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2018年5月 4日 (金)

むさしのかいじ

 中央東線の行楽シーズンには、数多くの臨時列車が運転されます。通年で運転されるホリデー快速や山梨富士号、などなど快速列車が多い中で、甲府発着の特急「かいじ」系統にも臨時が走ります。新宿-甲府間の臨時「かいじ」のほか、首都圏各地を発着地とする「はまかいじ」(横浜-松本)、「ちばかいじ」(千葉-甲府)などの列車が現在設定されています。

 特急「むさしのかいじ」もそれら「かいじ」系統の臨時列車で、この列車は大宮と甲府を結んでいました。大宮から東北貨物線を走り、武蔵野線に入り、西国分寺の短絡線を通って、中央東線に入ります。臨時列車とはいえ、武蔵野線初の特急列車として話題になりました。初設定は、平成26年の9月で、秋の行楽シーズンに合わせて数日設定されました。その後、春秋シーズンに数日ずつ運転されましたが、平成28年9月の運転を最後に設定がなくなりました。

 列車は、253系6両編成で、普段は東武線直通の特急「日光」「きぬがわ」に使用されている車両です。6両全てが普通車指定席で、自由席はありませんでした。ちなみに、「ちばかいじ」も全車指定席です。

 下りの甲府行きが、大宮を8時半頃に出て、甲府が10時半前後、上りの大宮行きが、甲府を16時頃に出て、大宮が18時過ぎの到着でした。時間帯としては悪くないのですが、年間数日しか運転されないことによる知名度不足、武蔵野線沿線からの需要の少なさなどの理由で、設定消滅になったのだと思います。


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 平成28年9月の3連休、神戸の実家から東京へ戻るときに中央線経由で帰っており、丁度甲府をこの列車の発車時間帯に通るため、出発前に指定券を購入し、乗車を決めました。甲府から立川であれば、「あずさ」「かいじ」の自由席で十分に着席できるため、わざわざ指定券を購入する区間ではないのですが。
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 列車は下りホームからの発車でした。車内はがらがらで、乗っているのは、少しの行楽客と、大半が鉄道マニア、という感じでした。立川までのダイヤは通常の臨時「かいじ」ダイヤをそのまま使っているようで、停車駅も、石和温泉、山梨市、塩山、大月、八王子で、立川まではおよそ1時間でした。中央東線の特急は指定席の検札をしないのですが、この列車は車掌端末に指定席の発売状況が転送されていないのか、めずらしく検札に来ました。八王子と立川で半数近くが降り、武蔵野線内と大宮までの直通客はわずかな印象でした。

 この列車の設定が無くなってからは、埼玉県内と山梨方面を直通する列車の設定は無くなりました。

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