西九州新幹線開業前の浦上駅
今週の9月23日に、西九州新幹線が部分開業します。武雄温泉乗換や、途中駅の営業体制の是非など、いろいろと言われていますが、とりあえず置いときます。西九州新幹線が開業するので、これまで博多長崎間を通しで走っていた特急「かもめ」は、博多武雄温泉間の特急「リレーかもめ」と、新幹線の「かもめ」になります。
それに伴って、肥前鹿島~諫早間では、特急列車の運転がなくなり、なおかつ、特急が来なくなる、肥前浜から長崎までの長崎本線は、全て気動車運転となり、架線はそのうち撤去されます。長崎近郊の列車は、今でも大村線直通の方が本数も多く、諫早までの区間列車でも、気動車列車が多くあるので、架線撤去自体は特段驚きではありませんでした。ただ、諫早~肥前山口(江北)間の気動車列車に、どっかから持ってきたキハ40系列を少しだけリニューアルして投入するとは思いませんでした。せめてキハ200系列とかだと思っていましたが、本当は経営分離してしまいたかったJR九州のやる気のなさを具現しているのか、などと勘ぐってしまいます。
いずれにせよ、長崎駅から在来線特急は消え、電車も無くなります。先月末に、これら無くなるものの見納めに行ってきました。長崎まで885系「かもめ」で直行し、折り返し、817系の鳥栖行きで浦上へ行きます。浦上駅は、高架化されたばかりの駅で、特急も全列車停車します。ところが新幹線の開業後は、ローカル列車だけになり、ホームは4両もあれば十分なので、特急対応の残り4両分は、仮設でした。
(817系。長崎にて)
(長崎駅留置線)
長崎から浦上までは、路面電車の方が便利なので、こんな区間でわざわざJRに乗る人はほぼいません。ちなみに、新幹線開業後に発売されるネットきっぷは、浦上発着の設定もあり、これらは、長崎まで新幹線に乗って、折り返せるそうです。本数の少なさがネックですが。
浦上駅は、窓口と多機能券売機が1つずつあります。券売機では、特急券も買えます。長崎までの特急券設定はありません。路面電車に乗ってください、ということでしょう。
(浦上駅あれこれ。クリックすると拡大します)
諫早まで乗るので、乗車券と特急券をセットで買いました。そうすると、どちらも85mm券になります。乗車券には、「長崎線経由」と記載があります。特急が無くなると、この口座も設定が無くなると思われます。
(長崎行きの885系「かもめ」)
特急券は、何気ない普通の券売機券ですが、これももちろん買えなくなります。ホームに上がって、さっき乗ってきた885系の折り返し「かもめ」に乗りました。
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