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2018年4月22日 (日)

北越急行 六日町駅

 上越線の六日町駅は、北越急行ほくほく線との接続駅です。北陸新幹線が金沢開業する前、この六日町駅は、首都圏と北陸を結ぶ主要幹線の途中駅で、特急「はくたか」が停車したり通過したりしていました。北陸新幹線が金沢まで開業すると、それまで4時間掛かっていた東京~金沢間の移動が約2時間半に大幅短縮されたこともあり、特急「はくたか」は、その使命を終えました。それと同時に、北越急行も、対北陸の幹線から、新潟県内上越地方の地方ローカル線になりました。しかし、この「ローカル線」は、元々特急「はくたか」が国内最速の160km/h運転をしていた路線でもあり、それから逃げ切るために俊足の普通電車が運転されていました。このH100系は、最高時速110km/hの電車で、「はくたか」が無くなった後も、その俊足ぶりを活かして、「超快速」を走らせていたりします。単なる地方ローカル線になることなく、これまで溜め込んだ内部留保も用いて、最大限の経営努力をしているように見受けられます。
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 そんな北越急行と六日町駅ですが、六日町は、JR上越線との共同使用駅であり、JR東日本が管轄しています。北越急行線内単独の乗車券は、券売機で購入できますが、1台しかない上に、JRも北越急行も、Suica等のICカードが利用できないため、列車の発車時刻前になると長蛇の列が出来ています。

 そのためか、窓口に設置されているMEX端末で、ほくほく線内単独の乗車券が購入できます。JRと社線の接続駅で、かつJRの管轄である場合には、割と購入できることが多いそうです。
2018_02180009(当日の六日町駅)

 JR線内乗車券ではないため、85mm券ではなく、横長の120mm券で発券されます。このときは、十日町までのきっぷを購入しました。

 この日の上越地方は、雪国の新潟県でも稀に見る大雪で、時折吹雪く天気でした。列車のダイヤも乱れがちでした。雪とは無関係な車両故障で、大宮~越後湯沢間が区間運休となり、急遽別の車両を用意して、越後湯沢~十日町間のみ運転された、特急「ほくほく十日町雪祭り号」の折返し回送が5分ほど遅れており、直江津行きの電車もそれくらい遅れて発車しました。ほくほく線内は、巻き上げる雪で前も殆ど見えない状態でしたが、最高速度を出して走りました。十日町で降り、この日、開催されていた十日町雪まつりを見に行ってきました。

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