JR九州の指定席券売機エド券
JR九州の福岡近郊3駅、笹原、春日、水城駅に、アシストマルスが導入されました。導入されたのは3月上旬で、3月中は通常の指定席券売機としての利用に留まり、4月1日から通話方式のアシスト機能が使えるようになっています。
このアシストマルスは、近距離券売機の置き換えとして導入されたもので、北海道内、及び中京圏の指定席券売機には実装されているエド券発券機能がついています。ただし、ICカードのチャージはできません。
(水城駅のアシストマルス)
(水城駅)
3連休に日帰りで福岡を訪れていた私は、まず春日駅に寄りました。すると、なんと「準備中」の画面でした。こうなると、なんのきっぷも買えなくなります。みどりの窓口があるので、特に困ることはありませんが。
次の9両編成普通電車で水城に向かいます。ここは稼働中でした。片道券と入場券を買います。入場券もエド券です。85mmの入場券は買えません。また、ICカードのチャージはホーム上の精算機を使うように掲示がありました。
北海道のエド券と異なるのは、発行箇所が「水城駅AMV」となることです。道内の場合は、マルス券と全く別の発売箇所表記になっていました。マルス券も買ったのですが、結局使わずに払い戻してしまったので、手元にはありません。
(笹原駅)
太宰府に行き、糸島の海を眺めた私は、夜の博多駅に戻ってきました。帰りの新幹線まで少々時間があったので、どうせなら、と笹原へ行きました。笹原は上下線で方面別に改札口があり、そのうち、窓口と券売機があるのは、上り博多方面のみです。ここでも入場券と片道券を買いました。これら3駅ではみどりの窓口と併存していますが、いずれ窓口の閉鎖もあり得るのでしょうか。
券売機できっぷを買っていて思ったのは、たとえば、前の客が指定券を買おうとしていると、隣の駅まで行きたいだけの客が後ろで延々と待たされることです。近距離券であれば、金額を押して現金を投入するだけなので、購入にさほど時間はかかりませんが、指定券となると一般客はそれなりに時間がかかります。ICカードが普及しているエリアなので、そこまで弊害はないと思いますが、少し気になりました。
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