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2020年5月 9日 (土)

前郷から秋田ゆき

2018_02180199 (前郷にて)
 由利高原鉄道は、旧国鉄矢島線を第三セクターに転換した鉄道で、「鳥海山ろく線」という愛称がついています。羽後本庄~矢島間23kmの路線です。列車は昼間に2時間ほど空く時間帯があるほかは、概ね1時間に1本の運転で、片道の所要時間は、約40分です。そうすると、途中駅で上下列車が交換しなければなりませんが、全線の丁度中間にあたる前郷駅で交換しています。

 由利高原鉄道は、自動化がなされておらず、前郷~矢島間がタブレット閉塞、前郷~羽後本荘間がスタフ閉塞です。よって、前郷駅では、いわゆる「タブレット交換」が見られます。

2018_02180200 (タブレット交換)

16200001
 そういうわけで前郷駅は有人駅で、きっぷも販売しています。ちなみに、「前郷」は、「まえごう」と読みます。時折吹雪く2月の寒い日に、上り列車から降りて、駅舎の窓口で、「秋田ゆき」のJR連絡硬券を買いました。この列車に乗る前、矢島駅で、いろいろときっぷを買っていたら、駅員氏に「前郷でも買えるよ」と言われ、つい買ってしまった次第です。片道1150円もします。実際に使ったので、ハサミを入れてもらいました。「本当に入れていいの?」と聞かれました。列車から降りてきて、きっぷを買うのは明らかに収集目的ですので。。

 平日は高校生が乗っているのでしょうが、休日午後の列車に乗っている人は誰もいませんでした。途中の駅で1人か2人乗ってきたような気がしますが。

 

 

 

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