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2016年1月 1日 (金)

分倍河原駅発行の往復補充券

【新年明けましておめでとうございます】
 新年明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。不定期更新ながら記事を書いて続けていくつもりですので、気長にお付き合い下されば幸いです。

【分倍河原】
Dscf5039(分倍河原駅)
 分倍河原は南武線の主要駅の一つで、昨年3月の改正から全区間通過運転を行なうようになった快速も停まります。京王電鉄京王線との乗換駅で、駅舎は共同使用、管理は京王電鉄が行なっています。改札はJRと京王で分れていますが、乗換専用の改札があります。その内、1箇所は出口と共用の所にありますが、もう1箇所は京王下り線へのホーム直通で、こちら側に出口はありません。駅前は狭い路地が入り組んでいて、駅前のビルに飲食店などが入っていて、かなり狭々としていますが、、、
 私鉄管理駅のため、JRのきっぷは券売機のみでの発売ということになっています。みどりの窓口は無く、指定券、特急券等の発売はしていません。ですが、京王の定期券売り場で、JRの長距離乗車券を発売しています。マルス端末は無いため、窓口には貼り紙がしてあります。
Dscf5056(京王の定期券売り場)
「当駅は京王電鉄運営の業務委託駅のため、下記のJR線業務のお取扱いはしておりません。
・Suica(カード・定期券)の発売・再発行・払戻
・当駅以外からご乗車になる乗車券・回数券の発売
・特急券・指定席券・特別企画乗車券類の発売
・Suicaへのポイントによるチャージ
・すでに発売した乗車券類の変更」

 これだけ読むと、「じゃあ一体何が出来るのか」と一瞬思ってしまいますが、2番目をよく読むと、当駅「以外」は発売不可、ということにしてあります。即ち、「当駅発」の乗車券・回数券は発売出来る、ということです。これが出来ないと、券売機で近距離のきっぷすら買えない、と言うことになりますので、当然と言えば当然です。一般の利用客にしてみればこれで十分です。
 種明かしをすると、券売機で買えない長距離の乗車券は、京王の定期券窓口で売ってくれます。上で述べた様に、マルス端末は無いため、補充券による手書ききっぷの発券になります。ただし、売ってくれるのは、分倍河原発で発売当日から有効の乗車券だけです。前売りはしていません。この条件さえ満たしていれば、区間無制限で作ってくれます。
 そういう話を聞いていたので、帰省の乗車券をここで買うことにしました。朝の9時半頃に行って、

私「あのぅ、この学割の乗車券買いたいんですけど、、、」
一般人を装って、神戸市内までの学割証を出しました。
窓口氏「乗車券だけならウチで作れますけど、新幹線特急券は自由も指定も売れないんです。一緒にご購入でしたら、府中本町でお願いします」
お断りされそうだったので、もうちょっと粘ります。
私「え、でもきっぷ買わないとダメですよね?」
窓「改札係員に言ってもらえれば、きっぷは要りません」
 そうなんですか。府中本町まできっぷを買いに行くなら、タダで通してくれるそうです。乗車票か何かを渡すのでしょうか。これはちょっと気になりました。

私「いや、でも、立川行っちゃだめですか。立川ならどうせ通るからいいんですけど、府中本町じゃあ逆向きなんで…」
立川でもいい、と言われたら諦めるつもりでした。何せ「一般人」なので。
どっかに電話で確認していましたが、ダメだそうです。
私「じゃあ、特急券は東京駅で買いますので、乗車券だけ作ってもらえませんか」
窓「わかりました。でも、運賃調べて、手書きのきっぷになるのでお時間かかりますけどいいですか」
Epson041_3
 いいです、と答えると、机の引き出しから往復補充券の束を取り出して来て、いろんなファイルめくって調べていました。往復割引に学割効かせようとしてるし、これはどう考えても面倒です。それで、1回運賃間違えて、確認のためにもう一回窓口氏が調べて、間違いとわかり、漸く、ボールペンで券面に必要事項を記入して発券と相成りました。別に悪いことをしているわけでは無いんですが、これだけ大変なのを見ると、悪いことを頼んでしまったように思いました、、、
 それで普通に往復とも新幹線に乗って新神戸まで往復したんですが、東京駅乗換改札口の駅員氏が、このきっぷを見て、う~ん、と唸って、もう一回じーっと見て、「ハイ、どうぞ」と言ったり、無効印貰おうと申し出たら、若い駅員氏が往路をちぎろうとして、首を傾げて、「いや、ちぎったらアカンなぁ」と独り言を言って、やっぱり止めてくれたり、分倍河原と同じく南武線の矢川駅でちょっと野暮用のため、途中下車を申し出たら、年配の駅員氏が「ホゥ、分倍河原か」とか言って、じ~っと見ていたり、と使っていて中々面白いきっぷではありました。

 

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