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2020年11月の4件の記事

2020年11月23日 (月)

能登部駅

 JR西日本が、北陸地方のみどりの窓口大幅削減を発表しました。まず、黒部宇奈月温泉の窓口が、12月23日に窓口営業を終了し、みどりの券売機プラスに置き換えられます。続いて、七尾、羽咋が来年1月15日になくなります。

 これらは直営駅に限った話ですが、北陸地方には、簡易委託駅が結構あります。これらのPOS駅がどうなるかはよくわかっていません。委託先と個別に交渉して、という話になるのでしょうが、もともと簡易委託駅は、自治体等が、駅の利用者の不便を解消するために、という目的で受託している場合が多く、人員削減にどこまで応じるかは不透明だと思っています。

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2020_10250212 (能登部駅)
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 七尾線の能登部駅も、簡易委託駅で、中能登町が受託しています。乗降客は500人強です。窓口はPOSで、券売機も設置されています。駅の周辺は、普通の住宅街です。交換可能駅で、駅舎に面した1番線が七尾方面、2番線が金沢方面です。ちなみに、2番線には勝手口があり、そのまま道路に出られます。踏切が少々遠い位置にあるので、利用客の便宜を図ったものと思われます。

 

 

五能線フリーパス(地域共通クーポン取扱)

 前々回は、地域共通クーポンが使えるJR北海道の企画きっぷを紹介しましたが、JR東日本管内では、一部の既存フリーパスが買えるようになっています。北から順に購入可能商品を列挙すると、次のようになります。

盛岡支社管内:あおもりホリデーパス
       津軽フリーパス
       五能線フリーパス
       いわてホリデーパス

仙台支社管内:小さな旅ホリデー・パス
       仙台まるごとパス

秋田支社管内:津軽フリーパス
       五能線フリーパス

新潟支社管内:えちごワンデーパス
       えちごツーデーパス
       きらきら日本海パス

長野支社管内:信州ワンデーパス

水戸支社管内:ときわ路パス

東京支社管内:都区内パス
       東京フリーきっぷ

千葉支社管内:なし

横浜支社管内:なし

 地域共通クーポンの検索サイトで、1つ1つ洗い出していったので、漏れいているものもあるかもしれませんが、利用エリア内、かつ利用期間内で完結する商品のみに利用可能、という地域共通クーポンの利用要件に合致する、エリア内フリーパスに使える、という印象です。いずれも、紙クーポンのみ利用可能で、みどりの窓口のある駅であれば使えるようになっています。地域共通クーポン自体の発行、及び利用は10月1日からでしたが、JR東日本で使えるようになったのは、10月9日以降です。
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 また、地域共通クーポンの趣旨からして、「きらきら日本海パス」のように、新潟、山形両県にまたがる場合、新潟県のみが利用エリアに入っているクーポンでは、当該きっぷは買えないものと思われます。直接聞いたわけではないのですが。

 ちなみに、併用できるのは現金のみです。カードは駄目と言われました。額面以上のクーポンを利用できるかは不明です。地域共通クーポン自体は、「お釣りは出ません」としているだけなのですが、額面以上不可、としているところは結構あります。

 青森駅で、「五能線フリーパス」を購入すると、券面に駅名小印を捺されました。どうやら、この駅名小印の押印を以って、地域共通クーポンで購入した旨の表示にしているようです。地域共通クーポンで購入したきっぷは、払戻、及び変更のいずれも不可となります。本来、駅名小印は、券面の訂正等の際に用いるものなのですが、特に何らの記載を訂正することなく、押印しているので、他の使い方と見分けがつく、ということなのでしょう。

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2020_11080189 (五能線キハ40)
 不老ふ死温泉に行って、帰りは置き換え間近のキハ40系に乗ってきました。北海道を思わせる荒涼とした五能線沿線から乗ってくる人はおらず、鰺ヶ沢まで貸切でした。

 

 

2020年11月15日 (日)

あそぼーい!白いクロちゃんシート

 8月暮れに、「みんなの九州きっぷ(北部九州版)」を使って、阿蘇地方などに行っていました。南阿蘇を観光したのち、阿蘇駅からは観光列車「あそぼーい!」に乗る予定にしていました。この列車は全車指定席の特急列車です。熊本と阿蘇、大分の都市間特急としての役割も一定程度担っているだけに、少しくらい自由席を設定しておいてほしいものですが、とにかく全車指定席で、指定席特急券がないと乗れません。

 「みんなの九州きっぷ」では、きっぷの予約はJR九州ネット予約限定ですが、指定席の予約はネットではできません。きっぷを受け取ってから駅で指定を取ることになります。私のように首都圏に住んでいると、指定の確保は、現地に行ってからでないとできません。実家に頼もうかと思いましたが、乗車予定日の「あそぼーい!」には1週間前でもそれなりに空席があったので、取れるだろう、と思っていました。

