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2018年9月の2件の記事

2018年9月24日 (月)

A列車で行こう

2018_08270184(三角にて) 
 三角線には、特急「A列車で行こう」が運転されています。D&S列車の一つで、熊本と、天草の入り口、三角とを結んでいます。片道40分前後で、1日3往復が走っています。この列車は、九州新幹線全線開業後、約半年経った、平成23(2011)年10月8日から走り始めました。列車名の「A」は、大人(Adult)や天草(Amakusa)の頭文字から採ったそうです。

 三角から天草方面へは、三角港から、快速船「シークルーズ」が、松島港・本渡港へ運航されており、「A列車で行こう」の運転日(主に土休日)には、接続を考慮したダイヤに組み替えられています。また、天草五橋を経由するバス、快速「あまくさ」でも向かうことができます。
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 列車は、キハ185系を改造した2両編成で、1号車にはバーカウンターが設けられています。車内は、「16世紀の天草に伝わった南蛮文化」をテーマにデザインされており、シックな装いです。

 2号車に、4人掛けのボックスシートがあるほかは、2人掛けのリクライニングシートで、定員は84人と少なめの設定です。
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 天草本渡に泊っていた私は、朝、レンタカーを走らせて、二江港から出るイルカウォッチングの漁船に乗っていました。天草北部の有明海には、野生のイルカが棲息しており、海面をジャンプするイルカの群れを見ることができます。イルカに出会える確率は95%というもので、夏休み最後の土日ということもあり、様々な業者の船が出ていました。
2018_08270121(天草のイルカ)
 二江港から車を走らせて、途中、松島に寄ったあと、天草五橋を渡って、三角駅で車を返します。三角には、駅レンタカーの営業所があります。ただ、最寄のガソリンスタンドが日曜休業で、5kmほど離れたところまで給油に行かねばなりませんでした、、片道5分ほどなのですが。
2018_08270177(三角駅)

 重厚な造りの三角駅には、みどりの窓口もありました。大牟田までの乗車券を頼むと、マルスを操作して、九州のE-POSで発券していました。東京・国分寺までの通信費削減のため、九州島内完結のきっぷについては、POS発券とすることが多いようです。

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 1350発の「A列車で行こう4号」に乗ります。天草帰りの観光客で、ほぼ満席でした。発車前から、バーカウンターには列が出来ていました。

 列車はワンマン運転で、車内放送は、客室乗務員がしていました。検札はありませんでした。発車して暫くすると、カウンターの行列もなくなり、私は、フリースペースのソファに座っていました。座席よりこちらの方が居心地が良かったです。。
2018_08270193(御輿来[おこしき]海岸)

 途中、有明海を眺めながら、三角線内は無停車で走り、宇土から鹿児島本線に入ると、速度を上げました。終点の熊本まで41分と乗車時間は短めです。オリジナルカクテルも販売していました。あまりのんびり飲んでいると、熊本に着いてしまいますが、、、
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 特急券は、JR九州のネット予約で取りました。通常料金ですと、熊本~三角間1,140円ですが、JQカード(JR九州のカード)限定の「eきっぷ」で取れば、820円と割安になります。料金券のみなので、通常の乗車券等と併用が出来ます。

 熊本から天草本渡までのシークルーズとJR乗車券がセットになった、「天草・熊本2枚きっぷ」も発売されています。私はレンタカーだったので使いませんでしたが、コバルトブルーの海と天草南蛮文化の観光にもう一度行きたいので、いつか使ってみたいと思っています。

2018年9月 8日 (土)

「山かいじ」

平成30年7月28、8月4、11、12日に、特急「山かいじ号」が運転されました。ダイヤは以下の通りです。

立川0510発→小淵沢0701着
2018_08110011(大月にて)

 中央東線の臨時特急列車にしては珍しく、立川発となっています。停車駅は、通常の「かいじ」と同じで、八王子、大月、塩山、山梨市、石和温泉、甲府、韮崎です。早朝に出発して、山梨県の山に登る人を対象とした列車で、各山の登山口となる駅から、始発のバスにそれぞれ接続していました。

 車両は、豊田に常駐しているE257系500番台5両編成で、全車指定席です。この列車は始発の立川を出る時間が早いため、各駅の始発電車に乗ったとしても、この時間に立川、又は八王子へ到達できる駅は限られてしまいます。間に合うのは、次の駅です。

 

中央線:中野~高尾

青梅線:西立川~青梅

南武線:登戸~西国立

横浜線:橋本~片倉

 

たったこれだけです。東京都心からは不可能です。多摩地区の沿線住民だけに限られていると言っても過言ではありません。そのせいか、前日にえきねっとを見てみても、全車両、ほぼ空席でした。えきねっとで予約すると、受取可能時間が、0530からのため、必ず前日までに受取を済ませておく必要があります。
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8月11日の列車に八王子から乗車してみました。夏の日の長い時期なので、もう明るいですが、休日の八王子駅は人もまばらで、この列車に乗る人がちらほら見受けらるくらいでした。
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2018_08110009(八王子にて。「臨時」表示)

朝早いこともあり、乗客は、鉄道マニアが大半で、登山に行くと思しき人は、少ない印象でした。この列車の到着に合わせて、塩山では、駅ナカのNew Daysを早朝から開店していたようですが、これでは果してどれだけの利用者がいるのかは、自明の理な気がしました。

30分程乗って、私は大月で降りました。猛暑の今夏ですが、山梨県の山間、朝6時前とあって、空気はひんやりしていて、それだけでも、早起きした甲斐があったように思いました。30分ほど待って、富士急の河口湖行き、始発電車に乗り込みました。「山かいじ」から乗り継いだと思われる人も何人かは乗っていました。

来年も「山かいじ」の設定があるか、と言う点について、この乗車率を考えれば、少なくとも今年と同じ形では、無いと言えると思います。立川発、という設定ではなく、せめて新宿始発にしていれば、新宿0445頃発でしょうから、少なくとも山手線は動いています。そうすれば、集客範囲も広がり、乗車率向上に繋がるのではないかと考えていますが、果たして、そこまでして設定されるでしょうか。これは推測ですが、多客期の土曜日には、甲府を0843発の臨時特急「かいじ186号」の設定があり、これは豊田常駐のE257系500番台で運行されています。豊田→甲府の回送列車をついでに営業運転した、というのが「山かいじ」ではないかと思っています。そうすると、少ないとはいえ、ある程度の乗客は見込めるので、そういう意味では設定もあり得るかな、と思ったりもしますが、、、

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