時代の夜明けものがたり 立志の抄
(高知にて)
JR四国の観光列車「志国高知 時代の夜明けものがたり」は、去年の7月4日から、高知~窪川間で運行されています。坂本龍馬が土佐を脱藩したルートを走ることから、こう命名されたそうです。当初予定では、4月運行開始でしたが、緊急事態宣言の発出等による旅客減少が見込まれたこと等から、7月まで運休とされていました。
車両はキハ185系2両編成で、2両ともグリーン車指定席扱いです。窪川方の1号車は「KUROHUNE」の愛称が付けられ、青を基調としたデザイン、2号車「SORAHUNE」は、白を基調としたデザインです。1号車の車両も内装は、幕末の蒸気船、2号車は、宇宙船をイメージしたものとなっています。窪川行きは、「立志の抄」、高知行きは、「開花の抄」という列車名です。
JR四国の他の観光列車同様、車内で食事をいただくことができます。窪川行きは、高知県の皿鉢料理をイメージし、高知行きは、木箱のお弁当です。
昨年12月に窪川行きに乗りました。指定券は、ネット予約非対応だったので、また実家の母に頼んで、10時打ちに参戦してもらいました。すぐに満席になったそうです。食事予約券は、東日本の窓口で買いました。イベント券扱いのようです。窓口氏が、2人で珍しそうに発券してくれました。
(2号車車内)
食事を楽しむことが主目的の1つの列車ですので、高知の発車は、1204と遅めです。朝起きて、暇だったので、とさでんで伊野に行ったりしていました。 (仁淀川)
昨今の状勢を受けて、乗車前に検温と消毒をしてから車内に入ります。私の席は2号車です。車内のイメージ画像を見たとき、2号車の方が好みだな、と思っていました。席は窓向きに固定されています。構造を見た限り、テーブルを中央に寄せて、対面にもできそうです。席は山側でしたが、土讃線のこの区間は、須崎と安和駅付近の一部を除いて海は見えないので、どちらでもいいです。
(皿鉢料理)
発車してしばらくすると、食事予約券を回収され、ほどなく、皿鉢料理が届きました。5000円と少しお高い気もしますが、内容は満足です。フォカッチャと珈琲が付いています。
(安和にて)
伊野など、交換待ちやらで結構な数の運転停車がありますが、ドアは開きません。地元の方が出迎えに来てくれていたりするので、ドアを開けて物産展でもやればいいのに、と思っていました太平洋に近い安和駅ではドアが開き、駅前の広場で物産展をやっています。スタンプもありました。
列車は土佐久礼と窪川でのみ降車できます。私は窪川まで行きました
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