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2020年12月の4件の記事

2020年12月31日 (木)

山陽新幹線 直前割50

 山陽新幹線の一部区間に、9月末から設定された「山陽新幹線 直前割50」は、その名の通り、所定の乗車券・指定席特急券の半額で、「こだま」と一部「ひかり」の指定列車指定席に乗れるきっぷです。金土、休日にのみ利用可能で、発売は、3日前~前日まで、列車指定ですが、乗り遅れ時の救済はあります。

 9月末から発売開始でしたが、発売の発表がなされたのは、直前でした。商品名からもわかる通り、あまりに乗客が減ってどうしようもないから、急に決めて、急造成したのでしょう。当初は、9月いっぱいまでしか発売期間は明示されていませんんでしたが、その後、年内に延長され、先日、3月28日まで再度延長されました。1月以降は、福山発着など、設定区間が増えています。

 新大阪岡山、広島間などは、日本旅行の旅行商品(バリ得など)で、往復こだま指定席のプランが発売されており、新神戸岡山間であれば、4600円ほど(発売会社により若干異なる)なので、往復するのであれば、こちらの方がお得です。

 2週間前の週末、高知へ行ったとき、神戸の実家へ寄り道をするため、岡山→新神戸で、直前割50を使おうと思っていました。予約は3日前からですが、すっかり忘れていて、e5489を開いたのは、3日前の夜でした。乗車予定の岡山1957発の直前割は満席表示で取れず、やむなく次の1時間後のにしました。本当に満席(発売枚数に達していた)だったのか、時間が良いから設定がないのかはわかりません。

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 岡山駅できっぷを受け取って、構内の駅そばをすすって、新幹線ホームにあがり、東京行き最終ののぞみ64号が、がら空きで発車していくのを見ていました。11月末から、また旅行客は激減しています。

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 700系が来るとばかり思っていましたが、500系でした。車内に入って、何気なく券面を眺めていると、「が必要です(自由席の乗車はできません)」という意味不明な文言が目に付きました。恐らく指定列車乗り遅れ時の注意書きなのでしょうが、これではさっぱりわかりません。JR西日本のおでかけネットを見てみると、次のように記載されています。

「【指定列車に乗り遅れた場合】

別途乗車区間に対する指定席特急券等の購入が必要です(自由席の乗車はできません)。

自由席に乗車される場合でも、自由席特急券の購入が必要です。」

 自由席の乗車はできない、としておきながら、自由席特急券を購入すれば、自由席に乗車できるようです。これも意味不明です。要するに、指定列車以外を利用する場合は、別途特急券が必要、ということなのでしょうが。ちなみに、指定列車の発車時刻より前の列車に乗車する場合も同様の注意書きがあります。

 このあたりから察するに、指定列車に乗り遅れ時は、指定席特急券「が必要です」と記載するつもりだったのだと思います。

 この消された文言があったと思われる場所には、赤文字で、指定券発行済みの表記があり、被る部分の記載を消したのだと推測できます。実際、9月発売分は、きちんと文言が記載されていたそうです。

 1月以降は、3駅以内かつ120km以内の区間相互間で自由席に乗車できる「新幹線 近トク1・2・3」が発売開始されます。のぞみ号も利用できるので、区間によって使い分けようと思っています。

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 大晦日になりました。今年は新型コロナに翻弄された世相でしたが、GoToトラベル事業等の恩恵を受け、北海道滞在計23日間(計7回)、九州3回、新潟庄内4回、ANA搭乗回数23回(内1回はJAL振替)など、例年になく、動き回った年になりました。観光運輸業界が大きな打撃を受けているのは非常に悲しいことですが。

 今は紅白を見ながらこの記事を書いていますが、来年は平和な年であってほしいものです。

 今年もお付き合いいただき有難うございました。それではよいお年を。

 

 

2020年12月20日 (日)

JR四国 地域共通クーポンきっぷ

 JR各社で、GoToトラベル事業の地域共通クーポンで購入できる商品が発売されていますが、大半は、フリーきっぷです。その中で、JR四国は、フリーきっぷはなく、普通乗車券、特急券などを4割引にした企画乗車券類を発売しています。

 乗車券は、片道、往復、連続の全てで、料金券もグリーン料金を含め、全て割引(ただし寝台券を除く)になります。なお、乗り継ぎ割引等、他の割引を適用した乗車券類との併用、並びに、定期券などとの併用はできず、購入後の払戻は不可です。変更不可とは書かれていないので、乗車変更は可能かもしれません。しかし、利用可能エリアかどうかは、購入時にしか判断できないので、趣旨を逸脱した利用ができてしまうことになりますので、そもそも変更は不可なのかもしれません。

