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2020年7月の5件の記事

2020年7月26日 (日)

「踊り子」常備特急券

 特急「踊り子」の一部列車は、熱海から先、東海道線を1駅走り、三島から伊豆箱根鉄道に乗り入れて修善寺まで行きます。こちらはグリーン車なしの5両編成で、熱海までグリーン、そこから乗り換えて指定席、という場合の料補を以前紹介しています。

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 伊豆箱根鉄道線内の修善寺には、マルス端末があり、踊り子号の特急券類も普通に発売していますが、それ以外の線内停車駅にマルス端末はなく、特急券は、常備券での発売になります。線内は快速扱いのため特急料金不要ですので、発駅は三島固定、JR線内完結扱いとなるため、JR東海の常備券を伊豆箱根鉄道で発売する、という形をとっています。

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 三島から東京まで片道500円という回数券のばら売りをヤフオクで見つけたので、それを買い、ちょっと伊豆長岡へ行った帰りにこれを買いました。このきっぷは自由席特急券ですが、指定席用もあり、こちらも同サイズの常備券です。これはまた今度買おうかと思います。

品川・東京まで乗ると特急料金が一段上がるので、横浜で降り、後続の普通電車に乗り換えました。指定席も自由席も空気輸送で、15両全体で50人もいなかったように思います。

 185系踊り子は、順次E257系への置き換えが進められていて、この修善寺直通がどうなるのか正式な発表はありませんが、旧幕張車の5両編成を改造している、という話や、伊豆箱根鉄道線内に回生ブレーキ車両が入れるよう工事をしていた、とかいう話もあることから、個人的には置き換え後もそのまま存続するのではないかと思っています。

 

 

2020年7月24日 (金)

豊富町民乗車票その2

 以前、豊富町民乗車票を紹介しましたが、そのとき、令和元年10月1日を境に、利用条件の変更等があるようです、ということを書きました。現在の乗車票は次のような形式になっています。
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 まず、総販システムの利用が全道的に取りやめになったようで(真偽のほどは定かではありませんが。)、総販券から、通常のマルス機能を使った契約乗車票に変わっています。ただし、特企券の様式をそのまま流用しているようで、金額が「¥***」になっていたり、左上のマル契表示が、「(契)」になっていたりします。企画券ではありませんが、企画券名称「豊富町民乗車票」と、企画券コード(110-94)が入っています。これらは、道内で引き換えるマル契乗車票と同様です。(「ひがし北海道フリーパス」の記事参照)

 利用条件の変更点として、これまでは双方向式の乗車票だったのが、往路復路で別々の券になっています。双方向だとどういう不都合があるのかよくわかりませんが、片道利用限定とされています。
 利用期間等の変更はありません。発券日から1ヶ月間が、この乗車票の利用可能期間で、当該期間中の1日を利用日として、利用者が購入時に指定する仕組みです。払戻し、変更等はできません。乗車票の有効期間を過ぎた券は、JR北海道に返納することになっているのでしょうか。

 発売価格は、昨年10月1日のJR北海道運賃改定と同時に変わっていますが、乗車票記載の区間普通運賃に10円足した金額というのは同じです。利用列車も、特急列車自由席以下で変更はありません。なお、当然ながら、当該町内に住民票住所を有している町民のみ購入可能、及び利用可能です。

 

 

2020年7月19日 (日)

ANAきた北海道フリーパス

 JR北海道は、LCCや、AIRDOとタイアップして、「きた北海道フリーパス」「ひがし北海道フリーパス」を発売していますが、今年の4月1日から、ANAと共同で、「ANAきた北海道フリーパス」の発売を開始しました。効力、価格は、これまでの「きた北海道フリーパス」と同等で、石勝線の南千歳~追分間、及び富良野以北の宗谷線方面が、特急列車の自由席乗り降り自由です。札沼線は対象外です。

 購入できるのは、千歳、旭川、稚内の各空港にANA便で到着した旅客で、購入日、又はその翌日から有効となるものに限って発売されます。今のところ、ANAとタイアップしているのは、きた北海道のみで、ひがし北海道の発売はありません。

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 先週の金曜日、仕事終わりに、羽田から千歳に飛びました。窓口で、ピンク色の搭乗案内券、免許証を提示して、25歳以下限定のU25を購入しました。通常版より安く、レンタカーの4WD無料等の特典が付いています。

 千歳の駅前で1泊して、翌朝、留萌に向かいました。7月1日から、道内の特急列車は全列車通常通り運転していますが、深川まで乗った特急「ライラック」は気の毒なほど空いていました。

 留萌から沿岸バスで北上し、星の綺麗な初山別村で泊まったあと、稚内へ行きました。7月中旬とはいえ、稚内は風が強く半袖では肌寒い気温でした。
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2020_07120132 (サロベツ原生花園にて)

