宮古駅三鉄みどりの窓口
宮古駅は、JR山田線と三陸鉄道リアス線の結節点です。駅前からは、盛岡行きの「106急行バス」が頻発運転しています。本数が極端に少ない山田線より、このバスを利用して盛岡に出るのが現実的な手段となっています。
(宮古駅)
それはともかく、今年の3月24日にリアス線が全線開業しました。その模様は、前回の記事で紹介しましたが、リアス線開業に伴って、宮古駅の管理が、JR東日本から三陸鉄道に移管されました。宮古駅には、みどりの窓口がありますが、この窓口業務も三鉄が引き継いでいます。
では、北陸三セクのように、旅行会社扱いかというと、その点は、他のJR駅と変わりはなく、発売できるきっぷにも制限はありません。「みどりの窓口」の営業を三鉄が行なっているに過ぎません。クレジットカードも普通に使えます。営業形態としては、えちごトキめき鉄道に移管された直江津駅と同様です。
(大混雑の窓口前)
開業初日、リアス線に乗りに来た私は、久慈からの列車が宮古に着くと、すぐに窓口の列に並びました。宮古駅発行のきっぷを買おうと、大勢が並んでおり、5人目くらいでした。その後、列は長くなりました、、、
マルス端末を扱う窓口氏は、「三鉄」の名札を着用していて、まだ扱いに慣れないのか、ぎこちない手で操作していました。私が買ったのは、通勤用の特急券です。ビューカードを使うと、「東C」になります。
隣には、三鉄の窓口があり、こちらでは硬券や補充券を普通に扱っていました。「片道途中下車きっぷ」を持っていたので、なにも買いませんでしたが。
宮古駅の窓口販売の手数料も少しは、三鉄に入るでしょうし、JR山田線の列車よりもリアス線のほうが多い実態に鑑みると、この運営も効率的だと思いました。
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