おれんじ鉄道 佐敷駅
7月4日未明の大雨によって、熊本県八代市、人吉市を始めとする球磨川流域が大規模な洪水被害に見舞われました。被災者の方には、お見舞い申し上げます。ここ数年、毎年のように梅雨時期になると、どこかしらで河川の氾濫、土砂災害が発生しています。今回の浸水被害では、球磨川に沿って走る肥薩線や、有明海沿いの肥薩おれんじ鉄道も被災しています。特に肥薩線は、この記事を書いている7月5日夕刻時点で、橋梁が3本崩落しているなど、仮に復旧するとしても、年単位になることが予想されます。
(佐敷駅)
おれんじ鉄道の方も、佐敷駅構内が浸水するなど、わかっているだけで相当の被害を受けているようです。
浸水した佐敷駅では、昨年3月に「おれんじ食堂」に乗った際、窓口で収集用のきっぷを買っていました。補充券2種類を出してもらい、また列車に乗り込んだように思います。こんなことをしている人は他にいませんでしたが。
つい先日、JR九州の新しい観光列車「36+3」の概要が発表され、毎週木曜日には、肥薩おれんじ鉄道経由、博多発鹿児島中央行き、という列車が走ることになっています。運転開始は今年の10月頃ということで、それに先立ち、先週の土日から、787系6両編成が、おれんじ鉄道線内を試運転していました。787系がこの区間を走るのは実に16年ぶりだそうです。当時運転していた乗務員がハンドルを握ったのかどうかは定かではありませんが、いよいよこれから、という時の被災です。
運転再開がいつになるのか、恐らくまだ被害の全容もつかめていない状況だと思いますが、早く元通りになることを祈るばかりです。
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