 発売範囲は、JR四国管内全線と土佐くろしお鉄道連絡ですが、地域共通クーポンの利用可能エリア内になります。徳島県、愛媛県は、他の四国3県全てと隣接しているので、これらの県を目的地とした旅行の場合は、利用範囲の制限はなくなります。

 購入の際は、1枚以上の地域共通クーポンが必要です。ただし、例によって、紙クーポンのみです。額面以上のクーポンは使えず、併用できるのは現金のみです。

 先週の金曜日に羽田発高知行きのJAL便で飛び、高知市内に宿泊しました。旅行自体は、ANAのパックで予約していたので、地域共通クーポン5000円を宿で受け取ります。(ANA便が計画欠航したので、JALに振替ました。。。)ちなみに、高知県では、「高知観光リカバリーキャンペーン」を実施していて、指定の宿泊施設に宿泊すると、5000円を上限に、交通費の助成金を受け取ることができます。

 翌朝、高知駅のみどりの窓口で、地域共通クーポンを行使してきました。乗車券は、「高知→窪川」と「窪川→坪尻」の連続券で、料金券は、「窪川→阿波池田」の高知乗継指定席特急券です。

 高知県を目的地とした場合、香川県とは残念ながら隣接しておらず、徳島県の坪尻までが限界でした。坪尻から岡山まで別途購入して、そのまま多度津まで乗り通しています。

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 券面は、レール&レンタカーきっぷによく似ていて、「(企)571」の表記と、「払戻しできません(地域クーポン取扱)」の記載があります。後者の文言は、発売開始当初は、払戻しには制限がある旨の記載で、制限があるだけで払戻しができるかのような記載だったようです。高知乗継の指定席特急券には、この文言がありません。調べたところ、普通の特急券には記載があるようですので、単にスペースの問題だと思います。
2020_12120109 (「あしずり」窪川にて)
2020_12120111 (「しまんと」高知にて)
 4割も割り引いて大丈夫かな、と思わなくはないですが、鉄道は、乗客がいてもいなくてもどうせ走らせているので、割引きっぷだろうが、フリーきっぷだろうが乗ってくれれば、それだけでありがたい、という話をどこかで読みました。帰りに高知から乗った「しまんと6号」は、1両に5人ほどしか乗っていませんでした。もともと高松行きの「しまんと」は空いている印象ではありますが。

 

 

2020年12月14日 (月)

はまなす編成

 北海道のリゾート列車は、全盛期には、いろいろとありましたが、近年は、「ニセコエクスプレス」、「クリスタルエクスプレス」が廃車され、残るは、キハ183系改造の「ノースレインボーエクスプレス」のみになっていました。北海道庁からの補助金を受けて、キハ261系5000番台のリゾート列車「はまなす」編成と「ラベンダー」編成の2編成計10両が新製されることとなり、「はまなす」編成が、今年の10月から運行を開始しました。「ラベンダー」編成の方は、来年春デビューのようです。

 5両編成のうち1両は、ラウンジカーとして、フリースペース扱いで、残りの4両は普通車です。既存のキハ261系との違いは、普通車の全席にコンセントがつき、車内Wi-fiが使える、という点です。

2020_11010159 (白糠にて)
 10月の運行開始を記念して、各方面への特急列車に、この「はまなす」編成が充当されることになりました。丁度十勝方面へ行っていた10月下旬に、「おおぞら」の運用に就くことがわかったので、移動を兼ねて、少し乗ってみました。

 白糠で「北の大地の入場券」を集め、池田へ戻るための特急「おおぞら8号」に「はまなす編成」が充当される、ということだったので、えきねっとで指定を押さえました。ちなみに、下り釧路行きの「おおぞら3号」は、帯広まで満席表示でしたが、この列車は難なく取れました。ひょっとすると、帯広から先は満席近かったのかもしれません。

2020_11010142 (踏切から)
 白糠で普通列車を降り、下り釧路行きの「おおぞら3号」を撮影することにしました。初めて降りた町なので、土地勘は全くありません。よって、駅近くの踏切からです。

 駅前通りの蕎麦屋に入って、(「三浦」というお店ですが、びっくっりするくらい美味しい蕎麦でした)釧路で折り返してきた「はまなす編成」に乗ります。ピンク色の車体で、真新しさはありますが、中に入ってしまえば、普通のキハ261系と何ら変わりはありません。

