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2018年10月 1日 (月)

いろは日光

2018_06010002(「いろは」。大宮にて)
 今年の4~6月に、栃木デスティネーションキャンペーンが開催されました。それに合せて、JR東日本大宮支社では、日光線に観光列車を導入することを決めました。日光線の列車は、京葉線から転入してきた205系4両編成によって運行されており、(一部は、元埼京線用)茶系統の占用色をまとっています。
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2018_06010004(大宮にて)

 そのうち1編成を再改造し、2扉ボックスシート主体の「いろは」とすることとなりました。「いろは」という名称は、日光と中禅寺湖の間にある「いろは坂」から採られています。いろは坂は、48の急勾配急カーブの続く坂道で、坂には順番に、イロハの名前が振られています。紅葉の時期には大渋滞を引き起こしていることでも有名です、、、

 

 「いろは」は、普段は日光線の定期列車に充当することとされており、時刻表上では、(「いろは」車両で運転)と記載さているので、一目で見分けられます。定期列車としての運行が殆どで、臨時列車として走ることはほぼ無いのですが、運行開始当初は、大宮から日光への臨時快速として運転されました。4月1日に宇都宮~日光間で快速「誕生いろは日光号」としての運転を皮切りに、4月末~5月のGWに、大宮~日光間の快速「GOGOいろは日光」、5月18日に同区間で快速「日光東照宮春季例大祭号」として運転されました。いずれも全車指定席です。JR東日本は、「観光需要の高まる時期に栃木県内を中心に臨時列車として走ることもあります」としていますが、その後、臨時列車としての運転はありません。

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2018_06010012(「いろは」車内)
 4月30日の快速「GOGOいろは日光」下り列車に乗車しました。ダイヤは、    
 
 大宮0836発→日光1045着

というものでした。

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 ドアは片側2ヶ所とされ、中間の2扉は埋められていました。車内は2列&1列のボックスシートで、当然ながら、座席番号の表示もあります。日光いろは坂のイメージで、紅葉の模様が描かれたシートです。前日えきねっとで空席を見てみたところ、満席表示でしたが、実際の乗車率は、3割程度でしかありませんでした。蓮田、久喜、古河、小山と、宇都宮線の快速「ラビット」停車駅と同じように停まります。先行の普通列車がいないためか、東北本線をフルスピードで走っています。宇都宮では日光線ホームに入りました。ここで進行方向を換えて、日光線に入ります。日光線内は無停車でした。
2018_06010019(日光駅でのお出迎え)

 終点の日光に着くと、「栃木DC」の横断幕を掲げて歓迎されました。乗っていたのはほぼ鉄道マニアでしたが、、驚いたのは、東武社員も多数いたことです。東武とJRが共同で、やっているようでした。東武社員がいたので、「SL大樹」の宣伝もしていました。栃木DC記念の乗車記念証をホームで配布もしていました。
Epson138

Epson139(乗車記念証の両面。名刺サイズでした)

 JR日光駅前は特になにもなく、坂を少し上がったところにある東武日光駅前にバスターミナルその他の施設が揃っています。GW最中なので、さぞ大勢の人で溢れているのかと思いきや、そこまで人は多くありませんでした。
2018_06010027(今市の杉並木)
 日光東照宮は修繕工事中ですし、いろは坂から中禅寺湖、華厳の滝方面へは行ったことがあるので、私は、今市の日光杉街道を見るべく、東武日光駅から下今市行きの電車にすぐさま乗り込みました。

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