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2019年5月11日 (土)

分倍河原発行の片道補充券

 京王線と南武線の乗換駅である分倍河原は、京王電鉄が管理する駅です。朝の通勤ラッシュ時には、乗換客が殺到して、狭い階段、通路がいつも渋滞しています。JRの改札はありますが、JRの駅員はいません。改札も京王がやっています。時刻表等では、みどりの窓口も無いことになっています。実際、ありません。JRの自動券売機はありますが、指定席券売機もありません。

 しかし、京王の定期券売り場で、当日、当駅発の乗車券、及び回数券については発売しています。マルスもPOSも無いので、補充券による発行です。だいぶん前に、分倍河原発行の往復補充券を紹介しましたが、今回は、片道補充券(片補)です。

 運賃を確認するために、府中本町へ電話をしているそうで、一旦、手作業で運賃を調べてから、電話をしています。この日、行った時は、「なかなか電話が繋がらないので、いつ出来上がるかわからないですけど、いいですか」と予め確認されました。もう一人待っている人がいて、出来上がるまでの間、暫く話していました。昨年3月限りで廃線になった三江線経由の乗車券を頼んだようでした。30分かそこら待って、ようやく出来上がりました。
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 発駅、発行駅が分倍河原で固定された補充券です。ちなみに、区間、経路の制限は無いそうです。100kmまでの区間は、券売機で買えるので対象外ですが、、、

 私は、このきっぷを持って、あしかがフラワーパークに行ってきました。まだ、「あしかがフラワーパーク」駅が出来る前だったので、隣の富田から歩きました。藤祭りが有名ですが、冬期間は、イルミネーションをやっています。

 

 京王分倍河原の定期券発売窓口は、4月12日で閉鎖されました。3月20日付で、プレスリリースが出ていました。なお、同プレスリリースの中で、「JR線の定期券以外の乗車券類につきましては、引き続き発売いたします」との記載があることから、補充券による乗車券の発売は、継続されるようです。聞いた話では、改札で申し出れば、対応してくれる、とのことでしたが。

 余談ですが、旧桜菊観光(京王観光大阪支店等)が、指のみ機能を悪用して、JRから1億8000万円の賠償請求された事件で、京王観光とJRとの発券委託契約が解除になりました。京王観光では今後一切JR券が発券できなくなるようです。この問題が発覚したのが今年の1月で、処分が決まったのが先月4月暮れでした。分倍河原の本件がこれと関係があるのか無いのかはよくわかりません。JR券の発券はこれま通り続ける、としているので、単なる偶然なのでしょうか、、、

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