« 花たび そうや号 | トップページ | JR・おれんじぐるりんきっぷ »

2021年9月12日 (日)

4線連絡乗車券その2

ご無沙汰しております。夏季集中旅行期間が終わって暇になったので、ぼちぼち再開します。そもそも休止のお知らせはしていませんが。

以前東武鉄道線内から会津若松までの4線連絡乗車券を紹介していますが、同じく4線連絡のJR側からのきっぷもあります。この4線連絡乗車券とは、会津若松発着で、JR只見線、会津鉄道、野岩鉄道を経由して東武線内の主要駅(特急停車駅と言われています)までの普通乗車券のことです。

 「4線連絡」というのには理由があり、これは旅客連絡運輸規則にを根拠とする連絡乗車券ではありません。会津鉄道、野岩鉄道経由の連絡運輸は、会津若松周辺各駅から、新藤原まで3社連絡が設定されていますが、新藤原より先の東武線内への連絡運輸はありません。そもそも連絡運輸規則で4社連絡は想定されていないものと思われます。
11300010
 しかしながら、会津若松発東武日光行きの快速列車が運転されているなど、直通需要はあります。そこで企画乗車券扱いで、「4線連絡乗車券」が発売されています。運賃は各会社線の運賃の単純な合計です。

 JR側からは会津若松駅のみでの発売で、大人券は企画券コードの入った、その名も「4線連絡乗車券」として発券されます。北千住の設定もありました。ワンタッチで登録されているようです。

 ここまではよく見る話で、すんなり発売されますが、東武線内は100kmを越えると学割の設定があります。野岩鉄道、会津鉄道はともに100kmに満たないため、学割はありません。では、東武線内に学割を適用したものは発売できるのでしょうか。旅客連絡運輸規則に基づく連絡運輸であれば、学割を発売することを前提とした条文が多数あるので、当然発売できます。しかし、4線連絡は旅客の便宜を図って発売しているもので、発売できない、と言われれば理論武装することはできません。4社間の協定かなにかはあるのでしょうが、旅客側では知る術がありません。丁度同行が学割を使えたので、とりあえず学割証を取ってきてもらいました。

15200007

 会津若松駅の窓口は1窓に減らされているので、誰もいないときをねらって、学割の発売可否を訊ねてみました。着駅精算を勧められましたが、それだと学割は使えない、と言うと、少し時間かかりますが、と前置きをしたうえで、裏からすぐ補充券を取ってきて、過去実績をラミネートした駅手作りと思われるマニュアルを見ながら書いてくれました。着駅が浅草であれば、写すだけの簡単な作業のようです。

 結論として、補充券対応で発売はできます。ネット上で見た限りでは、発売できたりできなかったりするようですが、1窓しかない上、時間のかかるものですので、場合によっては断っているのでしょう。

[以下広告]

 

 

 

 

« 花たび そうや号 | トップページ | JR・おれんじぐるりんきっぷ »

社線連絡券」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« 花たび そうや号 | トップページ | JR・おれんじぐるりんきっぷ »