「北近畿タンゴ鉄道」(現:京都丹後鉄道)連絡乗車券
どうも最近、就職活動関係の用事で毎日忙しく、中々更新が出来ませんでした、、、
京都丹後鉄道は、福知山~宮津間と西舞鶴~豊岡間の路線を持つ、第三セクター鉄道です。元々は西舞鶴~豊岡間の国鉄宮津線を転換した鉄道会社でしたが、鉄道建設公団が途中まで建設していた福知山~宮津間を結ぶ宮福線を完成させました。JR福知山線、山陰本線の電化が完成すると同時に宮福線及び宮津~天橋立間を電化し、大阪京都と日本三景の天橋立を結ぶ特急列車の運行を開始しました。
三セク転換後は長らく、「北近畿タンゴ鉄道(KTR)」を名乗っていましたが、経営が悪化し、今年の4月1日から高速バス中堅の「WILLER EXPRESS(ウィラーエクスプレス)」を傘下に持つ「WILLER ALLIANCE(ウィラーアライアンス)」が列車の運行、乗車券類の発売などを引継ぎ、第二種鉄道事業者の「京都丹後鉄道」を設立し、KTRの事業を引き継ぎました。「北近畿タンゴ鉄道」は線路設備等を保有する事業体として存続しています。
京都丹後鉄道(略称:丹鉄)は、乗客の増加を目的として、地域公共交通(二次交通)との連携を強化したり、駅名の改称を行なったり、観光列車(「あかまつ」「あおまつ」「くろまつ」)の更なる強化、JR山陰本線に乗入れて京都まで走る「まいづる」(旧「タンゴディスカバリー」)用KTR8000形車両の改装(水戸岡デザイン)、既存普通列車用車両の美化に取り組んだりしています。その結果、今年の夏季輸送量は前年比113%の増加だったようです。(「あおまつ」福知山にて)
丹鉄になってからは、まだ乗っていませんが、北近畿タンゴ鉄道時代には何回も乗りました。本記事のきっぷは、KTR時代最後に乗った時のものです。経由表記が「福知山線・福知山・北近畿タンゴ」となっています。京都丹後鉄道に経営移管されてからは「北近畿タンゴ」の表記も無くなったと思われますが、どういう表記に変わったのか、将又変わっていないのかは、調査していないのではっきりわかりません。(日本三景「天橋立」)
福知山から天橋立までは快速「あおまつ」に乗りました。「あおまつ」は単行運転で自由席です。「あかまつ」には必要な乗車整理券は要りません。車内は観光客で一杯でした。アテンダントも乗務していて、カウンターでの喫茶営業やグッズの販売を行なっていました。内装は水戸岡デザインのもので、フローリングの床、ソファ席などで構成されています。天橋立までは小一時間程でしたが、「乗って楽しい」列車だったように思います。丹鉄になってからも基本的なダイヤは変わっていないので、「あおまつ」も検査日以外はそのまま運行しています。丹鉄がこの先更なる発展を遂げるのかどうか、じっくり見守っていきたいと思います。
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