白馬
(白馬駅)
大糸線の白馬駅は、白馬栂池八方高原の玄関口です。古くは、新宿から急行「アルプス」が、次の信濃森上まで乗り入れており、平成初期まで運転されていたスキー臨時急行「シュプール栂池八方」等が、冬のシーズンになると、当駅まで運転されていました。現在は、定期の特急「あずさ」が一往復と、臨時あずさ1本、臨時しなの1往復に加えて、リゾート列車の快速「リゾートビューふるさと」が土休日にやって来ます。
駅自体は、スキー客に対応するため、結構大きなもので、駅前のバスロータリーも立派ですが、栂池八方方面へ向かうバスは、1kmほど離れた白馬八方バスターミナル発着が多くなっています。駅前からは長野駅へ行くバスも出ています。
私は、2月の平日に、特急「あずさ3号」(南小谷行き)に乗って、白馬で降りました。降りたお客さんは、大半が外国人観光客でした。1998年の長野オリンピック会場に使われたことや、成田空港からのアクセスの良さなどが相俟って、白馬のスキー場は、北海道ニセコに次いで、外国人に、国内2位の人気を誇っています。特に日本とは季節が逆になるオーストラリアからの観光客が6~7割を占めているそうです。
白馬駅には、白馬三山の絵柄が入った無効印がありました。こういった、「ご当地無効印」が最近増えています。窓口は2窓あり、通常期は1窓営業のようですが、駅員も結構いて、多客期は忙しそうです。
(栂池スキー場)
駅前から栂池高原へ行くバスが無かったので、観光案内所で訊くと、歩いて15分か20分くらいの所に、白馬八方バスターミナルがあって、そこからシャトルバスが頻発運転している、と言われましたので、駅前の道を真直ぐ歩いて、バスターミナルへ行きました。東京や大阪、名古屋に加えて、成田空港からの直通バスがあるようで、駅より賑わっていました。
丁度スキーシーズン真っ只中の栂池スキー場は、平日にも関わらず、外国人、日本人を問わず、結構な人手でした。
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