« 2016年1月 | トップページ | 2016年3月 »

2016年2月の5件の記事

2016年2月29日 (月)

京都→大津(補充券)

Photo_2
 補充券の片道きっぷです。発行箇所は神戸駅で、区間は、「京都→大津」となっています。神戸駅にはマルス端末もみどりの券売機もあります。普通であれば、こんな補充券、窓口で鉄道マニアがどれだけ粘ったところで、絶対に出て来ません。がんばるだけ無駄です。

しかし、このきっぷはいとも簡単に出て来ました。随分昔に、超長距離の補充券を紹介しましたが、あれは元々連続乗車券として頼んだものでした。有効期間を延ばしたかったもので。区間は「京都→大津」(連続1)、「大津→立川」(連続2)です。経由は面倒なので省略します。

で、出てきたきっぷを見ると、それぞれ1枚ずつの片道乗車券になっていました。連続乗車券として補充券を書くことにしたけれども、最後、有効期間書くときか、どっかで、普通の片道きっぷ扱いにしてしまったのだろうと推測します。それで、連続乗車券のなれの果てとして、こんな補充券の片道きっぷが出来たのだと思います。繰り返しますが、どれだけがんばってもマルス端末のある駅ではこんなきっぷ絶対に出て来ません。

実際には有効期間内(1日限りですが…)に乗りましたが、三ノ宮から乗って、大阪までの昼特きっぷ、大阪京都間の同じく昼特きっぷを併用し、大津からは「連続2」になる筈だった乗車券をそのまま使い始めましたので、この補充券は全く使用形跡が無いものになってしまいました、、、

2016年2月27日 (土)

南十勝・えりも とんがりロード散策きっぷ

 今回は、鉄道関係ではなく、バス関係のきっぷです。

 「南十勝・えりも とんがりロード散策きっぷ」は、十勝バスとJR北海道バスの共同企画乗車券です。JR日高本線(現在運休中)の様似駅からJR北海道バス日勝線、十勝バスの広尾線を経由して、帯広駅又は帯広空港まで、若しくはその逆方向の一方通行で、途中乗り降り自由、ただし、出発地点方向へ戻ってはならない、というものです。帯広駅バスターミナル、帯広空港内の十勝バス案内所、JR様似駅窓口で発売されています。

 大人3900円で、これに各地(襟裳岬周辺が中心)の施設の割引券がついて、2日間有効です。様似駅から広尾経由帯広まで行くと、一回も途中乗り降りせず、広尾で乗り継いで4290円しますので、単純に通り抜けるだけでもこのきっぷの方が安くなります。
Photo(バスのきっぷ。別に割引券付)

 十勝バスのHPを見てみると、このきっぷは、「試験発売」中だったそうです。平成27年11月29日で試験発売期間は終了していますが、十勝バスの「おとくなきっぷ」の所には「とんがりロード散策きっぷ」として現在も掲載されていますので、今でも発売していると思われます。ただ、当該きっぷのリンクを辿ると、当該ページの表記は「試験発売」中のまま変わっていませんので、ひょっとかすると、もう売ってないかもしれません。

 私は一昨年の8月に「試験発売」中のこのきっぷを使いました。日高本線の列車で様似に着き、さあこれから襟裳岬に向かおう、として様似駅前のバス待合所に入り、何気なく壁に貼られた広告を眺めていて、このきっぷを見つけたのでした。発車時刻までまだ少しあったので、駅舎に走って、窓口でこのきっぷを買いました。よくよく考えると、様似駅はみどりの窓口表示が無かったので、簡易委託だったのだろうと思いますが、JR線のきっぷ類は何も買いませんでした。
2014_080730_0454(JRバス日勝線)

 JRバス日勝線は、普通の路線バスでした。内浦湾沿いの国道336号線を走ります。海沿いを行くので、右側の車窓には、ずっと青い海が見えています。時折地元の方が乗り降りする他は、大半が襟裳岬に行く観光客なので、殆ど乗降はありません。1時間程乗って、襟裳岬に到着です。ここでは、観光センターの方が、「JRバスで来られた方、お土産、お食事の割引券どうぞ」と割引券をくれました。何回でも使えるそうです。
2014_080730_0487(襟裳岬の海)

