間で復旧させる方針が示されています。

 北陸新幹線敦賀延伸開業関連のきっぷを収集しに、昨年10月末に、和倉温泉行きの特急サンダーバードから、穴水行きに乗り継ぎました。終点の穴水駅は、かつて輪島方面と珠洲方面の分岐駅だったため、構内は広く、駅舎は、道の駅併設です。のと恋路号が保存されていました。駅事務室には、マルス端末があって、JRの乗車券類の発売も行なっています。ここできっぷを買ったこともあります。観光入場券を発売していたので、全駅分購入しました。カラー印刷の綺麗な硬券です。

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163000092(田鶴浜駅)
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163000102(笠師保駅)
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163000112(能登中島駅)
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163000122(西岸駅)
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163000132(能登鹿島駅)
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163000142(穴水駅)

 のと鉄道の公式SNSによると、穴水駅舎も大きな被害を受けたようです。穴水町は、能登半島のまだ入り口で、その先、珠洲まで以前レンタカーで行ったことがありますが、海沿いの国道249号線を走って、1時間以上かかった記憶があります。能登半島は広いです。能登はちゃんと回れていないところが多いですが、風光明媚な観光地も多く、早く復興することを願うばかりです。当分の間、このブログでは、北陸新幹線関連を扱おうと思います。
2023_10220392(能登鹿島にて)

 最後に、このブログで、僅かながらも収益が発生しているので、発生した収益は当面の間、全額被災地に寄付する方針です。

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2020年9月26日 (土)

土合駅記念入場券

 日帰りで、十日町の蕎麦屋さん(Abuzakaさん)に行ってきた帰り、18きっぷだったので、上越国境を越える最終列車で水上に着きました。ちなみに、この列車は2両編成です。

 特にすることもないですが、改札を出て、ぶらぶらしていると、「土合駅記念入場券発売中」のポスターを見つけました。350000151_20200926152901
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 水上は、窓口が廃止されて久しいので、改札で発売しています。1枚買い求めてみました。D型硬券に、台紙がついています。新型コロナウイルスの影響で吹き飛んでしまった群馬DCのキャンペーンの一環だったようで、台紙にその旨の記載がありました。少し調べてみましたが、高崎支社からのプレスリリースなどは無さそうです。見つけられていないだけかもしれません。よって、発売枚数などはよくわかりませんし、いつまで売るのかもわかりません。Twitterで検索をかけてみたところ、9月20日現在、まだ発売中のようですが。

 

 

 

2020年9月16日 (水)

門司港駅入場券

2020_08310328 (門司港駅)
 門司港駅は、関門トンネルの開通まで、対本州の玄関口として栄えていた駅です。現在の駅舎は1914(大正3)年に建造された2代目で、当ネオルネッサンス様式の洒落たデザインです。2019年に復元が完了し、当時の駅舎が今も使われています。

 門司港は、「門司港レトロ」として、明治から昭和初期のレンガ造りの建物等が残る観光地で、当駅はその一つとされています。みどりの窓口では、通常の入場券とは別に、昼間と夜間の噴水広場を写した記念入場券を2種類発売しています。

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 駅構内で積極的に告知を行なっているわけではありませんが、窓口に行くと、さりげなく宣伝しています。

 1枚ずつ買うと、特に日付を入れられることもなく、そのまま渡されました。ちなみに、これを購入したのは、今年の8月31日です。

 

 

 

2020年6月 7日 (日)

札沼線④記念入場券

 札沼線のラストラン記念として、廃止区間の北海道医療大学~新十津川間の入場券が発売されました。入場券としては、新十津川、浦臼、石狩月形、石狩当別、桑園の5駅分で、それ以外の駅は入場券を模した「記念券」になっています。

 1駅の入場券に3駅分の記念券がセットになっており、5駅分(5セット)すべて集めると、桑園、石狩当別~新十津川の全駅が揃うようになっています。

 発売は、令和元年12月1日からで、営業終了となる今年の5月6日までとされていました。また、桑園駅の発売分には、記念品と引き換えられる券がついており、全駅分揃えたうえで、半券を切り取り、沿線の指定店舗で700円以上の買い物、又は食事等をした際にスタンプを押してもらうと、札幌駅の北海道四季彩館で記念のクリアファイルがもらえる特典もあります。こちらも引換は5月6日までとされていました。

