東大
東大は、2つのキャンパスに分れています。いわゆる「赤門」のあるほうが、本郷キャンパスで、夏目漱石の小説「三四郎」にちなんで名づけられた三四郎池、東大紛争の舞台ともなった安田講堂があります。こちらは東京帝国大学のときからあるキャンパスです。(安田講堂)
(トラベルセンターの入る第二食堂)
もう一つは、渋谷郊外の駒場にある、駒場キャンパスです。こちらは旧制第一高等学校だったところで、建物自体は、古く由緒正しいものですが、戦後、教育法の改正によって、旧制高校が解体されてからは東大の前期教養学部に吸収されました。その名残りで、東大に入ると、本郷ではなく、まず、駒場キャンパスに2年間通うことになります。2年間の前期教養学部を修了すると、進学振り分け(通称「進振り」)によって、3年次から進む学部が決まります。文一とか理三とかいわれるのは、前期教養学部での名称で、その学生は、そのまま法学部、医学部に進む人が多く、一応、前期教養学部での科類と学部が結びついています。(東大駒場)
そういうわけで、キャンパスは、駒場と本郷にわかれていて、そのどちらにも、大学生協運営のトラベルセンターがあり、パック旅行や合宿等、通常の旅行業務のほか、JR券の発券も行なっています。JR券の発券は、センター内に、マルス端末があり、さっと発券できるようになっています。
駒場には、MR31型、本郷には、MR51型が入っています。発売箇所表記は、駒場が、「(大)東大駒場MR」、本郷が「(大)東大本郷F」になります。
マルス端末による発券には、一部のトクトクきっぷを除き、制限はないので、大体のものは発券できます。クレジットカードも使えるので、大学で、急に指定券や乗車券が必要になったときには、結構重宝しています。
大学学内関係者でなくとも、大学構内には普通に入れますし、なんなら、近所の人が散歩やランチに来ていたりもします。トラベルセンターでも、特に本学関係者であることの提示を求められるわけではないので、誰でも利用できます。
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