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2020年7月 5日 (日)

快速「あいづ」

2020_04250009 (快速「あいづ」)
 磐越西線の郡山~会津若松間には、特急列車こそ走っていないものの、指定席付きの快速列車がこれまで運転されていました。その最後は、485系6両編成の快速「あいづライナー」で、1日3往復走っていましたが、5年前の2015年3月をもって廃止され、単なる快速列車となりました。

 会津若松まで指定席付きの優等列車が運転されていたのは、福島県の特殊事情によるのではないかと思います。その歴史は戊辰戦争にまで遡り、「勝てば官軍」の新政府軍を迎え撃った旧幕府軍の会津藩は、時代は明治になると、薩長の明治政府から、旧幕府方として冷遇されることになります。廃藩置県に伴う県の設置と、県庁、県知事の新設をするにあたり、後の福島県となる地域最大の都市であった会津若松は、本来であれば、県庁所在地となるはずでしたが、明治新政府内に、会津に左様な名誉は与えられん、という風潮があり、結局、片田舎だった、今の福島市が県庁所在地になりました。

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2020_04250007 (郡山にて)
 そういう経緯で、福島市より会津若松市の方が栄えている時期が長く続いていました。今でこそ福島市は、新幹線も通り、単純に人口比較をすると、会津若松市の倍以上ありますが、古くは会津若松行きの特急「あいづ」が上野始発で走っており、郡山~会津若松間の特急「ビバあいづ」がなくなってからも、快速列車が運転を続けています。

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2020_04250006 (指定席車内)
 3月改正以降、E721系の1両半分をリクライニングシートの指定席に改装した、快速「あいづ」が走っています。期間限定で郡山方には会津若松高校の生徒が図案を描いたヘッドマークが掲出されています。このヘッドマークは期間限定でしたが、絵柄を変えて今も付いています。

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 郡山1041発の快速「あいづ1号」は、4両編成でした。最後尾の1両のうち半分が指定席です。車体には桜のラッピングと、「指定席」の文字で、そこが別料金の必要な指定席であることが強調されていました。4両編成に全部で10人乗っているかどうか、という程度の乗車率で、指定席は計2人でした。

 南東北の春は、やっと来たばかりで、沿線の磐梯山はまだ雪を被っており、桜が満開でした。

 

 

 

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