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2015年6月の5件の記事

2015年6月27日 (土)

増毛駅入場券

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 JR北海道留萌本線の終着駅、増毛駅の硬券入場券です。増毛は無人駅のため、発行は留萌駅となっています。私が昨年10月に北海道全線完乗を果たした時に、記念として買い求めたものです。この入場券は駅前の「風待食堂」という建物の中にある観光案内所でおばちゃんが売っています。鉄道ファンの他、一部の人に御利益があるとかで、一般人の購入もあるそうです。入場券はもう1種類ありました。どんなものかは忘れてしまいましたが。
 留萌本線は昨年8月にも乗ったのですが、土砂崩れの影響で乗った列車は留萌までしか行かず、代行バスやタクシーも出ないということだったので、留萌の市街から錆びた線路を眺めて旭川に引き返しました。そのリベンジとして10月にもう一度、8月の時と同じ列車に乗って増毛へ向かいました。生憎の雨でしたが、その中に佇む駅舎はどうも風情があり、日本海の荒波の音を聞きながら折返しの1時間を過ごしました。駅舎の中では物産販売をやっており、「何かすぐ食べられそうなものってありますか?」と訊くと、「たこザンギぐらいですかね」と店の人が言うのでそれを買って帰りの列車の中でつまみました。同じものを買っている人が何人かいましたが、、、
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 北海道全線完乗を果たした増毛駅は思い出深い駅です。JR6社の中で私が完乗したのは今の所北海道だけです、、、住んでいるのは東京都内なのですが。

2015年6月25日 (木)

「青梅ライナー」(立席ライナー券)

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 JR東日本の首都圏では、東海道線と総武線、中央快速線などに定員制の通勤ライナーが運転されています。通勤輸送に特化した列車のため平日のみの運転で、朝は都心方面、夕方から夜にかけては都心発で、特急型車両を使い、快適に座って通勤できるように、と設定されています。全員着席できるのを売りにしていますので、全て定員制となっており、乗車の際には510円のライナー券の購入が必要となります。多くは号車のみ指定の整理券方式ですが、中央快速線青梅線の「中央ライナー」「青梅ライナー」は全車指定席で運転されています。東京発の下り列車はピーク時には30分毎、夜間は1時間毎の運転で、新宿発の特急「あずさ」「かいじ」系統と併せて新宿~立川間で15分毎の通勤特急体系を築いています。ほぼ満席で走っていることが多く、ホーム上のライナー券売機には警備員が常駐して発売状況を見張っています。それで、グリーン車普通車共に満席になると「売り切れました」と言いながら、残念な顔をする通勤客を無視して、にべも無く、シャッターを閉めます。東京、新宿で発売枚数がそれぞれ決まっており、東京駅で警備員に「売り切れ」と言われても、先発の快速で新宿まで先行して新宿駅ホーム上のライナー券売機を見るとまだ残席有り、となることもあります。

 基本的に全車指定席の通勤ライナーは、飛び込み乗車が認められておりませんが、警備員に「売り切れ」と言われても、どうしても乗りたい人もいるようで、デッキに立っている人も結構います。中央青梅ライナーは途中駅で快速を追い抜くので、早く帰りたいけれども、満席だった、という時に私も強行乗車したことがあります。デッキに立っていると、新宿を過ぎてから車掌が回って来て、「ライナー券を拝見します」。510円払って買いました。トイレに入っている人も、出て来るまでしっかり待って検札をしていました。それで渡されたのがこの補充券です。「全車指定席のためライナー券をお持ちでない方はご乗車できません」とか言っておきながらちゃんと「立席ライナー券」とも呼ぶべき補充券を用意していたのには少しく驚きでした。まあ、一つのデッキに多い時では5、6人は立っていますので、、、座れないのは何ですが…

2015年6月14日 (日)

長崎→西唐津(松浦鉄道経由)

