豊富町民乗車票その2
以前、豊富町民乗車票を紹介しましたが、そのとき、令和元年10月1日を境に、利用条件の変更等があるようです、ということを書きました。現在の乗車票は次のような形式になっています。
まず、総販システムの利用が全道的に取りやめになったようで(真偽のほどは定かではありませんが。)、総販券から、通常のマルス機能を使った契約乗車票に変わっています。ただし、特企券の様式をそのまま流用しているようで、金額が「¥***」になっていたり、左上のマル契表示が、「(契)」になっていたりします。企画券ではありませんが、企画券名称「豊富町民乗車票」と、企画券コード(110-94)が入っています。これらは、道内で引き換えるマル契乗車票と同様です。(「ひがし北海道フリーパス」の記事参照)
利用条件の変更点として、これまでは双方向式の乗車票だったのが、往路復路で別々の券になっています。双方向だとどういう不都合があるのかよくわかりませんが、片道利用限定とされています。
利用期間等の変更はありません。発券日から1ヶ月間が、この乗車票の利用可能期間で、当該期間中の1日を利用日として、利用者が購入時に指定する仕組みです。払戻し、変更等はできません。乗車票の有効期間を過ぎた券は、JR北海道に返納することになっているのでしょうか。
発売価格は、昨年10月1日のJR北海道運賃改定と同時に変わっていますが、乗車票記載の区間普通運賃に10円足した金額というのは同じです。利用列車も、特急列車自由席以下で変更はありません。なお、当然ながら、当該町内に住民票住所を有している町民のみ購入可能、及び利用可能です。
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