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2021年10月10日 (日)

美作国やまもりきっぷ

 7月の4連休に実家で何気なく新聞を見ていると、阪急交通社の広告に、「企画列車」という文字があるのを見つけました。旅行会社主催の団臨だと、専用列車とか貸切列車、とか書かれますが、この「企画列車」というのはあまり見ません。気になったので調べてみると、どうやら津山線で運行される「美作国やまもり号」という列車で、食事付きらしいということがわかりました。もう少し調べると、JR西日本おでかけねっとで、「美作国やまもりきっぷ」なるきっぷが発売されていることがわかりました。この列車に乗車するには、このきっぷを購入することが必須で、乗車券、指定席券、食事料金がセットになって発売されており、ほかの乗車券類では乗車できないが、一般にも開放されているようです。

2021_09180035(亀甲にて)
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2021_09180012(岡山にて)

 列車の運転は、7月から9月までの隔週の土曜日で、車両は、キハ47系の「ノスタルジー」車両だそうです。しかも、「美作国やまもりきっぷ」は、JR西日本のトクトクきっぷ専用予約ダイヤルでのみ発売(JWESTカード会員は、会員専用ダイヤル)で、窓口や券売機、ネットでは一切発売していませんでした。

 

 とても面白そうなので、乗ってみることにし、1か月前10時に会員専用ダイヤルに電話をしてきっぷを予約しました。きっぷは、企画券本体と指のみ券、食事予約券の最低3枚になると予想しましたが、三ノ宮駅で受け取ってみると、本体と指のみ券の2枚だけで少し面食らいました。この列車に乗車するための専用きっぷなので、必ず食事料金が含まれているから食事券は不要ということなのだと思います。価格は6000円です。
331000101

331000102
 当日岡山から列車に乗り込むと、ボックスシートには、ホームセンターで買ってきたと思しき折り畳み式のテーブルが設置してありました。車内はほぼ満席です。食事として提供されるのは、岡山の郷土料理、「かえし寿司」で、要するにばら寿司ですが、岡山藩主の倹約令に反発した庶民が、鮓飯の下に具材を隠して、ひっくり返して食べていたのが由来だそうです。

2021_09180025(座席)
2021_09180020(かえし寿司)
 津山線は車窓としてはごく平凡ですが、途中の亀甲駅で長時間停車します。駅舎が亀の形をしているので有名です。ここで地元のおもてなしがあり、駅前の商工会議所で、たまごかけご飯の振る舞いがあります。地元の玉子を使っていて、黄身が赤く、おいしかったです。商工会議所の中の研修室に机と椅子が並べられていて、そこで食べます。出るときに「おかわりありますよ」と言われましたが、もうお腹一杯でした。おいしいので、もう1杯ほしいところでしたが…

2021_09180033
2021_09180032(亀甲駅とたまごかけご飯)
 津山に着いてからは観光周遊バスに連絡しており、ツアー客はそちらに乗り継いでいました。この列車は津山線の新しい観光列車で、どういう企画をするかを考えるための試験だと思います。先日観光列車の名称が発表され、「SAKU美SAKU楽」(さくびさくら)と決まりました。定期的に運行される列車の前段階として運転された列車に乗るのは久しぶりです。「リゾートビュー星空」に乗ったときは、野辺山駅からバスでホテルに送迎され、指定券だけで乗車してきた人にもポトフがふるまわれ、ホテルの芝生で星空観察会があるなどしていましたが、「HIGHRAIL星空」では駅前で星空観察で、送迎もポトフもありません。津山線も、商工会議所の研修室でたまごかけご飯は食べられないと思いますが、たまごかけご飯はおいしかったので、これは取り入れてもらいたいです。

 

 

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