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2017年11月の1件の記事

2017年11月26日 (日)

京都市内 桃山駅

桃山駅は、京都市内にある奈良線の駅です。奈良線は、京都近郊の通勤路線で、日中でも15分に1本程度は各駅停車が走り、奈良~京都間を結ぶ「みやこ路快速」も運転されている路線です。京都市内の駅ではありますが、桃山駅は、ジェイアール西日本交通サービスが管理する業務委託駅となっています。みどりの窓口はなく、POS端末が置かれ、きっぷの発売は行われていますが、指定席等の取扱いには、料金補充券が登場します。駅周辺は、京都市内の住宅地が広がっており、近年の人口増加に伴って、平成12(2000)年には1,460人だった乗降客数は、平成27(2015)年には、2,087人まで増加しています。

並行して走る、近鉄京都線の桃山御陵駅、京阪本線の伏見桃山駅とは徒歩10分程度の距離にあり、桃山の中心市街は、京阪伏見桃山駅の方面になります。JRと近鉄の間に、御香宮神社があります。

桃山駅近くには、近鉄の駅名が示す通り、桃山御陵が存在します。正式には、伏見桃山陵といい、明治天皇の陵墓です。東京の宮城で崩御された明治天皇は、青山の帝国陸軍練兵場で執り行われた大喪儀のあと、特別列車によって、伏見桃山陵に到着され、埋葬されました。そのため、桃山駅は、奈良線のただの一駅ではなく、大喪列車を迎えるに相応しい駅に急遽、大改装されました。大正を経て、時代は昭和に変わり、軍国主義が盛んになるにつれ、桃山御陵の参拝客も増え、それに合せて、当駅も拡張を続けました。駅舎内には貴賓室が設けられ、桃山駅長は当時の京都駅長と並ぶ「指定職」とされ、一日の乗降客数が8万といわれた日もあったそうです。

終戦後は元の奈良線の一駅に戻り、広大な敷地は大部分がマンション群に姿を変えました。

 

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 今年の新年早々、元旦に、実家から京都へ初詣に行った際、当駅に立ち寄りました。一度降り立ったときは、窓口休止時間中であったため、他の神社に参拝へ行き、日も沈みかけた夕刻、もう一度降り立ちました。一人勤務のようで、列車から降りて来た乗客の改札等をしてから、新幹線の指定席を頼みました。女性の駅員氏は、馴れた手付きで、管理駅へ電話を掛けて、料金補充券を書き始めました。「少々お時間かかりますので、そちらの椅子に座ってお待ちください」と言われたので、地元の方が編まれた座布団のある椅子で待つこと約10分。台帳をちらっと見た限り、結構な頻度で料補を取り扱っているようでした。京都市内の住宅街にある、という立地も影響していると思います。
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私は、そのあと、御香宮神社に参拝し、京阪電車で帰路に着きました。

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