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2022年7月17日 (日)

南稚内駅開駅100周年記念入場券、音威子府駅開駅110周年記念入場券、天塩中川駅開駅100周年記念入場券

 最近のJR北海道は、しおり型の記念入場券商法に目覚めてしまったようで、各地で何かしら記念にできそうなネタがあると、すぐ印刷して発売しています。きっぷ収集家としては、枚数限定でかつ北海道の入場券は個人的にデザインが気に入ったものが多いので、つい集めに行きたくなってしまいます。誰かに頼むとか、いくらでも方法のある時代ですが、こういうものは、売り切れないかハラハラしながら現地に向かって、窓口で自分で買うからいいのだと思っています。

 JR北海道の策略にまんまとはまっています。200円の記念入場券を買うために、千歳から12000円払って宗谷管内まで往復してきたので。こういう記念入場券は印刷すればしただけ売れるので、いくらでも企画してどんどん売ればいいと思っています。乱発されると、その度に渡道したくなるので困りますが。。

 7月2日から、宗谷線周年企画と称して、「南稚内駅開駅100周年記念入場券」と、「音威子府駅開駅110周年記念入場券」、「天塩中川駅開駅100周年記念入場券」が発売されました。南稚内は、樺太連絡船に接続する旧稚内桟橋駅が稚内駅に改称するまでは「稚内」駅を名乗っていました。開業は1922(大正11)年で、宗谷線(のちの天北線)鬼志別~稚内間の開業とともに設置されています。


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(南稚内駅開駅100周年記念入場券)
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(音威子府駅開駅110周年記念入場券)

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(天塩中川駅開駅100周年記念入場券)
 音威子府は、宗谷線が1912(大正元)年に当地まで延伸されたことに伴い設置されています。その後稚内への鉄路は、天北線経由が先に建設され、小頓別、鬼志別と延伸されています。1922年(大正11)年に、誉平(ぽんぴら)駅まで、天塩線(のちの宗谷線、今の宗谷本線)が延伸されると、音威子府はその分岐駅として栄えました。誉平駅は、今の天塩中川駅です。

 そういう歴史的背景から記念入場券が発売されると発表されたので、2、3日のうちには、急遽宗谷方面へ行く旅程が構築されました。新千歳空港で、これまた開業30周年記念入場券を購入し(これもそのうち記事にします)、「HOKKAIDO LOVE!6日間パス」を使って、旭川で1泊、7月3日(日)、朝の特急「宗谷」で一路、南稚内を目指します。

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2022_07040061(南稚内駅)
 各駅発売枚数は1000枚だったので、2日目ならさすがにあるだろうと思ってはいましたが、券番は、658番と3分の2近く売れていました。ノシャップ岬を観光したあと、旧天北線転換バスの宗谷バス天北宗谷岬線に乗車し、その日は、猿払村で1泊しました。翌日、音威子府行きのバスで14時過ぎに音威子府に着きました。このバスも2年以内には、デマンド交通に移管されるとかされないとかいう話が出ています。以前にも同じような話が出て、結局デマンド交通の方が維持費がかかるとかで立ち消えになっていますが、あまり油断はできません。

2022_07040124(鬼志別にて)
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2022_07040194(音威子府駅)
 話は逸れましたが、音威子府でも無事に購入できました。天塩中川駅は無人駅ですので、2駅分まとめて音威子府駅窓口での発売です。日曜休みなので、2日目でしたが、半分以上券番が進んでいて驚きました。

 JR北海道のプレスリリースによると、石北線90周年企画も進んでいるようで、これとキハ281系、キハ183系引退も併せてまた各地で記念入場券やら記念きっぷやらが発売されそうで、また行こうかと思っています。

 

 

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