« 2020年5月 | トップページ | 2020年7月 »

2020年6月の5件の記事

2020年6月27日 (土)

リゾートみのり

2018_12240125 (鳴子温泉にて)
 陸羽東線の観光列車「リゾートみのり」は、平成20年の宮城DCにあわせて登場したキハ48形のリゾート列車です。車内や外観は、「リゾートしらかみ」などとよく似ています、というよりほぼ同じです。仙台~新庄間の温泉地帯を3両編成で運転していましたが、今年の6月末をもって運転を終了することが決定しています。この列車も、新型コロナウイルスによる観光需要減退の影響を受けて、4月から運休が続いており、運転が再開されることはありませんでした。

 4月にJR東日本管内の観光列車運休の報知が出たとき、「リゾートみのり」だけは当初、なぜか運休対象から外されていました。真偽のほどは不明ですが、仙台支社が「みのりは生活需要がある」として運休を拒否したという噂があります。というのも、「リゾートみのり」の運転開始時、1本定期列車を間引いて、この列車に置き換えた、という経緯があるからです。「みのり」は金曜と週末のみの運転のため、一部平日には、ほぼ同時刻で臨時普通列車が走っていました。

 しかしながら、結局運転したのは1週だけで、翌週からは、他の観光列車と同じく運休となりました。

2018_12240134
2018_12240136 (「みのり」車内)
 「リゾートみのり」が登場する前のキハ58系「おもいで湯けむり」には乗っていましたが、この列車に乗る機会は中々無く、一昨年の12月暮れに鳴子温泉から仙台まで初乗車しました。冬期間はは中間1両を抜いて2両編成での運転でした。鳴子温泉から乗る乗客は少なく、多くが新庄方面から乗ってきているようでした。観光客に加えて、古川や小牛田などから仙台へ向かう地元客の姿がそれなりにあったのが印象的です。

2018_12240138 (記念撮影プレート)
21400020
 秋や冬に、同じくキハ48形の「風っこ」を併結して4両編成で運転していたり、年末年始は磐越西線に出張して快速「あいづ」として走っていたりするなど、仙台支社管内での観光列車として活躍していましたが、さよなら運転などもなく、このまま引退するものと思われます。

 陸羽東線は、沿線に温泉地が点在し、一定の観光需要が見込めることから、HB-E300系の観光列車が後継に登場するものとばかり思っていましたが、今のところ、そういった発表はありません。後継列車は、快速「湯けむり」で、小牛田のキハ110系にラッピングを施した車両となるようです。指定席連結なので、盛岡からキハ1100番台のリクライニング車両を持ってくるのかと思っていましたが、仙台支社のプレスリリースによると、一般形のキハ110系のボックス席を指定席として発売し、ロングシート部分は自由席として運転するようです。「リゾートみのり」からは大幅なグレードダウンになりますが、来年夏の東北DC時に新たな観光列車が誕生するのでしょうか。

 

 

2020年6月26日 (金)

新得駅の入場券

 JR北海道では、アシストマルスやら指定席券売機やらで、エド券の発売を行なっているところが結構あります。その多くは札幌圏に集中していますが、遠く離れた十勝管内の新得駅にもあります。ここは元々券売機が1台しかなく、近距離券以外はすべて窓口での発売でしたが、今年の1月中旬頃に、その券売機が指定席券売機に置き替えられました。

2020_05180009 (新得駅)
2020_05180010 (新得は北海道の重心だそうです)
 当然のようにエド券発売機能がありますが、ここで目新しいのは、入場券がエド券で発売されていることです。九州や東海管内では、既に実装されていますが、北海道内での入場券発売は、マルス機能によるものでした。苗穂で試したことがありますが、クレジットカード利用が可能、という画面が出たので、これはマルス機能だと思いました。

2020_05180011 (指定席券売機)
 それで、1枚入場券を買ってみました。道内は200円です。様式自体は特に目新しいものではありません。これと最安の290円区間、マルス機能で乗車券をそれぞれ1枚ずつ買いました。余談ですが、北海道内の指定席券売機は、任意の区間で乗車券が買えるようです。

11100101
14100011
14100012
 特急とかち3号から、後続の普通列車に乗り換える間、東鹿越からの代行バスが着いたり、と一時賑やかになる新得駅ですが、それぞれ降りた客は、とかち3号が3人、代行バスが1人、と淋しいものでした。