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 JR九州小倉駅で発券してもらった「長崎→西唐津」のPOS券です。長崎から大村線、佐世保経由の松浦鉄道の通過連絡になっています。最初はJR西日本管内の駅で頼んだのですが、マルスに撥ねられました。それで小倉のJR九州窓口へ行ったのですが、こちらもどうやらマルスには撥ねられたようで、窓口氏は一旦後ろへ引っ込んでからもう一人連れて出てきました。その結果出て来たのがこのきっぷです。経由が2段表記になっているのが非常に珍しいです。マルス券であれば、通常、1行を超えた分は印字されず、手書きで追加することになりますが、何故かこのきっぷは最後まで一切省略することなく印字されています。しかも、通常第三セクター連絡の場合は接続駅のみを表記し、「盛岡・目時・青森」という様になるのですが、「佐世保・松浦鉄道・伊万里」としっかり印字されています。

 このきっぷは趣味本位で買ったのではありません。松浦鉄道経由で西唐津へ行くのがそもそも趣味本位かも知れませんが、、、実際、快速「シーサイドライナー」の車掌が検札に来た時、「ん?西唐津?あ、ハイ」と言ったくらいですから・・・前後のJR線を通算する「通過連絡運輸」を使えば、辛うじてJR線の距離が100kmを越え、学割の適用があったため、このきっぷを購入した訳です。バラバラだと各々が100kmに満たなかったため、割高になってしまうところでした。全国的に通過連絡運輸が縮小されていく中、松浦鉄道は西九州一円を中心に広範囲な設定がなされているようでした。

 

2015年6月 8日 (月)

寝台特急「カシオペア」(カシオペアデラックス)

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 寝台特急「カシオペア」は、上野~札幌間を結ぶ豪華寝台列車です。上野と札幌を結ぶ夜行列車は青函トンネル開通後「北斗星」が走り始め、この「カシオペア」はそのグレードアップ列車として1999年7月16日から運行を開始しました。全車A寝台個室の豪華仕様で、1、2号車はメゾネットタイプの「カシオペアスイート」、平屋タイプの「カシオペアデラックス」「カシオペアスイート(展望室)」、3号車は食堂車、12号車はラウンジカー、それ以外は2階建ての「カシオペアツイン」(一部平屋タイプ、車椅子対応あり)という12両編成になっています。食堂車では、ディナーのフランス料理、懐石御膳(どちらも要予約)が楽しめる列車です。

 北海道新幹線関連の廃止報道(現時点では噂に過ぎませんが。)により、閑散期でも1ヶ月前の10時には全個室が瞬殺されるようになりました。また、ディナー券も人気で、こちらは定員に対して枠が少ないため、特にフレンチはこれも10時には秒殺で無くなります。びゅうプラザを始めとする旅行会社がツアーに組み込んでいることも多くあります。その中でも「カシオペアスイート(展望室)」と「カシオペアデラックス」については10時打ち一発勝負になっていることが多々ありますが、それ以外は旅行社のパックである程度抜かれている(らしい)です。
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 私は、昨年9月末から10月にかけての北海道旅行の往路に利用しました。京阪神のとある駅で10時打ちをしてもらった所、「カシオペアデラックス」が取れました。ただディナー券(フランス料理)は発券に手間取ったこともあり、残数0になっていました。懐石御膳はまだ余裕があったのでこちらを取ってもらいました。寝台券以上にディナー券は難関です、、、
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 上野16時20分発ですが、列車は15時35分に入線します。2号車1番個室の自室は平屋ということもあり、かなり広々としていました。同じ豪華寝台列車でも「トワイライトエクスプレス」が「豪華絢爛」と言うに相応しい内装なのに対して、「カシオペア」は割とシンプルです。余り装飾等は無く、どちらかと言えば機能美に溢れたデザイン、という感じでした。

2014_100531eos0053(カシオペアデラックス室内)
 スイートとデラックスにはウェルカムドリンクがあり、車販も1号車から回って来る等、他に比べて優遇されています。ディナーについてはまた別の機会に書くことにします。道中の出来事を一つ一つ記して行きたい所ですが、長くなり過ぎるのでそれは止めておきます。これから乗られる方の楽しみを半減させることにもなりますので、、、