2020_08310186 (阿蘇にて)
2020_08310207 (熊本にて)
 それが、長崎空港に降り立ち、大村駅で見てもらうと、「あそぼーい!」だけ満席で取れません、それ以外は取れましたけど、と言われました。それでは困るので、展望とかそういうのもありませんか、と聞いてみました。展望とクロちゃんシートは別列車扱いだからです。窓口氏は全部見てくれて、「クロちゃんシートならありますけど」と言いました。乗れるなら何でもいいです。それで、と言いましたが、「白いクロちゃんシート」は、大人と子供が必ず隣同士で座れるのが売りで、加算料金があります。大人1人でも乗れるのか、という問題と、追加料金不要の指のみ券を出していいのか、という問題が2つありました。窓口氏も同じことを思ったようで、紙の通達を捲っていました。結果、どちらも問題ないようで、単なる指のみ券が出てきました。

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 阿蘇駅から乗ってみると、子供連ればかりです。大人1人で乗るのは明らかに設定の趣旨から外れています。が、満席だったので仕方ないです。

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2020_08310198 (クロちゃんシート車両)
 子供が必ず窓側になるよう、転換クロスで、窓側は子供用なので、足置きなどが付いていて大人は座れません。「あそぼーい!」に乗ったのは地味にこれが初めてですが、今度は普通席車両に乗りたいと思います。

 

 

2020年11月14日 (土)

GoTo HOKKAIDO乗り放題パス

 今年の7月から、政府の超大型観光キャンペーン「GoToトラベル」事業が始まっています。一応期間は、来年1月末まで、ということになっていますが、全体の予算1.3兆円に対し、10月末までの予算消化状況は、2087億円、と2割ほどの状況です。観光庁の担当者が「今までは数十億円の予算で観光振興をやってきたが、新型コロナで金銭感覚が狂ってしまった。財務省もよくこの予算案を認めたな」と言っていた、とどこかの記事で読んだ記憶があります。

 10月からは、ようやく私の住む東京都民も対象になり(東京都除外には勿論反対でした)、地域共通クーポンの発行もなされ、当初の「旅行代金の50%補助」が本格始動しました。

 この地域共通クーポンには、紙クーポンと電子クーポンの2種類あり、旅行者が、そのどちらかを選択することはできません。予約した旅行社(予約サイト)や、予約方法によって、どちらかが割り当てられます。

 この地域共通クーポンは利用開始当初、コンビニとドラッグストア、大手家電量販店くらいでしか使えず、観光振興とかけはなれているのでは?と疑問視されていた向きもありますが、レンタカー店や、鉄道バス等の地域公共交通機関、観光施設などで使えるところが増えてきました。しかし、地方へ行けば行くほど、コンビニ以外で使えるところがなくなります。その上、OTAなど、ネット予約だと、ほぼ電子が配布されますが、電子クーポンを使えるところが少なすぎ、レンタカー店以外では使えないな、と個人的に思っています。

 話が大分逸れましたが、九州を除く、JR各社でも、この地域共通クーポンが利用できます。利用可能商品は各社まちまちで、東日本のように既存のフリーパスを買えるようにしているところもあれば、西日本のように新企画商品を売り出したり、四国に至っては、個札の4割引という企画きっぷを売っています。

 JR北海道では、「GoToはこだてパスポート」(従来の「はこだてパスポート」とほぼ同内容)と、「GoTo HOKKAIDO乗り放題パス」の2種類を発売しています。後者は、JR北海道全線の普通列車が1日間乗り放題で、2000円です。いずれの商品も、1000円以上の地域共通クーポン利用時にのみ購入でき、併用できるのは現金のみです。また、当然ながら、地域共通クーポンの有効期間内にのみ発売、及び利用でき、利用可能エリアに北海道が含まれている地域共通クーポンのみ使用可能です。

 ここまでは納得ですが、使える地域共通クーポンは、「紙クーポン」のみです。電子は使えません。紙クーポンを取得するのが、まず難しいです。旅行代理店の店舗に行くか、楽天トラベル、じゃらん等一部のOTA経由、あとは一部旅行会社の電話予約くらいです。電子クーポンにすると、支払いの証跡が、その場では、何も残らないので、係員の不正を防ぐ目的があるのかと思っていますが、使えるようにしてほしいです。

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 私は、JR北海道ツインクルデスクに電話して、レールパックを申し込み、紙クーポンを3000円分得てから、北海道に出かけました。元々行く予定はありませんでしたが、AIRDOのダイナミックパッケージが安く買えたので、紅葉が見ごろの十勝管内へ行ってきました。

 1日目の夕方、帯広駅の窓口で、地域共通クーポンを2枚出し、明日の分の乗り放題パスを、と言って買いました。係員氏は、なにやら通達のようなものを捲って、地域共通クーポンの取扱いを確認していました。帯広ではあまり売れないのかもしれません。いかんせん、札幌圏を除き、道内の普通列車は本数が少ないので。ちなみに、特急列車に乗るには、乗車券も必要です。18きっぷと同様の効力です。なお、変更や払戻は一切できません。

2020_11010201 (豊頃にて)
 私は、十勝管内の北の大地の入場券を集めに、乗ったり降りたりを繰り返していたので、損はしない程度には乗りました。

 北海道内の観光需要は、9月の連休頃には、それなりに戻ったようですが、寒くなり、札幌市石狩管内の新規陽性者数が急増した先週頃から、それも蒸発してしまったようです。羽田発北海道のダイナミックパックが軒並み最低価格まで下がっているので、また行く予定です。6月から8月にかけての道内の絶望的な閑散ぶりを見ているので、きちんと感染対策のできる旅行客はキャンセルしないでほしいと思っていたりします。

 

 

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