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2020年3月11日 (水)

札沼線①札比内駅

 札沼線の北海道医療大学~新十津川間は、5月6日を以って廃止されます。北海道医療大学までは電化されていて、札幌都市圏の通勤通学輸送路線ですが、以遠は、キハ40の単行列車がのんびりと走るローカル線です。

 札沼線の名称の通り、以前は、留萌本線の石狩沼田までを結んでいましたが、新十津川~石狩沼田間は昭和47年に、いわゆる赤字83線の一つとして、廃止されています。残った区間も、このうち、浦臼~新十津川間は、利用客が僅かということから、平成28年のダイヤ改正以降、1日1往復にまで本数が減らされています。

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2020_03020792(札比内駅)
 先週の月曜日、旭川のホテルを出て、滝川駅前からバスで新十津川駅に向かい、1000発の最終列車で、札沼線めぐりを始めました。廃止区間のうち、有人駅は、石狩月形のみですが、もう1駅、札比内は、簡易委託駅となっています。

 石狩月形から下り列車に乗って、札比内で降りました。駅を出て、30秒歩くと、国道に出ます。信号を渡ったところに、渋谷薬店があります。簡易委託乗車券は、この薬店で発売されています。訪れたとき、店内が薄暗くて、休みなのかと思いました。しかし、入り口の自動ドアの前に立つと、自動で開きました。ということは、営業しているのでしょう。店内に入り、奥に声をかけると、テレビを見ていたと思しきおじいさんが出てきました。

2020_03020788 (渋谷薬店)
2020_03020786 (駅前の国道)
2020_03020787_20200308180801 (「札比内駅」)
 何も言わなくても、「きっぷ?」と聞かれ、豊ケ岡までの常備券、200円ね、1759番目だよ、と言われました。ご苦労様、とも言われました。豊ケ岡は、原生林の中にある、いわゆる秘境駅ですので、普段使いしている人は恐らくいないと思います。よって、このきっぷを買いに来るのはマニアだけで、実際、そのようです。
15100036
 北海道の簡易委託駅は、総販前出し券を売っているところが多かったのですが、昨年の10月1日以降、一斉に常備券に切り替わりました。それから1800枚近く売れているということは、乗りもしないきっぷの売り上げが、36万円ほどあるということです。  駅の周りは、この薬店と、郵便局、駐在があるくらいです。駅に戻り、さっき乗ってきた列車が浦臼で折り返してくるのを待っていました。

2020_03020809(到着する上り列車)
 新十津川発着の列車には、結構な数の旅行者が乗っていましたが、それ以外は、平日ということもあるでしょうが、乗客は常に5人以下でした。それも、同じ顔が行ったり来たりしているようでした。

 

 

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