マリンエクスプレス踊り子
(河津にて)
2012年12月から運行を開始した特急「マリンエクスプレス踊り子」は、NEX用のE259系で運転されています。本業のNEX運用が丁度不振になっていた時期で、余剰車両を活用しよう、ということだったのだと思われます。伊豆方面の「踊り子」号系統は、185系の「踊り子」がB特急料金の一方で、251系の「スーパービュー踊り子」はA特急料金でした。この「マリンエクスプレス踊り子」は、E259系を使用しているためか、A特急料金適用とされていました。
JR東日本の春の臨時列車情報を見ると、「マリンエクスプレス踊り子」は、ダイヤ改正前の3月8日以降、設定がなされていませんでした。E261系の「サフィール踊り子」が誕生することなどを受けて、運転終了とみていますが、実際のところはどうなのでしょうか。
(河津桜まつり)
運転終了前の2月中旬、満開の河津桜を見に行った帰り、横浜まで「マリンエクスプレス踊り子76号」に乗りました。河津桜シーズン中の土曜日ということもあり、どの列車も軒並み満席表示でした。この列車も多分に漏れず、満席でしたが、隣は結局来ませんでした。
伊豆急下田始発ですが、列車はほぼ空席の状態で河津に着きました。座席カバーが、この列車独自の錨マークのものになっていました。通路上のモニターも「マリンエクスプレス踊り子」に固定されています。外観はNEXそのものですが、先頭車両には、錨マークが付けられています。この編成はマリンエクスプレス踊り子専用なのだと思われます。通常のNEX運用にも入っているのでしょうが。
(片瀬白田付近の車窓)
普通の「踊り子」は185系なので、コンセント付の新型車両のこの列車は快適でした。運転が終了すると、E259系が伊豆の東海岸を走ることもなくなります。また、車内Wifiが付いていますが、伊豆急線内で使おうとしても繋がりませんでした。車掌の放送によると、小田原を出てからしか使えないそうです。
(東京にて)
熱海を出ると、横浜まで停まりません。私は横浜で降り、5分後の東海道線の電車で東京駅に向かいました。東京まで乗ると、特急料金が一段上がるからです。東京到着後、隣のホームに回送発車待ちで、まだE259系が停まっていました。なお、マリンエクスプレス踊り子専用のチケッターがあるそうですが、指定券に指定された席に座っている限り、車内改札は省略されるので、もらいそこねました。
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