 翌朝、今度は旧天北線代替バスに乗って、猿払村に寄り道し、音威子府へ向かいました。ここから「サロベツ」→「ライラック」と乗り継ぎます。「サロベツ」は、名寄以南で、1両しかない自由席は満席になる印象がありますが、この日は空席が目立っていました。

2020_07120237 (音威子府にて)  
 4日間乗り放題で10520円ですので、千歳から稚内まで片道で元が取れることを考えると、結構お得なきっぷです。

 北海道庁からの助成金を受けて、昨日から、「LOVE HOKKAIDO6日間パス」というきっぷが発売されています。6日間道内全線乗り放題で、指定席も4回まで使え、12000円ですので、補助金の上限に達するまでは、こちらの方が使い勝手は良さそうです。道内の観光需要は、目に見えて減退していますので、また北海道を旅行しようと思っています。

 

 

2020年7月 8日 (水)

おれんじ鉄道 佐敷駅

 7月4日未明の大雨によって、熊本県八代市、人吉市を始めとする球磨川流域が大規模な洪水被害に見舞われました。被災者の方には、お見舞い申し上げます。ここ数年、毎年のように梅雨時期になると、どこかしらで河川の氾濫、土砂災害が発生しています。今回の浸水被害では、球磨川に沿って走る肥薩線や、有明海沿いの肥薩おれんじ鉄道も被災しています。特に肥薩線は、この記事を書いている7月5日夕刻時点で、橋梁が3本崩落しているなど、仮に復旧するとしても、年単位になることが予想されます。

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2019_03110063 (佐敷駅)
 おれんじ鉄道の方も、佐敷駅構内が浸水するなど、わかっているだけで相当の被害を受けているようです。

 浸水した佐敷駅では、昨年3月に「おれんじ食堂」に乗った際、窓口で収集用のきっぷを買っていました。補充券2種類を出してもらい、また列車に乗り込んだように思います。こんなことをしている人は他にいませんでしたが。

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 つい先日、JR九州の新しい観光列車「36+3」の概要が発表され、毎週木曜日には、肥薩おれんじ鉄道経由、博多発鹿児島中央行き、という列車が走ることになっています。運転開始は今年の10月頃ということで、それに先立ち、先週の土日から、787系6両編成が、おれんじ鉄道線内を試運転していました。787系がこの区間を走るのは実に16年ぶりだそうです。当時運転していた乗務員がハンドルを握ったのかどうかは定かではありませんが、いよいよこれから、という時の被災です。

 運転再開がいつになるのか、恐らくまだ被害の全容もつかめていない状況だと思いますが、早く元通りになることを祈るばかりです。

 

 

2020年7月 5日 (日)

快速「あいづ」

2020_04250009 (快速「あいづ」)
 磐越西線の郡山~会津若松間には、特急列車こそ走っていないものの、指定席付きの快速列車がこれまで運転されていました。その最後は、485系6両編成の快速「あいづライナー」で、1日3往復走っていましたが、5年前の2015年3月をもって廃止され、単なる快速列車となりました。

 会津若松まで指定席付きの優等列車が運転されていたのは、福島県の特殊事情によるのではないかと思います。その歴史は戊辰戦争にまで遡り、「勝てば官軍」の新政府軍を迎え撃った旧幕府軍の会津藩は、時代は明治になると、薩長の明治政府から、旧幕府方として冷遇されることになります。廃藩置県に伴う県の設置と、県庁、県知事の新設をするにあたり、後の福島県となる地域最大の都市であった会津若松は、本来であれば、県庁所在地となるはずでしたが、明治新政府内に、会津に左様な名誉は与えられん、という風潮があり、結局、片田舎だった、今の福島市が県庁所在地になりました。

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2020_04250007 (郡山にて)
 そういう経緯で、福島市より会津若松市の方が栄えている時期が長く続いていました。今でこそ福島市は、新幹線も通り、単純に人口比較をすると、会津若松市の倍以上ありますが、古くは会津若松行きの特急「あいづ」が上野始発で走っており、郡山~会津若松間の特急「ビバあいづ」がなくなってからも、快速列車が運転を続けています。

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2020_04250006 (指定席車内)
 3月改正以降、E721系の1両半分をリクライニングシートの指定席に改装した、快速「あいづ」が走っています。期間限定で郡山方には会津若松高校の生徒が図案を描いたヘッドマークが掲出されています。このヘッドマークは期間限定でしたが、絵柄を変えて今も付いています。

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 郡山1041発の快速「あいづ1号」は、4両編成でした。最後尾の1両のうち半分が指定席です。車体には桜のラッピングと、「指定席」の文字で、そこが別料金の必要な指定席であることが強調されていました。4両編成に全部で10人乗っているかどうか、という程度の乗車率で、指定席は計2人でした。

 南東北の春は、やっと来たばかりで、沿線の磐梯山はまだ雪を被っており、桜が満開でした。

 

 

 

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