北常盤
(北常盤駅)
北常盤駅は、奥羽本線の川部から青森方に1駅行ったところにあります。南津軽郡の旧常盤村(現在は藤崎町)の中心駅で、1983(昭和58)年以降、簡易委託駅として、乗車券、指定券の発売が行なわれています。
駅は、コミュニティ施設と同居しており、改札口の右手にきっぷ発売窓口と事務室があります。駅舎の大半はコミュニティ施設で、駅の待合室も兼ねています。
(窓口は右手)
弘前発青森行きの5両編成普通列車から降りた私は、跨線橋を渡り、窓口に向かいました。窓口には、津軽弁を話す委託のおばちゃんがいました。帰省に使う東海道新幹線の新幹線特急券と、通勤用の自由席特急券をお願いしました。
「のぞみ」号の指定券は取り扱ったことがないらしく、時刻表を見ながら、「5030円で合ってるかい?」と聞かれました。たぶん合ってる、と答えると、POSをたたきながら、ん?値段が違うべ、と言いました。4820円にしかならんべ、と言っていると、もう一人、おばちゃんが戻ってきました。2人で時刻表のピンク色のページを見て、5030円だ、と。
お兄さん、この機械わかるかい?と聞かれ、画面を見せてくれました。券種のところが「ひかり・こだま」になっていたので、「のぞみ指定席かなんかあります?」と言いました。あったべ、値段も合ってる、と言って、やったことないから、と料補を書き始めました。こちらは手慣れたもんで、ささっと書き上げてくれました。
このあとどこ行くん?と聞かれ、田舎館村の田んぼアート見に行きます、と言うと、あれは見事なもんだよ、と教えてくれました。ちなみに、どっかこのあたりで昼ごはん食べられるところは、駅のコミュニティ施設があるけれども、日曜だから休み、田舎館に行った方がよい、と言われました。
駅を出て、すぐ右手に藤崎タクシーの営業所があります。1台いいですか、と声をかけると、ドアを開けたままこちらへ走ってきました。 田舎館村の村役場までは15分、1400円ほどでした。暑い青森の夏空の下を歩かずに済みました、、
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