新宿駅 小田急線乗換改札口
新宿駅の地下西側には、小田急線乗換改札口があります。その横に、出口専用の小さな改札もありますが、こちらは営業時間限定です。新宿駅は線路が1階にあり、改札口は基本的に地下1階と2階以上にあるため、例えば、東側から小田急線、京王線に乗ろうと思うと、JR新宿駅を大きく迂回しなければなりません。その不便を解消するため、JR中央東口では、小田急線、京王線の自動券売機を置き、JR構内の通過を認めています。
(小田急線乗換改札 窓口)
さて、新宿駅地下の構造は以上の通りですが、JRから小田急線への乗換改札口には、普通乗車券の券売機がありません。ICカード全盛の首都圏では、紙のきっぷを持って乗り換える人の方が少数派ではありますが、一定数、そういう人もいますので、その人たちにきっぷを売るために、なんと今時、有人の窓口が2つあり、そこでJR線の乗車券、定期券等を見せて出場処理をしたあと、小田急線の乗車券を売る、というやり方が取られています。この窓口は「乗車券」専用窓口で、ロマンスカー特急券は横の券売機で購入することになっています。
これは私の推測ですが、JRからの乗換客には、遠距離のきっぷを持った人も多く、単純に自動改札だけですと、トラブルが多発するからではないかと思います。同じ様な方式は、京急品川駅でも採用されていますが、同じ新宿駅でも京王線乗換口にはありません。京王線乗継は京王→JRの乗継客専用で、JR→京王の乗継は、有無を言わさず、一度改札を出て、きっぷを買い直すというやり方です。
小田急の祖師ヶ谷大蔵に用事があったため、定期を見せて、この窓口を利用しましたが、出て来たきっぷは、何の変哲も無い普通のものでした。私が行った時は、がらがらでしたが、時間帯によってはかなり並んでいることもあります。
« 289系「こうのとり」 | トップページ | リゾートやまどり »
「小記事・雑感」カテゴリの記事
- 留萌線一部廃止と石狩沼田の簡易委託(2022.10.16)
- 在来線特急「かもめ」号グリーン車(2022.09.22)
- 特急「かもめ」(2022.09.21)
- 西九州新幹線開業前の浦上駅(2022.09.19)
- えきねっとの東海管内受取(2022.06.27)
「乗車券」カテゴリの記事
- 留萌線一部廃止と石狩沼田の簡易委託(2022.10.16)
- BRT線と特定都区市内制度(2021.12.31)
- 静内駅(2020.09.13)
- 発駅入鋏代(2020.08.08)
- JR東海株主優待(2020.08.04)
「発行箇所雑録」カテゴリの記事
- 留萌線一部廃止と石狩沼田の簡易委託(2022.10.16)
- 美作加茂駅(2022.01.02)
- 豊田駅(2021.03.21)
- 能登部駅(2020.11.23)
- 浦河駅(2020.08.27)
コメント