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2018年1月 1日 (月)

新年のご挨拶と快速「富士山」

 新年、明けましておめでとうございます。
 昨年の更新はかなり気まぐれでしたが、今年もゆるゆると続けていきますので、本年もよろしくお願い申し上げます。

 さて、中央東線の大月から富士急行線へ直通する列車は、定期列車で、朝の快速(中央特快)東京行き2本と、夕方の東京発河口湖行き通勤快速(中央特快)2本、高尾発着の普通列車が1本(カッコ内は土休日ダイヤ)がありますが、これ以外にも週末を中心に、臨時列車が多数直通し、富士山、富士五湖方面へ観光客を運んでいます。
Img_0845(快速「富士山」 富士山にて)
 その歴史は古く、1934(昭和9)年には、新宿~富士吉田間で「高嶺」号の運転がなされており、戦後、急行「かわぐち」が直通運転をしていました。近年は、189系を使用した快速「ホリデー快速富士山」(←「ホリデー快速河口湖」)、成田空港直通のNEX、新宿又は千葉発着の快速「山梨富士」、金曜日に運転される快速「富士山」等が設定されています。
 いずれも、富士急行線内の指定席料金、特急料金などは不要、とされて来ましたが、今年3月のダイヤ改正から、富士急行線内の指定席料金200円、特急料金は大月~富士山・河口湖間で400円が加算されることになりました。
 細かい話にはなりますが、これまで、富士急行線内発着でJRの駅までの指定席券を購入する場合、JR部分の料金のみとされていたため、これら列車の指定券は、JRの窓口であれば、全国どこでも買えたのですが、富士急行線内料金の設定により、旅客連絡運輸規則が適用されることになり、原則として、連絡運輸範囲外での、富士急行線直通の指定席券の発売が、できなくなりました。富士急行は、JR東日本の首都圏各地との連絡運輸をしているので、JR東日本の駅窓口であれば、連絡運輸範囲外でも買えますが、それ以外の会社、例えば、JR西日本の大阪地区での購入は、不可能となりました。
 快速「富士山」は、昨年の7月1日から新たに設定された列車で、金曜日に新宿~河口湖間を1往復しています。下りは新宿を1039発と、行楽列車にしては遅めの設定になっています。
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 運転開始当初は下記の時刻で運転していました。

新宿1039発→河口湖1245着

河口湖1419発→新宿1620着

 しかしながら、上り列車の河口湖発があまりにも使い勝手が悪く、翌年3月10日運転の列車から上り列車の時刻が変更になりました。

  河口湖1626発→新宿1830着

 私は、立川からの下り列車に乗りました。金曜日の運転ということもあり、乗車率は20%くらいと低迷していました。ホリデー快速とちがって、全車指定席ということもあり、普通の利用客にとっては敷居が高くなってしまっているのも一因かとは思います。その一方で、昨今の訪日旅行客増加の影響か、外国人旅行客の姿が結構ありました。
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 快速「富士山」は、豊田車両センターの波動用189系が使用されており、豊田の189系は特に運用が決まっているということもないので、旧「あずさ」色、国鉄色、新「あずさ」色の3編成が、適当に運用に入ります。今日は国鉄色でした。
Img_0847(富士山駅)
 大月からは富士急行線に入ります。富士山へ行く直通列車は、これまで特に何の料金も取っていなかったので、「(車両貸借料等の)経費ばかり掛かって、儲からない」という話を聞いたことがありますが、指定席料金を取るようになって、改善されたのでしょうか。
 終点の河口湖まで行かず、スイッチバック式の富士山で降りました。この駅が「富士吉田」と名乗っていた頃、何度か来たことがありますが、6両編成のJR直通列車は、ホームに入りきらず、運転士は、線路に降りて、方向転換をしていたような気がしますが、いつの間にか、ホームが延長されて、6両全てが入るようになっていました。
Img_0850(バスの車窓から。山中湖)
 ここからバスに乗り換えて、忍野村などの富士山麓をぐるっと回って、御殿場に出ました。

 

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