 

 

2020年6月10日 (水)

ぷらっとこだま乗車票

 東海道新幹線の「こだま」限定で、片道から利用できる「ぷらっとこだま」というJR東海ツアーズの旅行商品があります。片道の「こだま」指定席と、ドリンク引換券が付いて、正規料金より安価です。インターネット、JR東海ツアーズ等の各支店、コールセンターなどで購入できます。

 これまで一度だけコールセンター経由で申し込んだことがあります。ネット予約だと、84円の送料別途で郵送されてきますが、コールセンター経由の場合は、店舗受取が出来ました。84円の送料をケチって、東京駅八重洲中央口にある東京支店での受取を選択しました。

 それで丁度東京駅へ行く用事があったついでに、東京支店へ寄って、ぷらっとこだまの受け取りをしたい旨伝えました。すると、受け取りは、1週間前からだと言われましたが、少々お時間いただければ発券します、ということで、10分ほど待ちました。

40000013
 そうして出てきたのが、この乗車票です。感熱の船車券で、しかも利用者名まで入っています。JRのマル契乗車票は、マルス券か、あっても常備券のものが多く、船車券で出されることは極めて稀です。というのも、JRの指定券類はマルスを通して押さえる必要があり、マルスがあるということはすなわち、発券プリンターもあることが殆どだからです。

 感熱の船車券は当然自動改札には通らないので、駅員氏に見せて通りました。品川駅の改札で持ち帰りを申し出ると、普通に無効印を捺してくれました。

 もし1週間前以降の受け取り期間内であれば、どこかで発券したマルス券を渡されたのではないかと推測していますが、いずれにせよ、なかなか見かけない乗車票でした。

 7月から始まる、とされている政府のGoToキャンペーンは、対象が今のところ旅行商品だけ、ただし、日帰り商品も適用可、とされていることから、半額補助の適用を期待して、「ぷらっとこだまは旅行商品」と言う人もいますが、果たしてどうなるのでしょうか。

 

 

 

2020年6月 7日 (日)

札沼線④記念入場券

 札沼線のラストラン記念として、廃止区間の北海道医療大学~新十津川間の入場券が発売されました。入場券としては、新十津川、浦臼、石狩月形、石狩当別、桑園の5駅分で、それ以外の駅は入場券を模した「記念券」になっています。

 1駅の入場券に3駅分の記念券がセットになっており、5駅分(5セット)すべて集めると、桑園、石狩当別~新十津川の全駅が揃うようになっています。

 発売は、令和元年12月1日からで、営業終了となる今年の5月6日までとされていました。また、桑園駅の発売分には、記念品と引き換えられる券がついており、全駅分揃えたうえで、半券を切り取り、沿線の指定店舗で700円以上の買い物、又は食事等をした際にスタンプを押してもらうと、札幌駅の北海道四季彩館で記念のクリアファイルがもらえる特典もあります。こちらも引換は5月6日までとされていました。

 3月初旬に札沼線の各駅をめぐり、これら5駅分すべて集めました。駅ごとに切り離すと、「わがまちご当地入場券」と同じサイズになるので、一緒にファイルに収めました。私は新十津川から入って、桑園方面へ向かったので、指定店舗で買い物はしていますが、スタンプを押してもらうことができなかったので、特典引換はしていません。

 このあと、札沼線は4月17日の新十津川1000発石狩当別行き列車をもって、突如運行を中止し、そのまま廃止となりました。その経緯は、「札沼線③ラストラン」でまとめていますので、そちらをご参照ください。

 運行が終了したため、桑園、石狩当別以外の記念入場券は、発売中止となりました。GW中に札沼線に乗り、記念入場券を集めようとしていた人も大勢いたと思われます。この救済措置として、JR北海道は、4月17日にプレスリリースを出し、4月末日必着で、郵送による5駅セット販売を行なうと発表しました。本社営業部宛に、現金書留で入場券代1000円と、送料(赤レタパ)520円を郵送するよう記載されていました。
 350000081 350000082 (桑園駅)

350000091 350000092 (石狩当別駅)

350000101 350000102 (石狩月形駅)

350000111 350000112 (浦臼駅)

