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2020年9月の5件の記事

2020年9月30日 (水)

かわせみやませみS92号

 気象庁により「令和2年7月豪雨」と命名された九州の豪雨で、肥薩線と久大本線が橋梁流出等の被害を受け、長期不通になっています。久大本線は復旧させると思いますが、肥薩線は、新線建設と同等の復旧費用が掛かるとされており、良くてBRT、悪ければ、廃線になってしまいかねない状況です。

2020_08310358 (門司にて)
2020_08310289 (門司港にて)
 肥薩線には、「SL人吉」「かわせみやませみ」「いさぶろう・しんぺい」「はやとの風」と4種類もの観光列車が走っていた観光路線でした。これらの列車は全て運休中です。運休の間、せっかく改造した観光車両を遊ばせておくのは勿体ないと、「かわせみやませみ」「いさぶろう・しんぺい」の2列車を併結させて、8月8日から、土休日を中心に、博多~門司港間で臨時運転されることが、7月29日に発表されました。

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2020_08310352 (サボも用意されている)
 門司港行きが「かわせみやませみ92号」「しんぺい92号」で、博多行きが「かわせみやませみ91号」「いさぶろう91号」です。いずれも特急列車、全車指定席です。

ダイヤは次の通りです。

      博多    門司港
92号  1040 → 1214
91号  1712 ← 1521

 停車駅は、香椎、折尾、黒崎、小倉、門司です。この他に、俊足の特急「ソニック」や快速電車の退避のために、運転停車がいくつかあります。

2020_08310271 (連結部分。奥が「いさぶろう」)
 JR九州のインターネット予約にも対応していますが、取れるのは、「いさぶろう・しんぺい」と、「じかわせみやませみ」のリクライニングシート部分のみです。子供と一緒に座れる「かわせみやませみ」のベンチシートはそもそも発売されていませんが、カウンター席、ボックス席などは、みどりの窓口で購入する必要があります。

 私は、博多~門司港間の2枚きっぷに、指定料金券を付けて乗りました。指定料金券を購入した荒尾駅で、「かわせみやませみ」のリクライニングではないところ、と言うと、係員氏は、ファイリングされた紙をめくって、調べてくれました。

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 列車名は、「かわせみやませみS92号」となりました。この「S」というのが、リクライニングシートではない部分の席を示します。私の席は、カウンター席でした。
2020_08310259 (「かわせみ」車両)
2020_08310256 (「やませみ」車両」)
 当日博多駅から乗り込むと、平日にもかかわらず、それなりに乗っていました。「かわせみやませみ」に乗るのは、実はこの日が初めてで、肥薩線では乗ったことがありません。内装は、翡翠や山翡翠のイラストが描かれていて、明るい雰囲気でした。

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2020_08310261 (車内)
 門司港行きは、快速電車並みの所要時間で走るので、それなりに速いです。スピードを求める列車ではないので、それは気にしませんが。

 ちなみに、門司港方が「いさぶろう・しんぺい」で、博多方が「かわせみやませみ」です。編成写真は、復路の門司駅で撮りました。

 肥薩線が復旧することは当分なさそうなので、しばらくはこの列車が走るのだろうなと思っています。「はやとの風」も併結して6両で走ってくれると面白いのですが。

 

 

 

2020年9月26日 (土)

土合駅記念入場券

 日帰りで、十日町の蕎麦屋さん(Abuzakaさん)に行ってきた帰り、18きっぷだったので、上越国境を越える最終列車で水上に着きました。ちなみに、この列車は2両編成です。

 特にすることもないですが、改札を出て、ぶらぶらしていると、「土合駅記念入場券発売中」のポスターを見つけました。350000151_20200926152901
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 水上は、窓口が廃止されて久しいので、改札で発売しています。1枚買い求めてみました。D型硬券に、台紙がついています。新型コロナウイルスの影響で吹き飛んでしまった群馬DCのキャンペーンの一環だったようで、台紙にその旨の記載がありました。少し調べてみましたが、高崎支社からのプレスリリースなどは無さそうです。見つけられていないだけかもしれません。よって、発売枚数などはよくわかりませんし、いつまで売るのかもわかりません。Twitterで検索をかけてみたところ、9月20日現在、まだ発売中のようですが。

