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2015年12月29日 (火)

快速「風っこ奥久慈清流ライン」

2014_0517_0087_2(快速「風っこ奥久慈清流ライン」)
 「風っこ」は、キハ48形気動車を改造して2000(平成12)年に登場したトロッコ気動車です。2両編成で、JR東日本仙台支社小牛田運輸区所属です。2両とも、側面を大きく開けて、柵を設けただけの構造になり、外の風を体で感じることの出来る列車です。車内には木製ベンチのボックスシートが並び、各ボックスにはテーブルも備えられています。冬季や雨天時には窓ガラスをはめて通常の列車と同じように走ることも出来る他、急な天候不順の際には開口部の下(上?)からビニール製の雨除けが出て来るそうです。ただ、目の細かいビニールだそうで、眺望は全く期待できず、湿度が上がり車内は蒸し風呂状態になるとかならないとか、、、

冬季に運転される時には、車内のだるまストーブに実際に石炭で火を入れて、「風っこストーブ~」という列車名で運転されています。私は乗ったことがありませんが、結構暖かいそうです。

 仙台支社管内だけでなく、この列車は、JR東日本管内及び第三セクター路線で、頻繁に運転されています。JR東日本にジョイフルトレインは数多くありますが、トロッコ車両は当編成だけなので、春から秋にかけてのシーズン中はあちこちで引っ張りだこです。首都圏近郊にもよくやって来ます。

 快速「風っこ奥久慈清流ライン」は、水郡線の水戸~常陸大子間で運転される列車です。常陸大子には、袋田の滝という有名な観光名所がありますし、川では渓流釣りが楽しめます。私は昨年の4月に乗りましたが、春、夏、秋とここ最近、当該列車は年3回程運転されているようです。
2014_0517_0035(袋田の滝)

 昼少し前くらいに常陸大子に着いて、駅前から無料の観光周遊バスに乗りました。このバスは、「観光SLバス」と称して、SLの外観を模した車両に、シュッシュという煙の音まで再現されています。誰でも無料で乗ることが出来、土日祝日及び特定期間内に常陸大子駅~袋田滝本間で運行していましたが、大子町観光商工課によると、4月から運休しているそうです。検査の為なのか、廃止なのかはちょっとよくわかりません。
2014_0517_0065_2(観光SLバス)

 袋田の滝を見た後、茶屋で鮎の昼食を食べ、またSLバスで駅に戻りました。丁度駅近くで、「常陸国Yosakoi祭り」が開催されていました。

 それで、駅に戻り、14:01発の快速「風っこ奥久慈清流ライン」に乗ります。びゅうの旅行パックで混み合っているのかと思いきや、乗客は1両あたり10人程度とがらがらでした。パックは往路のみ利用だったのかもしれません。観光するには、復路の発車時刻が早いので…

Photo

2014_0517_0089(常陸大子にて)
 天気も良く、終点の水戸まで約2時間、心地よい風に吹かれていました。常陸大宮あたりまでくると大分開けて来ますが、それまでは久慈川の渓谷沿いに走ります。水戸のベッドタウンとなった沿線の宅地や農地を眺めながら、上菅谷着。ここで常陸太田発水戸行きの普通列車に先を越されます。そのため、えきねっとや指定席券売機で、この列車の指定券を買おうとすると、上菅谷で当該普通列車に乗り換えるような検索結果しか出ませんでした。何らかの補正操作が出来るのかもしれませんが。

2014_0517_0090(トロッコ車両)

2014_0517_0098(車内)

 上菅谷から先は宅地の割合が増えて来ます。水戸には16時過ぎに着きました。大半の観光列車であればこれくらいの時刻に復路の発駅を発車した頃です。少しく早いような気がします。しかし、常磐線の普通列車で上野まで2時間、特急でも1時間弱であることを考えると、丁度良いのかもしれません。

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