350000121 350000122 (新十津川駅)
(いずれもクリックすると拡大します)

 運行が終了したため、桑園、石狩当別以外の記念入場券は、発売中止となりました。GW中に札沼線に乗り、記念入場券を集めようとしていた人も大勢いたと思われます。この救済措置として、JR北海道は、4月17日にプレスリリースを出し、4月末日必着で、郵送による5駅セット販売を行なうと発表しました。本社営業部宛に、現金書留で入場券代1000円と、送料(赤レタパ)520円を郵送するよう記載されていました。

  私は5駅全て揃えていましたが、切り離してしまっているので、綺麗な状態のものを1セット保存しておこうと思い、申し込みました。

 それから1ヶ月ほど経って、5月30日にようやく届きました。JR北海道によると、予想以上の申し込みがあり、5月中にはなんとか発送を終えられたそうです。郵送販売であれば、現地へ行く予定のなかった人も簡単に申し込めたので、現地で売るより、よほど売れたのではないかと推測しています。新型コロナの煽りで、大赤字を出しているようなので、少しは補填になったのではなかろうかと思います。

 クリアファイルの特典引換は、9月30日まで延長されているので、機会があれば、引き換えてきたいと思っています。

 

 

 

2020年6月 4日 (木)

会津野岩線3社連絡券

 首都圏から南会津方面へ行くには、東武鉄道→野岩鉄道→会津鉄道というルートがあります。郡山まで新幹線に乗って、会津若松を回るより、目的地によっては、こちらの方が速いです。会津若松から東武日光まで、快速「AIZUマウントエクスプレス」が直通運転していることもあり、会津若松駅では、東武線内の特急停車駅までの連絡乗車券を発売しています。このきっぷは、JR、会津鉄道、野岩鉄道、東武鉄道の4社連絡となるため、通常のマルス口座ではなく、特別企画乗車券の様式を流用したもので発売されます。以前、これの東武鉄道発売版を紹介したことがあります。

 今回は、この4社連絡ではありません。しかもマルス券でもありません。会津若松から、会津鉄道、野岩鉄道の3社連絡の乗車券は、マルスですと、金額入力操作の収受額入力で発券されます。この発券方法だと、経路は印字されません。会津鉄道、野岩鉄道経由以外はあり得ないため、特に追記されることなく渡されるようです。

 当初はこれを買おうと、会津若松駅の窓口に並びましたが、先客が出札補充券の乗車券を買おうとしていたので、止む無く諦め、券売機に行きました。どうやら障割の連絡券を買おうとしていたようでした。

 券売機で、野岩線連絡のボタンを押し、「新藤原」を選択しました。会津若松は、Suicaの仙台エリアに含まれていますので、Suica決済ができました。出てきたきっぷは、エド券で、金額は3190円と高額ですが、100km以内のため、途中下車はできません。

14200003
 会津鉄道と野岩鉄道の接続駅、「会津高原尾瀬口」から野岩線内の運賃区間が表示されています。「会津鬼怒川線」というのは、野岩鉄道の路線名です。きっぷの券面に、「会津鉄道」の表記はありません。

 このきっぷを持って、春先の南会津を回ってきました。途中下車できないきっぷなのに「回ってきた」とは、つまり、会津鉄道の規定により、湯野上温泉と、塔のへつりでは、すべての乗車券に途中下車が認められているためです。

2020_042500592020_04250075
(いずれも湯野上温泉にて)
 桜が満開の湯野上温泉駅で降り、誰もいない塔のへつりへ行き、温泉に浸かってきました。会津田島から接続の野岩線内の普通列車(毎時1本)が2本連続で間引かれていたのには面食らいましたが。野岩線は、定期利用者がほぼおらず、従って都道府県をまたぐ移動の「自粛」要請が出ていた今年のGW期間から、当面の間、乗客が見込めないということで一部列車を運休にしています。これは今でも続いています。新藤原からは、東武の株主優待券を併用して浅草まで行きました。このきっぷと株主優待券(金券ショップで550円でした…)を見せても、駅員氏は固まることなく、普通に無効印を捺しました。結構こういう旅客がいるんでしょうか。

[以下広告]

 

 

 

 

« 2020年5月 | トップページ | 2020年7月 »