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2019年12月10日 (火)

高知観光きっぷ

 「高知観光きっぷ」は、e5489でのみ発売しているきっぷです。岡山発着で、土讃線経由、高知周辺のフリーエリアまでの往復特急列車自由席と、当該フリーエリア内の特急列車自由席が利用できて、6600円です。フリーエリアは、土讃線の土佐山田~伊野間です。

 このきっぷは、e5489での限定発売で、購入時に乗車列車の指定を求められました。自由席しか利用できないので、列車選択は無意味だと思いますが、適当な列車を選択しておけば次に進めました。その画面で、「自由席利用。選択した列車以外も利用できます」との記載がありました。それなら最初の列車選択画面は要らないように思いますが。。

 JR東海区間は含んでいないので、東京都区内の指定席券売機でも受け取れるだろうと思い、有楽町で試してみましたが、発券できませんでした。調べてみたところ、発券可能なのは、岡山県内、及び福山地区に限られていました。このきっぷの本来の目的は、岡山県周辺に住んでいる人向けに高知を観光してもらう、というもので、私みたいな東京の人間に、新幹線でやってきて、ただ交通費を安く上げるために使われることを極力防ぎたいのかもしれません。

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 仕方がないので、岡山での新幹線→特急「南風」乗り継ぎの6分間に改札の外に出て受け取ってきました。ちなみに改札内の券売機でも受け取れません。

 乗り込んだ「南風1号」は、3両編成で、自由席は1.5両でした。窓側が埋まる程度の混雑率でした。周りにも同じきっぷを持っている人がちらほらいました。ちなみに、岡山→高知は、正規料金だと5540円なので、ざっと半額近いです。なお、有効期間は4日間もあります。私は日帰りしましたが。

2019_11160001 (岡山にて)
 帰りは、「南風」と「しまんと」の併結列車に乗りました。南風の自由席は立ち客が出るほどの混雑だったので、「しまんと」の自由席に座っていました。このきっぷは、改札を出なければ、列車の乗り継ぎも認められています。例えば、「マリンライナー」→坂出→「しまんと」と乗り継ぐこともできます。

 「しまんと」に岡山行きのきっぷを持って乗車していたので、車掌氏に2回(別人)も「この車両は高松行きなので、宇多津までに後ろの車両に移ってください」と言われました。

 なお、岡山発着で、松山周辺のフリーエリアが付いた「松山観光きっぷ」というのも発売されています。

 

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