東海道新幹線回数券
東海道・山陽新幹線に乗るときは、ほぼEX予約を使うので、私は回数券を買うことはほぼありません。指定席用の回数券ですと、もともとが高い指定席料金からの割引になり、自由席価格のEX予約より割高になることが多いからです。
そういう頭があるので、新幹線利用時に回数券という選択肢は無いのですが、昨今の新型コロナ流行で、長距離の移動がめっきり減り、金券ショップで新幹線回数券が暴落しているという噂を聞きました。買う人がいなくなり、期限のある回数券の在庫が余り、需給のバランスが崩れたためと思われます。
そこで、3月の3連休に実家へ帰省することにしていた私は、回数券の価格によっては、当初のANA利用をやめ、新幹線利用にしようと思い、新宿西口の金券ショップが集まるエリアへ出向きました。すると、普段は13000円前後で売っている東京⇔新大阪の回数券が11000円前後、中にはこれを割っているものもありました。
何軒か見て回って、結局10340円で買いました。正規料金が14720円(のぞみ指定席)、13870円(自由席)するので、実に30%近い割引率です。EX早得21でも11200円なので、これより1000円近く安いです。
私が愛用している羽田⇔神戸間のANA便U25運賃(25歳以下の当日限定割引運賃)でも11000円ほどしています。こちらの早得は安ければ8000円にまで下がりますが。
そういうわけで、午後半休にした私は、品川から下りのぞみ号に乗りました。乗車前に券売機で指定席を確保したのですが、なぜか指のみ券が付いてきました。回数券の類は、発行替えがなされ、原券回収だと思っていたので、これは意外でした。改札内の券売機だと発行替えにならない、とかでしょうか。
乗車したのぞみ号は、窓側が半分埋まるほどの乗車率、つまり10%ほどでした。名古屋でこのうち半数が降り、新大阪まで行ったのは10人前後でした。これではJR東海もかなり痛手であろうことは容易に想像がつきます。明日にでも政府が特措法に基づく緊急事態宣言を出すそうですが、一体いつになれば終息するんでしょうね。。
ちなみに、金券屋の回数券価格は、在庫がある程度捌けたのか、若干上昇し、現在は12000円前後で推移しているようです。
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