 3月初旬に札沼線の各駅をめぐり、これら5駅分すべて集めました。駅ごとに切り離すと、「わがまちご当地入場券」と同じサイズになるので、一緒にファイルに収めました。私は新十津川から入って、桑園方面へ向かったので、指定店舗で買い物はしていますが、スタンプを押してもらうことができなかったので、特典引換はしていません。

 このあと、札沼線は4月17日の新十津川1000発石狩当別行き列車をもって、突如運行を中止し、そのまま廃止となりました。その経緯は、「札沼線③ラストラン」でまとめていますので、そちらをご参照ください。

 運行が終了したため、桑園、石狩当別以外の記念入場券は、発売中止となりました。GW中に札沼線に乗り、記念入場券を集めようとしていた人も大勢いたと思われます。この救済措置として、JR北海道は、4月17日にプレスリリースを出し、4月末日必着で、郵送による5駅セット販売を行なうと発表しました。本社営業部宛に、現金書留で入場券代1000円と、送料(赤レタパ)520円を郵送するよう記載されていました。
 350000081 350000082 (桑園駅)

350000091 350000092 (石狩当別駅)

350000101 350000102 (石狩月形駅)

350000111 350000112 (浦臼駅)

350000121 350000122 (新十津川駅)
(いずれもクリックすると拡大します)

 運行が終了したため、桑園、石狩当別以外の記念入場券は、発売中止となりました。GW中に札沼線に乗り、記念入場券を集めようとしていた人も大勢いたと思われます。この救済措置として、JR北海道は、4月17日にプレスリリースを出し、4月末日必着で、郵送による5駅セット販売を行なうと発表しました。本社営業部宛に、現金書留で入場券代1000円と、送料(赤レタパ)520円を郵送するよう記載されていました。

  私は5駅全て揃えていましたが、切り離してしまっているので、綺麗な状態のものを1セット保存しておこうと思い、申し込みました。

 それから1ヶ月ほど経って、5月30日にようやく届きました。JR北海道によると、予想以上の申し込みがあり、5月中にはなんとか発送を終えられたそうです。郵送販売であれば、現地へ行く予定のなかった人も簡単に申し込めたので、現地で売るより、よほど売れたのではないかと推測しています。新型コロナの煽りで、大赤字を出しているようなので、少しは補填になったのではなかろうかと思います。

 クリアファイルの特典引換は、9月30日まで延長されているので、機会があれば、引き換えてきたいと思っています。

 

 

 

2020年4月26日 (日)

「海里」Debut記念入場券

 昨年の10月5日から羽越本線の新しい観光列車「海里」が運行開始しました。JR東日本の新型観光列車HB-E300系の4両編成で、言わずと知れたハイブリッド車両です。車内は、1号車が通常のリクライニングシート、2号車は、半個室のコンパートメント、3号車は、車販カウンターとイベントスペース、4号車は、ダイニング車両です。このうち、4号車のダイニング車両は、びゅう旅行商品限定で、沿線の有名料理店監修の食事付きです。

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 ↑(クリックすると拡大します)
 この「海里」運転開始に合わせて、新潟、鶴岡、酒田など沿線の主要駅で、「海里Debut記念入場券」が発売されました。1500セットの限定発売です。

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 ↑(これも拡大します)
 11月初旬の3連休に、「きらきら日本海パス」を使って、庄内地方を旅行していたとき、鶴岡駅の窓口で、「海里 記念入場券 発売中」と書いたボードを見つけました。窓口氏に、「これってまだあるんですか?」と聞くと、「ありますよ。あと5セットくらいかな」と言うので、衝動的に1セットお買い上げしてしまいました。この手の記念入場券は、すぐさま完売してしまうイメージだったので、1ヶ月も残っているとは思いませんでした。大行列で瞬時に完売してしまうより、ほしい人が買える方が個人的にはいいと思うのですが。

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350000075 (中の硬券)
 そういうわけで、台紙つきの記念入場券です。外表紙は、広げると4両編成がつながります。中は、車両工場から輸送される「海里」の写真が貼ってあります。硬券の入場券は、表面は普通ですが、裏に「『海里』Debut記念入場券」と印刷されています。

 これを買って、そのあとすぐに新潟行きの快速「海里」に乗りましたが、すぐ気に入ってしまいました。今は運休中ですが、運転が再開されたら、また乗りに行こうと思っています。