 襟裳岬は風が強く、先端まで行ってみましたが、かなりの風圧でした。天気の移り変わりも激しく、着いた時、海上は霧が出ていたのに、30分もすれば晴れて来ました。岬の向うには岩礁が一列に並び、ラッコが見られることもあるそうです。「風の館」なる施設もあり、ここできっぷを見せると入館料が割引になりました。風速25m体験というのがあったので、興味本位で入ってみると、他に2、3人いたのですが、徐々に強くなる風圧に耐えかねて、結局25mまで体験したのは私ともう一人だけでした。

 襟裳観光に来た人たちはこのまま折り返して苫小牧方面へ帰って行くことが多いようで、広尾行きのバスを待っていたのは、私を含め3人だけでした。岬の周辺は一度植物がなくなり、丸裸になっていたそうで、今は植林がなされています。「風の館」に展示がありましたが、今では緑の広がる土地はかつて土色だったそうで、それを取り戻す苦労は「並大抵のものではない」という表現を超えたものだったようです。

 バスは黄金道路に入ります。国道336号線に変りはないのですが、波が高くなると、道路もがぶるそうで、やたらとトンネルがあります。4941mの「えりも黄金トンネル」を筆頭に、海側の道路を内陸トンネルに移したようで、建設費は馬鹿にならなかったそうです。晴れた今日は、非常に景色の良い道路なのですが、、、

 地元客の乗り降りも何回かあっただけで、結局様似から乗り通して来たと思われる人一人と、襟裳岬からの私達3人の計4人のまま広尾に着きました。広尾のバス停は広尾駅をそのまま使っていました。旧国鉄広尾線の終着駅だった所です。駅舎がそのまま残り、広尾線の駅スタンプも置いてありました。
2014_080730_0507(旧広尾駅)

 今度は真っ黄色の十勝バスに乗ります。終点の帯広まで2時間半掛かります。同行の2人と色々と話していました。どうも住んでいる所が私とすぐ近くのようで…廃止された広尾線の代替バスです。途中、忠類で休憩がありました。国道236号線を走ります。大樹、更別、中札内などの市街地では国道から離れて、町中までこまめに走ります。鉄道にはない点です。その土地がよくわかります。町の無いところは、ひたすら十勝平野の大農場が広がっていて、内地にはない、北海道らしい風景でした。
2014_080730_0522_2(夕暮れの帯広駅前)
 終着の帯広に着いたのは、18時45分でした。長いバスの旅もここで終りました。

2016年2月22日 (月)

千倉駅

 内房線の千倉駅は、千葉県及び関東地方の最南端に位置する駅です。駅前からは館山日東バスの白浜千倉線が出ており、安房白浜方面へ行くことが出来ます。安房白浜は、野島埼灯台のある海水浴場として有名で、近くには、南房総の温暖な気候を利用したフラワーパークなども多くあります。
2015_0222_0066(千倉駅)

 千倉駅はその入り口として、かつては内房線の特急「さざなみ」が館山から臨時延長運転されていたり、もっと昔には定期列車として、当駅発着列車も存在していましたが、平成27(2015)年3月の改正で内房線特急の大減便、大幅縮小がなされ、内房線定期特急列車は全て君津発着になり、館山にさえ来なくなりました。土休日には特急「新宿さざなみ」が2往復乗入れますが。
2015_0222_0070(209系の内房線列車)

 そんな内房線南側に位置する千倉駅は、平成19(2007)年に駅舎の建て替えがなされ、コンクリート打ちっぱなし工法の新駅舎になりました。今に至るまで館山駅管理の直営駅で、当然、みどりの窓口もありましたが、今年の2月29日を以て廃止されるそうです。廃止後は指定席券売機も設置されず、黒色多機能券売機のみの配置となります。
2015_0222_0049(野島埼)

 一日の乗降客数は400人弱だそうで、私は昨年の2月末に行っていますが、その時は、ローカル線の風情で、年配の方と少しの学生さんがいただけでした。南房総の春は早く、もう菜の花が咲いていたり、風も暖かかったように思いますが、観光客の姿は殆ど無く、寂しい時期でした。
Photo