 

 

 

2020年9月21日 (月)

e5489寝台券(サンライズ瀬戸シングル)

 今年の4月1日予約分から、JR西日本のネット予約サービス、e5489で、寝台券の取扱いが始まりました。寝台券、といっても、今のところ、サンライズ瀬戸・出雲以外にはありません。5月から運転開始予定で、結局、先日9月11日から、旅行商品専用で設定された「WEST EXPRESS銀河」も見据えての事だったと思います。WEST EXPRESSは、往年の寝台列車の最末期を知る者としては、寝台料金こそ取らないものの、単なる開放B寝台、開放A寝台、寝台個室(褒め言葉です)を備えた列車であると思っています。今後、この形態の寝台列車が流行ればいいな、と密かに思っていたりしますが。

 それはともかく、7月4連休に、神戸の実家へ帰省していた私は、翌日からの仕事に備えて、いつもの通り、三ノ宮から、サンライズ瀬戸・出雲に乗り、翌朝、東京駅から、晴海の職場へ直行する計画を立てていました。

 ノビノビ座席を利用しようと思っていましたが、実家の母が、「そんな密なもんに乗らん方がいいで」と言うので、寝台券を買うことにしました。B寝台個室シングルを取ることにして、初めてe5489の寝台予約を始めました。

 デフォルトの設定が、シングルではなかったので、「列車を変更する」ボタンを一度押して、瀬戸号のシングルに設定しなおして予約をしました。ここが少々難しいポイントです。なぜ室数の一番多いシングルをデフォルト設定にしなかったのか少しく謎です。

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 それはともかく、無事予約を済ませ、車を走らせて三田駅で、えきねっと発券したノビノビ座席特急券の乗変と、本件寝台券の受け取りをしてきました。券面の左上に、e5489の文字があります。

 ネット予約の寝台券は、JR北海道が自社予約を持っていた時、カシオペアと北斗星を扱っていました。一度、上りのカシオペアを現地で押さえて、美瑛駅で発券しようとすると、初老の係員氏は、「おっ、カシオペアだ」と呟いたあと、「あっ、でもこれウヤだっけな」と言って通達を見て、この列車、運休になってるから、発券しない方がいいかも、と言って、予約はそのままにして、後日、自動払戻になったことがあります。ネット予約で寝台券を取ったのはこれっきりで、JR北海道ネット予約は、えきねっとに統合されたので、発券したものを見たことはありません。
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Img_6593 (14号車はこの先から乗る、、。)

 肝心のサンライズ瀬戸は、気の毒なくらい空いていました。東京都内の感染者数が急増した影響だと思います。個室も、いくらでも空いていました。ノビノビ座席も密ではなかったのではないかと思いますが、ふかふかの寝台で、随分とよく眠れました。
Img_6594 (シングル個室)
Img_7035 (起きたら横浜を出ていた)

 9月の4連休は、各地大盛況のようで、ここ何ヶ月も、閑散とした淋しい観光地や交通機関ばかり見てきた身としては、嬉しい限りです。これで感染者急増、また外出を控えるように、などと言い出されることがなければよいですが。これをまたやると、観光地も交通機関も、壊滅してしまいます、、、

 

 

 

2020年9月16日 (水)

門司港駅入場券

2020_08310328 (門司港駅)
 門司港駅は、関門トンネルの開通まで、対本州の玄関口として栄えていた駅です。現在の駅舎は1914(大正3)年に建造された2代目で、当ネオルネッサンス様式の洒落たデザインです。2019年に復元が完了し、当時の駅舎が今も使われています。

 門司港は、「門司港レトロ」として、明治から昭和初期のレンガ造りの建物等が残る観光地で、当駅はその一つとされています。みどりの窓口では、通常の入場券とは別に、昼間と夜間の噴水広場を写した記念入場券を2種類発売しています。