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2020_11010168 (はまなすラウンジ)
 「はまなす」ラウンジに行ってみました。JR社員と思しき背広姿の人が何人かいて、車販もやっていました。海側(根室本線基準)は窓向きの席で、山側はボックスシートです。先客で全席埋まっていたので、写真だけ撮ってそそくさと退散しました。

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2020_11010166 (普通車車内)
 普通席は、コンセントとWi-fiがあるので、その点は快適です。ただ、Wi-fiは、そもそも圏外の区間では使えません。宗谷北線などはほとんど使えないような気がしています。

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 ハイデッカー構造の「ノースレインボーエクスプレス」などは、乗ったときから、リゾート列車感がありましたが、この「はまなす編成」にそういうのはありません。あくまでも汎用特急車両に、少しフリースペースを付けた、といった感じです。JR北海道の財政事情を考えれば、完全なリゾート列車を保有する余裕はないのだと思いますが、個人的には、JR東日本で廃車されているキハ40系列の観光列車でももらってくれば、と思ったりもします。

 「はまなす編成」は、宗谷線特急の代走車両としての役割が相当程度あるようで、「宗谷」「サロベツ」には、12月以降、日常的に運用されています。

 

 

2020年12月13日 (日)

ツインクル電話予約センター

 JR北海道の旅行商品は、ツインクル商品という名前で、以前は独自に発売していましたが、2019年4月以降、発売主体がJR北海道から、びゅうトラベルサービスに変更となり、びゅうの一ブランド商品として取り扱われています。予約も、えきねっと内で行なえるようになっています。

 これとは別に、道内には、JR北海道の旅行窓口であるツインクルプラザが、主要駅にありましたが、旅行商品を窓口で買う人が減ったことに加え、人件費削減のため、各地のツインクルプラザは閉店が続いていまし。JR北海道としては、2022年度を目途に、実店舗は全廃し、全てネット販売に切り替える方針でしたが、この度の新型コロナ騒動で、旅行会社の経営状況がどこも大幅に厳しくなる中、このネット移行日が早められ、来年2021年2月末となりました。

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(プレスリリースより)
 実店舗の全廃に加え、その代替的な役割を担っている、ツインクルデスク電話予約センターも廃止されるようです。かつては、ツインクルプラザ以外に、駅のみどりの窓口でも、一部の旅行商品を発売していましたが、これも今は取りやめられています。

 1ヶ月前に、急に帯広へ行こうと思い立ったとき、ツインクル商品を利用することにしました。普通にえきねっとで申し込んでもいいのですが、それだと地域共通クーポンが電子クーポンになり、電子クーポンは使い道がほぼ無いため、紙クーポンを取得する必要があったので、ツインクルデスクに初めて電話してみました。

 申込みは難なく終わり、ヤマト運輸できっぷ類がすぐ送られてきました。発売箇所が、「Hコールセ」となっています。北海道コールセンターの略かなにかでしょうか。なお、電話で、「千歳駅の周辺にお住まいですか?」と聞かれ、東京です、と答えると、「では通信販売とさせていただきます」と言っていたので、もしかすると、予約は電話で行ない、受け取りは、駅の指定席券売機、ということができるのかもしれません。確認はしていませんが。それより、(2-タ)となっているのに驚きました。道内完結にもかかわらず、(1- )ではないのかと。企画がVTS(札幌)となっていることからもわかるように、ツインクルは完全にVTSに吸収されたのだな、と思いました。

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 金曜日の夕方の便で新千歳に飛び、千歳線内の恵庭、北広島に寄って、この日は千歳駅前に宿泊しました。ちなみに、券面の発駅が「千歳」になっているのは、千歳から実際に乗るから、というのもありますが、ツインクルは、あくまでも道内の利用を想定しているためか、新千歳空港発着の設定はありません。
2020_11010055 (士幌町内にて)
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2020_11010069 (士幌駅)
 翌朝、千歳から、南千歳へ1駅移動し、特急「とかち1号」に乗り、石勝線を走り始めると、もう終わっているだろう、と思っていた紅葉が意外にも見ごろでした。
2020_11010082 (帯広市内にて)
2020_11010101 (幸福駅)

 レンタカーで十勝管内の観光をして、翌日は、根室線内の「北の大地の入場券」を集めて、帰路に着きました。折しも札幌市で新型コロナの陽性者数が増えていた時期で、札幌との往来を控えるように、と再び言い始めていたので、特急の乗客はまばらでした。今は更に減っています。

 

 

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