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2016年7月 6日 (水)

「大阪しなの」

特急「(ワイドビュー)しなの」は、名古屋~長野間を中央西線・篠ノ井線経由で結ぶ特急列車です。一部臨時列車は松本止まり、また、大糸線に乗入れて白馬まで行く列車もあります。昭和43(1968)年10月1日の通称「ヨンサントオ」改正により、キハ181系を使用する特急列車として運転を開始しました。その後、昭和46(1971)年には、大阪発着の急行「ちくま」1往復を吸収して、大阪への乗り入れを開始し、昭和53(1978)年中央西線の電化に伴い振り子式の381系が投入されました。平成8(1996)年に383系が投入され、長野発着の定期列車は全て「(ワイドビュー)しなの」となりました。現在は、名古屋~長野間でほぼ毎時1本、13往復が運転されています。
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平成28年3月26日のダイヤ改正で、大阪発着だった9号、16号(通称「大阪しなの」)の内、大阪~名古屋間が廃止され、ここに1971年から45年間続いていた大阪直通に終止符が打たれることとなりました。理由としては、名古屋で大半の旅客が東海道新幹線に乗り換えること、木曽路の単線区間、また中央東線との接続待ち等による数分の遅れが常態化しており、特に冬季は雪の影響で大幅に遅れることも多く、中京圏での遅れを京阪神地区に持ち込むことになること、が挙げられています。

 

大阪直通がなくなる、と聞いて、私は3月の帰省時に新幹線を使わず、中央東線中央西線経由で帰ることにしました。この経路は、信州の高原列車の風情を楽しめ、景色も良く、何しろ混雑した新幹線に乗らずとも、30分電車に揺られるだけで甲州の緑豊かな景色を眺められる、ことで実は気に入っていたりします。
Dscf5166

Dscf5167(2枚とも塩尻にて)

塩尻15時03分発の特急「しなの16号」大阪行きに乗りました。長旅になりますし、10両編成だったので、どうせなら、と7号車のグリーン車にしました。この列車の指定券を頼んだ時、JR東日本の窓口氏は大阪直通の「しなの」の存在など知らなかったようで、「塩尻から大阪まで」と言うと、新幹線乗継のきっぷを出そうとしました、ちがう、大阪直通の「しなの」だと言うと、不審な顔をしながら、列車検索をかけて、へえぇ、こんなんあるんか、みたいな顔してました。

グリーン車はがらがらで、2、3人いたくらいで、その内1人は同業者っぽい雰囲気でした。中央西線は何度も乗ったことがありますが、木曽路の渓谷はいつ見ても綺麗です、、、
Photo

2(乗車記念証)

名古屋で普通車を含め大半の客が降りました。東海道線自体は快速電車でよく行き来していますが、特急列車で通るのは恐らく初めてです。新垂井線も初めて通りました。米原を出てJR西日本区間に入ると、「大阪しなの」の来歴についての説明があり、乗車記念証をくれました。JR東海区間では何にもありませんでしたが、、、

Dscf5179

Dscf5181(2枚とも大阪にて)

吹田附近で発生した人身事故の影響により、外線内線共に大渋滞を引き起こしていました。京都近辺ではそうでもなかったのに、高槻付近で上りの新快速が数珠つなぎ、下り普通電車が駅間に2、3本詰まっているのを見て、ああ、関西圏は「間隔調整」やらないんだな、と思いました。東京では毎日のように発生している「間隔調整」ですが、これは東京特有の現象です。結局約1時間遅れて大阪に着きました。

JR会社間をまたぐ列車はほぼ壊滅状態にあるのが現状です、、、

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