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 駅構内で積極的に告知を行なっているわけではありませんが、窓口に行くと、さりげなく宣伝しています。

 1枚ずつ買うと、特に日付を入れられることもなく、そのまま渡されました。ちなみに、これを購入したのは、今年の8月31日です。

 

 

 

2020年9月13日 (日)

静内駅

2020_08100115 (静内駅)
 
 日高総合振興局の中心都市である新ひだか町にある静内駅は、日高本線の主要駅です。高波の影響で列車は来ませんが、駅は駅として機能しており、駅前から代行バスが出ています。この駅にはみどりの窓口があり、北の大地の入場券や、北の40入場券などのほか、マルス端末で発券できる乗車券類も普通に発売しています。

2020_08100125 (窓口回り)

 代行バスに乗って、日高本線沿線を旅していた8月の3連休最終日、静内駅で少々買い物をしました。入場券を買えば、ホームに入ることもできます。当然列車は来ないのですが、法的には鉄道敷地なので、線路には降りないよう言われました。

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2020_08100120 (静内駅構内)
 線路は錆びつき、廃線さながらの光景です。何年か前、列車が走っていたころにも来たことがあります。

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 駅舎内には蕎麦屋や土産物屋も営業していますので、道内の他の鉄道駅と同じく、普通に栄えています。また、券売機もあり、エド券の入場券なども買えました。

2020_08100124 (代行バス)
 駅前には代行バスのほか、道南バスの路線バスも発着しています。私は北海道&東日本パスだったので、基本は代行バスを使っていましたが、地元利用はほぼ無く、同業者ばかりの印象です。休日なので高校生が少なかった、というのもありますが。平日朝の上りは、浦河町内から静内までの各駅に千鳥停車する続行便が出ているほどです。

 なお、日高本線の苫小牧~浦河間には、道南バスが、浦河~様似間には、JR北海道バスの路線バスが、それぞれ並行する国道235号線経由で走っています。日高本線代行バスだけで、沿線を回るのには少々無理がありますが、これらの路線バスを組み合わせれば、結構柔軟に回れます。実際私も、道南バスの路線を組み合わせましたが、感想としては、鉄路を復旧させず、代行バスなどをやっているのであれば、さっさとバス転換した方が良いな、と思いました。

2020_08100114 (道南バス 新冠にて)
 代行バスは、あくまでも鉄道代行なので、駅のあるところにしか停まりません。例外は、大狩部高台、富川高校、静内高校の3停留所のみです。大狩部高台は、大狩部駅が集落から離れた海岸にあるため、住民の利便性を図って、国道上に設けられ、2高校は、通学の高校生の便宜を図ったものです。これらは時刻表には載っていません。静内駅の時刻表には記載はありましたが。恐らく、昔の制度でいうところの仮乗降場扱いなのだと思います。
2020_08100135(浦川市街地の路線バスのバス停)
 話が逸れましたが、路線バスはそれに比べて、市街地には、あちらこちらにバス停があって、どこからでも乗れる、イオンにも寄る、役所にも寄る、それでいて、町と町の間の乗降がほぼないところは国道をひた走ります。これら2つのバスを比べれば、どちらの利便性が高いかは明らかです。一旅行客に過ぎない私が、浦河の市街地で昼食のあと、道南バスに乗って静内に行きましたが、わざわざ駅まで戻らずとも、その辺のバス停で待っていればよいのを実感して、代行バスに未来はないな、と思ったほどですから、地元の人にしてみれば、言わずもがなです。実際、新冠から静内に行く道南路線バスは、地元利用がかなりありました。その一方、代行バスは、同業者しかいません。

 鉄道であれば、それなりの速度で走りますが、代行バスは駅前に寄るために、国道を逸れたりしますので、時間は、道南バスとさして変わりません。日高本線は、来年3月でバス転換の方針がほぼ決定だそうですが、鉄路を復旧しないのであれば、個人的にこの結論は妥当だと思っています。

 北の大地の入場券は、様似だけ行けていないので、廃止されるまでにまた行っておきたいと思っています。

 

 

 

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