ツインクル電話予約センター
JR北海道の旅行商品は、ツインクル商品という名前で、以前は独自に発売していましたが、2019年4月以降、発売主体がJR北海道から、びゅうトラベルサービスに変更となり、びゅうの一ブランド商品として取り扱われています。予約も、えきねっと内で行なえるようになっています。
これとは別に、道内には、JR北海道の旅行窓口であるツインクルプラザが、主要駅にありましたが、旅行商品を窓口で買う人が減ったことに加え、人件費削減のため、各地のツインクルプラザは閉店が続いていまし。JR北海道としては、2022年度を目途に、実店舗は全廃し、全てネット販売に切り替える方針でしたが、この度の新型コロナ騒動で、旅行会社の経営状況がどこも大幅に厳しくなる中、このネット移行日が早められ、来年2021年2月末となりました。
(プレスリリースより)
実店舗の全廃に加え、その代替的な役割を担っている、ツインクルデスク電話予約センターも廃止されるようです。かつては、ツインクルプラザ以外に、駅のみどりの窓口でも、一部の旅行商品を発売していましたが、これも今は取りやめられています。
1ヶ月前に、急に帯広へ行こうと思い立ったとき、ツインクル商品を利用することにしました。普通にえきねっとで申し込んでもいいのですが、それだと地域共通クーポンが電子クーポンになり、電子クーポンは使い道がほぼ無いため、紙クーポンを取得する必要があったので、ツインクルデスクに初めて電話してみました。
申込みは難なく終わり、ヤマト運輸できっぷ類がすぐ送られてきました。発売箇所が、「Hコールセ」となっています。北海道コールセンターの略かなにかでしょうか。なお、電話で、「千歳駅の周辺にお住まいですか?」と聞かれ、東京です、と答えると、「では通信販売とさせていただきます」と言っていたので、もしかすると、予約は電話で行ない、受け取りは、駅の指定席券売機、ということができるのかもしれません。確認はしていませんが。それより、(2-タ)となっているのに驚きました。道内完結にもかかわらず、(1- )ではないのかと。企画がVTS(札幌)となっていることからもわかるように、ツインクルは完全にVTSに吸収されたのだな、と思いました。
金曜日の夕方の便で新千歳に飛び、千歳線内の恵庭、北広島に寄って、この日は千歳駅前に宿泊しました。ちなみに、券面の発駅が「千歳」になっているのは、千歳から実際に乗るから、というのもありますが、ツインクルは、あくまでも道内の利用を想定しているためか、新千歳空港発着の設定はありません。 (士幌町内にて)
(士幌駅)
翌朝、千歳から、南千歳へ1駅移動し、特急「とかち1号」に乗り、石勝線を走り始めると、もう終わっているだろう、と思っていた紅葉が意外にも見ごろでした。 (帯広市内にて)
(幸福駅)
レンタカーで十勝管内の観光をして、翌日は、根室線内の「北の大地の入場券」を集めて、帰路に着きました。折しも札幌市で新型コロナの陽性者数が増えていた時期で、札幌との往来を控えるように、と再び言い始めていたので、特急の乗客はまばらでした。今は更に減っています。
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