 そうして一夜明けて目が覚めると列車はまもなく八雲に着くところでした。朝の内浦湾は東の朝日に輝き、モーニングの紅茶を部屋で飲みながらそれをじっと眺めていました。洞爺を過ぎる頃食堂車へ朝食を食べに行きました。頼めばスイート、デラックスはルームサービスにしてくれるのですが。海を眺めながらの朝食は格別でした。
2014_100531_0137(食堂車での朝食)

 「カシオペア」は札幌に9時32着です。今は11時15分に変更されていますが。17時間という時間は余りにも早かったような気がします。勇払原野を過ぎ、札幌都市圏の街並みを眺めるとまもなく札幌に到着です。名残惜しいですが、列車を後にしました、、、

 「カシオペア」は北海道行きの豪華寝台列車の中では最後まで残りそうですが、新幹線が出来れば恐らく廃止されるでしょう。その後はJR東日本管内をちょこまか走るクルーズ列車として使われると思います。しかし、1200km以上を走り、目が覚めれば内浦湾と北海道の原野を眺められる、これこそが北海道豪華寝台列車なのであり、それでいてこそ乗る価値があるのだと私は思います。自社管内だけをちょこちょこと走り、莫大な金額設定にして金持ち専用のクルーズトレインを走らせて、それに乗ってもどうしようも無いように思います。速さと収益性ばかりを追い求めて、夢を無くす、残念ながらこれが今の日本の鉄道会社のやり方なのでしょう。消費者のニーズを聞かない殿様商売をしているのが鉄道会社だとも言われます。果してこれでいいのでしょうか。「旅」の本質は収益性でも速達性でもなく、ゆっくり夢を追い求めることにあるのだと、私はそう思います。

 

2015年6月 6日 (土)

快速「高田お花見号」

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 快速「高田お花見号」は高田~新潟間を結ぶ臨時列車です。毎年、上越市にある高田城の桜が満開になる時期の土日に4日ほど運転されています。車両は昨年度まで新潟車両センターの485系3000番台(リニューアル車)8両編成でしたが、今年度からE653系7両編成(特急「いなほ」用)に変っています。信越山線の第三セクター化で存続が危ぶまれましたが、JR東日本とえちごトキめき鉄道の乗入れは活発で、特急「しらゆき」を始め、新潟~新井、糸魚川間の快速列車、「越乃Shu*kura」、行楽臨時列車等々が多数走っています。この「高田お花見号」も高田発着で残っています。
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私は昨年の4月に乗りました。高田城の桜は特に夜桜が有名で、この列車も新潟を14時頃発車し、帰りは高田19時頃発という設定で夜桜鑑賞の観光客を運んでいます。8両編成の内、半室がグリーン席、残りの5.5両が指定席、2両が自由席でした。指定席はほぼ満席で、1週間程前にこの列車の指定席の空席を調べた所、0席でした。とりあえずグリーン車を押えた後、前日に普通車指定席へ変更しました。この列車を利用した新潟長岡方面からの「びゅうプラザ」旅行パックが設定されていたようで、売れ残った席が前日になって放出されたようです。高田からは指定席車両のデッキまで人で埋まりましたが、その大半は直江津で降りて行きました。あとは長岡で新幹線に乗り換えた客が少数いたくらいで、終点新潟まで乗車率はほぼ横這いでした。
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高田城の夜桜は綺麗でした。ただ、人の数もすごかったですが、、、北陸新幹線が開通した今年は、上越妙高‐長野間の臨時「はくたか」が2本運転されていました。長野方面からの客と、東京方面からの長距離客を狙ったものでしょう。臨時「はくたか」は長野で「かがやき」に接続していました。そのせいか、首都圏で「高田夜桜」のパンフレットを多数見掛けました。

 

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