« JR九州の指定席券売機エド券 | トップページ | 美深 »

2020年4月12日 (日)

札沼線②

 札沼線の北海道医療大学~新十津川間が5月6日をもって廃止になることは以前書きました。2月末から3月初めにかけて北海道に滞在していた私は、5日目の最終日旭川の宿を出て、滝川経由、バスで新十津川駅に向かいました。バスは新十津川町役場行きで、駅前には入りません。役場から駅までは歩いて2、3分です。

2020_03020648
2020_03020666
2020_03020654 
2020_03020661 (新十津川にて)
 新十津川駅は、こぢんまちした駅舎ですが、この日は結構な数の人がいました。殆どが廃線前のお名残乗車で、地元の人は物販をやっている人くらいです。駅舎の窓口では、記念入場券を売っています。硬券の来駅記念証も売っていました。

Epson_20200412145742
 ちなみに、役場の隣にある新十津川郵便局では、札沼線ラストランの記念小型印の押印をやっています。63円以上の郵券を貼った紙であれば、なんでも押してくれます。勿論、官製はがきのサイズであればそのまま郵送もできます。平日の開局中のみのサービスですが。

Epson_20200412145509_20200412150801 Epson_20200412145742_20200412150801
Epson_20200412145509
 駅の裏手には、空知中央病院の大きな建物もあり、駅周辺はそこそこ開けています。新十津川から浦臼まで、定期列車は1日1往復のみに減らされており、1000発の石狩当別行きが最終列車です。これから廃止日までの土休日は、午後に臨時列車が1本設定されます。

2020_03020642
2020_03020706 (廃止後は確実に撤去される標識)
 さて、平日のこの日は増結もなく、キハ40系の単行でした。車内は座席が一通り埋まるほどの乗車率でした。列車は広い石狩平野をゆっくり走っていきます。車窓左手の石狩川対岸には函館本線が走っています。両線の距離の近さ故に、戦時中は不要不急路線として札沼線の石狩当別以北は線路が剥がされ、国内重要幹線の複線化や樺太庁管内の鉄道敷設に使われたそうです。戦後、沿線住民が中心となって鉄路を復活させました。
2020_03020683 (鶴沼にて)

2020_03020700 (つるぬま温泉の玄関)
 私は、1日1往復区間の鶴沼で降り、記念入場券を売っている、つるぬま温泉まで15分ほど国道を歩きました。つるぬま温泉は、地方の温泉施設、という雰囲気で、熱い湯に浸かって、湯上りで涼んで昼食をいただいて、とやっていました。同じことをしている人が数人いました。目の前のバス停から浦臼駅行きのバスに乗ります。
2020_03020704 (浦臼駅)

2020_03020713 (駅スタンプのある浦臼町役場)
 浦臼町役場で駅スタンプを押して来たりして、浦臼始発の列車に乗ります。新十津川直通以外の乗客は5人ほどでした。平日、ということもあるでしょうが。このあと、石狩月形、札比内を訪れますが、それはまた今度に。札比内は以前書いています。

11100097
 使用した乗車券は、新千歳空港までのきっぷです。JR北海道は、ワンマン列車かつ無人駅降車の場合、使用済み乗車券は持ち帰り不可ですので、逆向きは確実に回収されます。

 札沼線はGW最終日の5月6日に廃止予定ですが、昨今の新型コロナウイルスによる「3密」を回避するため、

 ・GW中は全列車全車指定席にする。

 ・最終運行日を4月25日(土)に前倒しし、その後は全列車運休。

という2案が検討されているそうです。前者の場合、一部の列車は5両運転がなされる、とのプレスリリースも出ていました。しかしながら、個人的には後者になりそうな気がしています。列車を全車指定席にしたところで、沿線は人で溢れかえるでしょうし、政府の外出自粛要請(自粛を「要請」って変な言葉ですよね。。)にも法的拘束力はないので、人が集まるのは避けられません。5両編成の指定席であればちょっと乗ってみたいですが。

 いずれにしても不運な最後を遂げることになってしまいそうです。廃止日の延長とかはできないんですかね?



 

 

« JR九州の指定席券売機エド券 | トップページ | 美深 »

乗車券」カテゴリの記事

廃止路線(札沼線)」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« JR九州の指定席券売機エド券 | トップページ | 美深 »