 窓口廃止がわかっていれば、現地調達のきっぷを買ったのでしょうが、この時は出発前に豊田駅で行程全てのきっぷを手配していたので、発行駅は「豊田駅A1」になっています。自動改札は無く、駅員氏にきっぷを見せて通り、館山駅では3分接続で「新宿さざなみ」(えきねっとトクだ値利用)に乗り継いだので、全く使用痕跡がありませんが、ちゃんと使っています。

明るい新駅舎から窓口が無くなると、もっと淋しくなるような気がしてなりません、、、

2016年2月18日 (木)

北海道&東日本パス

 北海道&東日本パスは、青春18きっぷの東日本版ともいうべき企画乗車券で、原則として普通列車のみ利用可能、連続した7日間有効で10290円での発売です。なお、北海道新幹線開業後は10850円に値上げされます。2002(平成14)年12月から発売されています。発売当初は5日間有効でしたが、2011(平成23)年発売分から7日間有効となりました。春夏冬休みの前後に発売されます。青春18きっぷが曜日配列に関わらず毎年一定期間なのに対し、このきっぷは曜日配列を考慮して毎年若干利用期間に変動があります。
 フリーエリアは、JR東日本及びJR北海道全線に加えて、IGRいわて銀河鉄道、青い森鉄道、北越急行、富士急行(平成28年3月13日発売分まで)となります。BRTは全線利用可能です。北海道新幹線開業後にJR北海道江差線を経営移管する「道南いさりび鉄道」は対象外です。
Photo_2(消費税増税前のため1万円)
 基本的に普通列車のみ利用可能ですが、急行列車については定期の「はまなす」に加え、各種臨時列車も含め、必要な料金券(急行券及び指定席券・グリーン券・寝台券等)を買えば乗車出来ます。青春18きっぷ同様、普通列車の指定席、グリーン車自由席については指定席券又はグリーン券を買えば乗れますが、グリーン車指定席には乗れません。
 また、津軽海峡線の青森~函館間は、特急列車の自由席に限り、自由席特急券を買えば乗車可能で、奥羽本線の新青森~青森間、海峡線の蟹田~木古内間、石勝線の新夕張~新得間についてはこのきっぷのみで特急列車自由席に乗れる特例があります。
 北海道新幹線開業後は、新青森~新函館北斗間について、特定特急券(立席特急券)を買えば乗れるようになります。その分、560円値上げされることになっています。
 私は東京に来てから、北海道に行くときに何度か利用しました。…と言いつつ、青森まではいつも新幹線なのですが、、、7日間有効と、利用期間の長いのが便利でいいです。18きっぷより安いですし…

 

2016年2月15日 (月)

特急「スーパーとかち」

 特急「スーパーとかち」は、札幌~帯広間を千歳線・石勝線・根室本線経由で結ぶ特急列車です。1990(平成2)年に札幌~釧路間の特急「おおぞら」が増発された際に帯広発着の列車を系統分離して誕生しました。その後、キサロハ182形という2階建て車両を連結した際に「スーパーとかち」となりました。その後キハ183形の撤退により、現在では全列車キハ261系で一日5往復が運転されています。
2014_100531_0373(キハ261系 新夕張にて)
 所定編成は5両編成で、帯広方向からグリーン車指定席、指定席3両、自由席1両となっていますが、繁忙期には増結されることも多々あります。一連のトラブルの影響で、現在はキハ261系の車体傾斜装置も使用停止、最高速度は120km/hに引き下げられました。
 札幌~帯広間には高速バスも走っていますが、冬期間の安定輸送、所要時間の差から本列車の方が優位に立っています。そのため、用務客の利用も多く、常に混雑しています。
Photo
 私は、昨年の10月に乗りました。北海道フリーパス附属の無料指定券で指定を取ったので、金額は「\***」になっています。朝、夕張のホテルを出て、新夕張でこの列車に乗り換えました。石勝線内は昭和末期に建設された高規格路線で、人跡未踏の原生林の中を延々と走って行きます。トンネルや高架線が続き、最高速度で走って行きます。トマムリゾートや占冠の集落がたまに見えるくらいで、あとはひたすら林が続きます。
 
新得から根室本線に入ると、十勝平野の中を行きます。サイロが見えたり、ひたすら牧草地が広がっていたり、と教科書で習った通りの十勝平野が続きます。住宅が増え、市街地の高架線を駆け上がると終着の帯広でした。

« 2016年1月 | トップページ | 2016年3月 »