レール&レンタカーきっぷ(R&Rきっぷ)
レール&レンタカーきっぷ(通称:R&Rきっぷ)は、JR線を片道、往復、又は連続で、201km以上利用すること、また、出発駅からレンタカー営業所のある駅まで最短距離で101km以上離れていること、JR線と駅レンタカー利用行程が連続していることを条件に、JR線の乗車券、特急券等の割引と、駅レンタカー利用券をセットにした、トクトクきっぷです。時刻表ピンクのページの後ろの方に載っています。
これを使うと、同行者全員が、JR線の乗車券が2割引、料金券が1割引になります。中々割引にならない、グリーン車やB寝台(個室を除く)も1割引です。ただし、新幹線の「のぞみ」「みずほ」は対象外となっています。
(行きの乗車券)
(行きの自由席特急券)
予約の流れとしては、
① インターネット又は電話で、レンタカーの予約をする。この時に、貸出営業所と返却営業所を指定します。乗り捨ては、両営業所間の距離が50km以下であれば、無料ですが、それ以上であれば、乗捨料金が掛かります。(同業他社に比べると結構高いです…)
② 予約番号を控えて、みどりの窓口へ行き、JR線の乗車券、特急券等と一緒に発券してもらう。代金の支払いはこの時になります。現金払いも可能です。
で、注意が必要なのは、みどりの窓口でのレンタカー予約が出来ないことです。ネットなり電話なりで予め車の手配をしておく必要があります。時刻表には書いてないのですが、少なくともJR東日本ではそういう取扱いになっています。はっきり言って、これは二度手間で面倒です。駅の電話で中継してくれれば済むのですが、、、極端な話、窓口の前に立ったまま、自分の携帯電話で予約する、なんてことにもなります…
当日予約も出来ますが、一応ルールとしては、11時以降にレンタカー利用を開始すること、利用開始時刻まで3時間以上あること、が条件となっています。利用開始時刻の指定もその時間以降しか出来ないようになっています。つまり、朝8時までにネットなり電話なりで予約すれば、11時からは車を使える、という訳です。その3時間は、窓口できっぷを買う時間、列車での移動時間に充てればそれでいいことになります。
私は、昨年の10月に、ふと、前日に、「明日快晴だったら、蓼科高原に行こう」と思い立ち、天気と運気が悪ければ、止めるつもりだったので、前日に予約等は何もせず、朝6時10分に起きて、空を見、快晴であることを確認し、6時58分の日テレZipニュースで一日快晴なことを再確認し、7時過ぎからレンタカーの予約をし、八王子8時34分発の特急「スーパーあずさ5号」に乗ることにして、慌てて支度をし、最寄駅に急行しました。それで、窓口できっぷを発券してもらい、中央線の高尾行きで八王子へ行きました。 (車「フィット」)
茅野着が10時07分で、レンタカー利用開始時刻が11時だった(それしか出来なかった)ので、20分程ぶらぶらして、営業所に行き、「ちょっと早いんですけど、列車が結構速くてですね、、、」とか何とか言うと、「じゃあ、車ありますので、今からどうぞ。料金は変わらないので」と、30分早く貸してもらえました。その時に、レンタカー利用券は回収されたので、手元には残っていません。
(白樺湖)
(車山高原)
その車で、まずは、白樺湖、一面すすき野原の車山高原、蓼科湖と回り、メルヘン街道を走って、白樺の八千穂高原を眺めて、小海線沿いの国道を飛ばして、小淵沢に夕方戻ってきました。列車よりだいぶ早かったようです、、、
(八千穂高原の白樺林)
茅野-小淵沢間は50kmないので、乗捨料金は不要でした。結局一日で150kmくらい走ったみたいです。
(帰りの乗車券)
(帰りの特急券)
秋の信州、蓼科高原は、丁度紅葉が見頃で、山は赤や黄色に彩られて綺麗でした。
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