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2018年3月 1日 (木)

快速「お座敷外房」(ニューなのはな)

 千葉県内を中心に使われていたお座敷電車「ニューなのはな」は、平成28年7月限りで引退しました。「ニュー」とついていることからもわかる通り、初代「なのはな」が存在します。初代「なのはな」は、165系急行電車を改造した車両で、3+3の6両編成を組んでいました。この車両は国鉄初のお座敷電車で、1998年まで活躍していました。この後継車両として、同年、交流区間も走れる485系の「ニューなのはな」が登場しました。485系を名乗ってはいますが、これは走行機器類に同系のものを使っているためで、車体は、新製です。同時期に登場した「宴」「華」「やまなみ」「せせらぎ」とほぼ同じ外観です。
2016_07030680(安房鴨川にて)

 「ニューなのはな」が、他のお座敷車両と異なる点は、お座敷と座席の両方に転換できる設備を持っていることです。お座敷の時は、掘りごたつになり、座席の時は、4人掛けボックスシートになります。ボックスシートの背もたれ部分に、パネル状の畳が貼ってあり、座席の上に倒して、フルフラットにするような構造になっているそうです。
2016_07030681

 千葉県内や中央東線のお座敷列車などで運転され、内房線の「リゾートあわトレイン」として運行していたこともありました。今回の引退記念列車は、新宿発着で、館山、安房鴨川、銚子へ向かう3方面の列車で、それぞれ、お座敷内房、お座敷外房、お座敷水郷として運転されました。これまでは、5月のGWを中心に、これらの列車は運行されていました。団体専用ではなく、一般枠の発売もある臨時列車として運転されましたので、普通列車用グリーン券を買えば、乗車可能でした。
2016_07030634(仁右衛門島に行っていました。。

 私は、安房鴨川発新宿行きの快速「お座敷外房」に乗車しました。安房鴨川駅にはマニアとおぼしき人達が結構いて、乗り込むと一様に車内の写真を撮っていました。私もその一人ですが、、、

お座敷列車は快適です。途中の大原で、ドアを開けての長時間停車がありました。大原を出ると、次は千葉まで停まりませんが、茂原で、ドアを開けず、大分長い間停車していました。
21600001

 満席との案内でしたが、実際にはそんなことはなく、半分強の乗車率でした。鉄道マニアに加えて、一般の親子連れなども乗っていました。日帰りでちょっとお出かけするには丁度よい距離ですし。外房線は、内房線とちがって、海の見える区間はそこまで多くありません。東京へ通勤する人たちのベッドタウンが広がっている、という印象です。勝浦始発、京葉線経由の通勤快速東京行きなどという電車が毎日運転されていたりします。

 千葉に到着してからは、外房線各駅で乗り込んで来た乗客がぽつぽつ降りて行き、それと入れ替わりで、新たに乗り込んで来て、ちょっとだけ乗ってみる、という感じの人が、総武快速線内の駅から乗って来たりもしました。

 安房鴨川を出てから、およそ3時間で東京都心部へ入り、中央線を走ると、終点の新宿です。

 「ニューなのはな」の後継となるお座敷電車は導入されていません。お座敷電車を走らせるのであれば、近隣から借りてくればいいですし。代わりに自転車を積込める「B.B.BASE」という、209系改造の列車が毎週末に、館山、安房鴨川、銚子方面へ走っています。

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