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2015年12月22日 (火)

381系特急「こうのとり」

2014_0907_0001(三田にて)
 特急「こうのとり」は、新大阪~福知山・豊岡・城崎温泉間を福知山線経由で結んでいます。季節限定で、福知山発着列車の1往復が京都丹後鉄道(旧:北近畿タンゴ鉄道KTR)の天橋立まで延長運転しています。兵庫県北部の城崎温泉等への観光客輸送と、大阪神戸と兵庫県北部各都市間輸送、及び、福知山線沿線から大阪方面へ向かう通勤通学輸送を担っています。

 元々は特急「北近畿」という名称で、国鉄末期の1986年ダイヤ改正で誕生しました。これは福知山線宝塚~福知山間及び山陰本線福知山~城崎(現:城崎温泉)間の電化開業によるもので、それまでの気動車特急「まつかぜ」や急行「丹波」「だいせん」を統合したものでした。車両は当初から485系を直流化改造した183系が使用されました。この183系は車体構造が東日本に既に存在していた183系と似ていたため、番台区分のみで派生させた形式で、元は485系そのものです。そのため、485系とは併結出来ても、東日本の183系とは併結出来ないという妙なことになりました。実際は両者が出会うことは通常ありませんでしたので、大きな問題にはならなかったと思いますが。

 その後、2011(平成23)年3月のダイヤ改正で福知山線の特急「文殊」、「タンゴエクスプローラー」を統合する形で、「こうのとり」と名称変更がなされました。それと同時に、新型の287系が運用を開始し、183系は2013(平成25)年3月に運用離脱しました。それに代わって、2012(平成24)年6月1日から元日根野電車区の381系が福知山電車区に転属の上、運用に入りました。この381系は6連モノクラス編成及び元特急「くろしお」用の編成(非パノラマ編成)です。モノクラス編成は先に運用を離脱し廃車されました。この381系も今年10月31日を以て、289系(683系2000番台を直流化改造したもの)によって置き換えられました。
Photo
 381系の「こうのとり」に乗ったのは結局1回だけでした。家族で天橋立に行った時に、三田→福知山間で乗りました。休日ではありましたが、9月の閑散期であったため、自由席利用にしました。4両編成の短い特急で、1号車は全室グリーン車(乗客ゼロ)、2号車は指定席、3、4号車が自由席でした。私たちは4号車に乗りました。乗ってみると、座席はストッパー付の簡易リクライニングで、今の時代、お世辞にも快適とは言いかねる設備でした。新鋭の287系とは比べ物になりません。福知山線内では角度を限定して振り子機能を使用していたそうですが、それには気付きませんでした。若干の用務客と観光客が乗っていただけで、空いていました。

 福知山まで1時間弱乗って、降りました。381系自体は特急「やくも」でまだ現役ですが、あちらはリニューアルがなされ、かなり居住性は良くなっています。

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