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2017年6月25日 (日)

千代田線関連2

今回も千代田線関連です。以前の記事に書いた通り、常磐線と地下鉄千代田線は複雑な関係にあります。さて、北千住-西日暮里間を千代田線経由で利用する場合には、通過連絡の制度があります。それはまた別の機会に紹介したいと思いますが、綾瀬発着で同区間を千代田線経由で乗車した場合にはどうなるのでしょうか。普通に考えれば、北千住-綾瀬間は、JR常磐線(ただし同区間相互発着の乗車券はJRでは発売しない)なので、綾瀬-北千住間はJR線、北千住-西日暮里間は千代田線、西日暮里からは再度JR線になりますので、通過連絡が適用されるようにも思われます。しかし、綾瀬発着の場合、北千住-西日暮里間の通過連絡は、範囲外とされているため、適用されません。

 また、西日暮里-綾瀬間は、東京メトロ線として計算すると、200円です。

すると、千代田線経由の運賃は以下のようになります。金町発着は通過連絡適用です。

東京-綾瀬 JR:170円 メトロ:200円 計370円

東京-金町 JR:220円 メトロ:170円 計390円

 

上野-綾瀬 JR:140円 メトロ:200円 計340円

上野-金町 JR:170円 メトロ:170円 計340円

 

秋葉原-綾瀬 JR:160円 メトロ:200円 計360

秋葉原-金町 JR:170円 メトロ:170円 計340

 

こう並べてみると、秋葉原発着の場合、綾瀬までの運賃が、金町までの運賃より高くなってしまいます。通過連絡の適用によって、綾瀬より遠い金町の方が運賃は安い、という逆転現象が起きてしまっています。これでは、不都合です。

 そこで、綾瀬発着で、かつ、北千住-西日暮里間は千代田線経由、西日暮里からJR線を利用する場合に限り、綾瀬-西日暮里間の運賃を、本来200円のところ、170円に割引く、とされています。(以下、「特例運賃」といいます)
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 この特例運賃を適用すると、上記の各区間の運賃は、以下のように変わります。

 

東京-綾瀬 JR:170円 メトロ:170円 計340

東京-金町 JR:220円 メトロ:170円 計390円

 

上野-綾瀬 JR:140円 メトロ:170円 計310

上野-金町 JR:170円 メトロ:170円 計340円

 

秋葉原-綾瀬 JR:160円 メトロ:170円 計330

秋葉原-金町 JR:170円 メトロ:170円 計340円

 

 これで問題は解決されました。
11100001

千代田線の運賃は、マルスに登録されていないのですが、西日暮里~綾瀬間170円だけは登録されているようで、85mm券で発券されました。これは誤発売防止のためと思われます。着駅は「メトロ線 綾瀬」となります。参考までにJR線のみのきっぷを買うと、単に「綾瀬」となります。
 千代田線関連はまだ続く予定です。

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