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2015年9月 6日 (日)

快速「くびき野」

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 快速「くびき野」は、今年3月の北陸新幹線開業まで、信越本線の新井~新潟間で1日3往復運転されていた快速列車です。車両は新潟車両センターの485系6両編成で、その内1号車の半室がグリーン車指定席、1号車の残りと2号車が指定席、それ以外は自由席となっていました。新幹線開業後は115系使用の無名快速列車に置き換わっている他、ほぼ同区間の新井・上越妙高~新潟間に特急「しらゆき」が5往復運転されています。こちらは特急「北越」の代替感が強いですが。

 私は廃止前の3月1日に乗りました。別に新幹線開業で大きく変わる区間、路線に乗ろうと思って上越地方へ出掛けたわけでは無いのですが、結果的にはそうなっていました。当初は快速「越乃Shu*kura」に乗ろうと思っていたのですが、生憎冬期運休中でした。それで、北越急行の「ゆめぞら」に乗ってみようと思って、雪の十日町を散策しようか、ということで当日8時過ぎに多摩地方の中央快速線の駅から大宮へ向い、上越新幹線に乗ったのでした。

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 それで、「ゆめぞら」で雨の直江津に降り立ち、それから宿泊地の長岡へ行くために快速「くびき野5号」に乗りました。大きなカメラを持った人達がうろうろしていて、指定席に一般客はほぼ皆無でした。上越地方と県都新潟の往来にこの列車はよく利用されているようですが、その様子はちょっとわかりかねました。3月に入ったばかりで車窓は既に真っ暗。青海川付近で日本海が見える筈なのですが、防風柵の切れ目からちらっと暗い波濤がみえるくらいで、柵が切れる度に窓側の連れが「あ、海見えた」と教えてくれるのですが、私が目をやると柵しか見えず仕舞いでした。

 いつもは一人で出掛けるのですが、この時はもう一人連れがいました。その子の実家が小千谷で、帰省する序だから、と一日廻っていたのでした。長岡の駅で上越線に乗る、らしいので改札口で別れました。その次の日、私も北陸経由で実家へ帰りました。一人も良いんですが、気の合った人なら一緒に行くのも良いかな、と思った次第です。


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