改元記念都区内パス
先日11月10日の祝賀御列の儀を以って、改元に係る皇室行事が全て終了しました。平安時代の儀式を一部現代風に改めた式典を見ていると、今が一体いつの時代なのか、よくわからなくなるような気もしました。
今回の改元は、憲政史上初のご譲位ということで、宮内庁はじめ、政府の中でも様々な調整があったとされていますが、改元の日程が事前にわかっているものであったため、JRや他の鉄道会社でも記念きっぷ等の発売がなされました。
記念きっぷ系は、発売枚数限定の硬券等が多かった印象ですが、JR東日本では、都区内パスに、記念文言を入れて発売されました。
改元前の4月12~30日利用分には、「ありがとう平成」、5月1~31日利用分には、「ようこそ令和」の文字が印字され、それぞれ、120mm券の別紙に記念文言が印字されました。なお、自動券売機、多機能券売機での発売分は対象外で、マルス券のみとされています。
(「ありがとう平成」)
令和になってから発売された記念文言には、末尾に「令和元年」と記載され、きっぷ系の日付表記が西暦に変わったJRのマルス券において、「令和元年」と印字されるのは希少なものとなりそうです。
(「ようこそ令和」)
ちなみに、今出川先生のブログによると、4月12~17日発売分の記念文言には、末尾の年記載がなく、「平成31年」の記載が入ったのは18日以降だそうです。私が買ったのは、18日以降でしたので、記載のないものは手持ちがありません。
都区内パスは、誰でも気軽に買えるので、無駄に記念きっぷの発売列に並ぶこともなく、すんなり買えました。たまにはこういった記念きっぷがあってもいいような気がします。
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