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2015年12月28日 (月)

音威子府駅

2013_080823_0422 (音威子府駅)
  JR北海道の一部の駅では、硬券の入場券を恒常的に発売しています。記念きっぷ代りなのでしょうか。まあ確かに「硬券入場券あります」って窓口に書いてあれば、買っちゃう人も多いと思いますので、多少なりとも経営改善にはなるのかな、と。
Photo
 
音威子府駅も硬券を発売している駅の一つです。宗谷北線の中程に位置する駅で、かつては天北線と宗谷本線の分岐点で、機関区まで擁する大規模な駅でした。その天北線もJR化後すぐの1989(平成元)年に廃止され、当駅は普通の中間駅になりました。今では宗谷北線の列車が発着する他、天北線転換の宗谷バスが駅前に発着し、バスの案内所もJRの窓口と並んでいます。
 
駅が所在するのは音威子府村です。「村」であるにも関わらず、全列車が停車します。特急「スーパー宗谷」も「サロベツ」も停まります。JRの特急列車が停まる駅の所在する自治体の中では、最も人口の少ない村だそうです。当駅で系統分離される普通列車も多くあります。駅の裏手にはJRの社宅が数棟あり、SL用の給水塔等も残っています。
2013_080823_0425(駅舎内)
 
駅舎は木造で1990年(平成2)年に村の予算で交通ターミナルとして整備されました。中には天北線資料室もあります。有名な「常盤軒そば」も営業しています。ここのそばは蕎麦の実を皮ごと挽いているため麺が黒いです。蒸気機関車が走っていた時代からあるそうで、かなり年配のご夫婦がやっておられます。
 
駅員配置は、8時20分~16時40分で、みどりの窓口もある直営駅です。私が訪れた時には若い人が一人だけいました。「入場券を」と言うと、「機械のと硬いきっぷとありますが、どっちにされますか」と訊かれました。他にも何人か買っている人を見掛けました。
2013_080823_0424(常盤軒そば)
 
音威子府で1時間半近く停車する稚内発名寄行きの列車に乗っていたので、発車時刻まで駅周辺をうろうろしてみたり、蕎麦を食べたり、天北線資料室を覗いていたりしていました。それで列車に戻り、時間になって発車すると、さっきの駅員氏が駅舎から出て来て、列車の乗客に向って一礼しました。幹線ではありますが、古き良きローカル線の味を残した駅だったと思います。



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