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2015年9月 2日 (水)

快速「鎌倉紅葉号」

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 快速「鎌倉紅葉号」は、毎年11月末に一日限りの単発で運転される臨時列車です。青梅線の青梅を朝9時頃出発し、立川から南武線に入り、府中本町から武蔵野貨物線経由で鎌倉まで走ります。189系6両編成の内、4両程度が青梅線沿線発着のびゅう旅行商品専用の設定で残りの2両程度とパックの売れ残り席が一般発売用の指定席となっています。同様の列車は6月中旬にも運転されており、こちらは快速「鎌倉あじさい号」と命名されています。

 私は2年前の列車に乗りました。1週間前に指定席券売機で空席状況を見てみると、窓側は既に満席で通路側が数席残っているだけでした。取敢えず通路側を押えておいて、当日は国立でちょっと用事を済ませた後、立川に向いました。ここのみどりの窓口で聞いてみると窓側の空席があったのでそれに変更してもらいました。
2013_1130_0003(立川駅南武線の発車表示)

2013_1130_0004(立川にて)
 列車は南武線ホームの7番線からの発車でした。車両は長野総合車両センターの189系国鉄色6両編成で立川からの乗客も多く見受けられました。立川から鎌倉へ行くとなると、一旦八王子に出てそこから横浜線で横浜、横須賀線経由となり、乗換えが多く結構面倒ですがこの列車なら直通です。立川発車後すぐに車掌が検札に来ましたが、その際、私にだけ「指定券をお願いします」と言ったのでそれ以外の客はびゅうパックの申込者だと思われます。パック売れ残りの放出分を購入したようでした。

 列車は府中本町から武蔵野貨物線に入ります。この路線はJR東日本が第一種鉄道事業者ですが、実態は貨物専用線で、東海道本線方面からの貨物列車ばかりが走っています。全線が多摩丘陵の下をくぐるトンネルで、地上区間は梶ヶ谷貨物ターミナル付近の少しだけです。一般客は「南武線じゃないのか。この列車一体どこ走ってんだ。こんなとこに地下鉄なんか無いだろ」と言っていました。新鶴見信号場で運転停車した後、東海道貨物線(横須賀線)に入って、横浜にも停車した後、鎌倉へ向いました。
2013_1130_0057(鎌倉大仏)

2013_1130_0058(楓の紅葉)
 鎌倉に来たのは初めてでした。鶴岡八幡宮や鎌倉大仏を見に行きましたが、何しろ物凄い人の数でした。江ノ電にも乗りましたが、4両編成は満員後免で中央線の朝ラッシュ並みに混雑していました。紅葉はまだまだで、楓が所々でほんのり色付いていたくらいでした。毎年11月末の運転ですが、紅葉を見に行くのであればもう2週間くらい遅い方がいいような気もします。

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